MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

浄化

2014年07月01日 | 木曜日のボール

とうに心は折れたはず・・・・・・

もう身体も動かない。
ほとんどの選手が足をつっているのに。

1点返す。
まだあきらめていない・・・・・・。


 ドイツとアルジェリア

30年を超える因縁も、この試合で浄化されたような気がする。
なんの関係もない日本人でさえそう思う、そんなゲームだった。

  1982年のスペイン大会で、
  当時の西ドイツとオーストリアは、1次リーグ最後の試合でフットボールを殺した。
 
  談合、八百長、出来レース。
  いろいろ言われた挙句、西ドイツは決勝でイタリアに敗れた。

  少なくともアルジェリア人は思ったはず、因果応報だと。
  それほど醜く酷かったのだ、あの試合は。

  アルジェリアこそ2次リーグに進むべきだった。
  ジェルミ、アサドといった素晴らしい選手が躍動していた。
  あのマジェールもいたんだっけ・・・・・・


~幾年月、2014 この日のドイツは素晴らしかった。
2点目を決めたエジル↓

解説の宮澤ミシェルがこう言った

「ごめんね、これで決めるよ。って言ってるみたいなシュートでした」



その直後、ほぼありえないシーンを見ることになる・・・・・・。
決めてなかった。
決められたなんて思ってなかった。

アルジェリアのゴールに絶叫した宮澤ミシェルを、ふたたび引用しよう・

「サッカーを超えた何かね・・・・・・」


連日、朝から大声を発しているボク。
もう、こんな試合を見せられるとしんどい。 スーパーおもしろくて疲れるのさ^^