ヴァンフォーレ、ホームで敗れる。 (甲府 0-1 川崎)
う~~~ん、マイク 1発は決めようね
そこまではいってるんだから。
にしても、ジュニーニョが効いていた。
動きの質と量。クオリティ高いさぁ。
だから憲剛、持つと必ずジュニーニョを見るもの。
ふたりでかなり出来ちゃうのが、うらやましくも素晴らしい。
そしてなにより、ため息を誘うのがファーストタッチだ。
美しいファーストタッチは、サッカーの最高部類の見所だ。
ファーストタッチひとつで、感嘆のため息と、落胆のため息が錯綜する。
感嘆させてくれたのがジュニともうひとり、わが甲府のパウリーニョだった。
ブラジル人ふたりのファーストタッチと比べると、
日本人選手のファーストタッチは・・・・・・拙い、ゆるい、あまい。ぎこちない。
シルクと木綿の違いだ。(業種によっては木綿がいい場合もあるぜ!)
スっと止まるだけでなく、次の動き出しに直結しているし、
なおかつ、寄せてくる相手の予想を裏切る位置にボールを置ける。
早いはなし、おしゃれなのよ。
しかも、ふたりとも両チームでもっともマークがキツいにもかかわらず。
やるなぁ ジュニ&パウ
で、スタンドで落胆のため息をつかせてくれたのが・・・・・・
わたしのとなりで、独演会をしていた先輩・後輩コンビ。
お題は、「甲府サポの嘆き」ってとこだ。
先輩の方が、通路にじかに座って、きいたふうなクチをきく。
それを後輩が、前の席から半身になって後ろを振り返り、相槌をうつ。
先輩が後輩に解説する体(てい)で、実はまわりにも聞かせたいらしく、
先輩の声はデカいし、すでにしゃがれ気味だ。
じゃまくさっ
それにしては先輩、甲府の選手の名前を言わないのさ。
「13番のひと」とか、「ここは20番より14番のほうが」とか、全員背番号で呼ぶのだ。
知ってるのに言わない感じ?
なおじゃまくさっ
名人芸は、後輩の方だ。
ゲームを見つつ、先輩の方を振り向き感心しつつ、携帯もイジると^^
後頭部にケリ入れたろか? 木綿のタッチで。
そうか、永 六輔はパーキンソン病を患っていたのか。
わたしはもうてっきり年のせいだとばかり思い込んでいました。
不明を恥じるのみです。
モハメド・アリと同じ病です。
そして同じように病をさらして生きています。
隠したり、こもったりせず堂々と。
思い込みのみで、簡単に人を判断してはいけないぞと、身に染みています。
まるっきり正反対の評価になってしまう恐ろしさよ。