MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

シルクのタッチ

2011年10月01日 | 木曜日のボール

ヴァンフォーレ、ホームで敗れる。 (甲府 0-1 川崎)

う~~~ん、マイク 1発は決めようね
そこまではいってるんだから。

にしても、ジュニーニョが効いていた。
動きの質と量。クオリティ高いさぁ。

だから憲剛、持つと必ずジュニーニョを見るもの。
ふたりでかなり出来ちゃうのが、うらやましくも素晴らしい。

そしてなにより、ため息を誘うのがファーストタッチだ。
美しいファーストタッチは、サッカーの最高部類の見所だ。

ファーストタッチひとつで、感嘆のため息と、落胆のため息が錯綜する。
感嘆させてくれたのがジュニともうひとり、わが甲府のパウリーニョだった。

ブラジル人ふたりのファーストタッチと比べると、
日本人選手のファーストタッチは・・・・・・拙い、ゆるい、あまい。ぎこちない。
シルクと木綿の違いだ。(業種によっては木綿がいい場合もあるぜ!)

スっと止まるだけでなく、次の動き出しに直結しているし、
なおかつ、寄せてくる相手の予想を裏切る位置にボールを置ける。
早いはなし、おしゃれなのよ。

しかも、ふたりとも両チームでもっともマークがキツいにもかかわらず。
やるなぁ ジュニ&パウ



で、スタンドで落胆のため息をつかせてくれたのが・・・・・・

わたしのとなりで、独演会をしていた先輩・後輩コンビ。
お題は、「甲府サポの嘆き」ってとこだ。

先輩の方が、通路にじかに座って、きいたふうなクチをきく。
それを後輩が、前の席から半身になって後ろを振り返り、相槌をうつ。

先輩が後輩に解説する体(てい)で、実はまわりにも聞かせたいらしく、
先輩の声はデカいし、すでにしゃがれ気味だ。

じゃまくさっ

それにしては先輩、甲府の選手の名前を言わないのさ。
「13番のひと」とか、「ここは20番より14番のほうが」とか、全員背番号で呼ぶのだ。

知ってるのに言わない感じ?
なおじゃまくさっ

名人芸は、後輩の方だ。
ゲームを見つつ、先輩の方を振り向き感心しつつ、携帯もイジると^^

後頭部にケリ入れたろか? 木綿のタッチで。


しっかりなさい

2011年10月01日 | A DAY IN THE LIFE

そうか、永 六輔はパーキンソン病を患っていたのか。

わたしはもうてっきり年のせいだとばかり思い込んでいました。
不明を恥じるのみです。

モハメド・アリと同じ病です。

そして同じように病をさらして生きています。
隠したり、こもったりせず堂々と。

思い込みのみで、簡単に人を判断してはいけないぞと、身に染みています。
まるっきり正反対の評価になってしまう恐ろしさよ。