MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

ロングスローは控えめに

2020年11月29日 | 木曜日のボール

無理から見開きページシリーズ その3だ。


間違えた。
これは美しい美しいアユニさんだ。



あらためて・・・これだ↓


ナンバープラス、欧州蹴球名鑑2020-2021の特集記事。

チャンピオンズリーグのラス4に残ったチームのうち、3チームの監督がこの閨閥に入っている。
パリのトゥヘル、バイエルンのフリック、ライプツィヒのナーゲルマンだ。
中心にいるのが、ラルフ・ラングニック(Ralf RANGNICK)
通称“教授” ラングニック派の長だ。

見てわかるのは、ジダンのようなスーパースター出身の監督がいないことだ。
例外は唯一、ペップ・グアルディオラだけだ。

不肖ワタシ、監督はもちろん、戦術やシステムなんかでサッカーは見ない。
はっきり言って、んなもんどーでもいいとさえ思っている。
ただ、あのチャンピオンズリーグのファイナルを観てしまうと、、、
こーゆー記事も気になるっちゃー気になり、事実 ひじょーに興味深く読んでしまった。
※ text by 木崎伸也

気になったところを箇条書きで引用しまっせ。 

① 現代サッカーはプレーが速く、意思決定の速さがとても大事だ。
  クリエイティブな解決策を、瞬時に見つけられるようにしなければならない。

② チャンスでゴールを決めるには、テンポとウイット(機転)が必要だ。
  ちょっとした機転が攻撃を加速する。
  ボールを失ったら5秒以内に奪い返し、10秒以内にシュートまでいく。
  時間が経つほど相手は守備を整え、得点チャンスが小さくなるからだ。


・・・ここらあたりは常識の範疇ともいえる。
ただ、日本の高校生の試合を見ていて滅入るのは、ロングスローの多用だ。
ロングスロー要員?みたいな選手が、同じようなロングボールを助走をつけて放り込む。
当然守備側は、それに備える時間がじゅうぶんある。
②の時間が経つほど相手は守備を整え~ とは指向方向が逆だ。
なにより、ロングスローで試合の流れが分断されることにイラつく自分がいる。またぁ?
ところが、、、高校生だから案外それで点が入ってしまう^^



③ バイエルンはボールを持っている時にも、持っていない時にも最高レベルの戦術を見せた。
  今回のCLでわかったのは、局面ごとの戦術を突き詰めていないチームは、もはや勝てないということ。
  バイエルンのハイプレスは自動化されていた。
  パリのプレスも凄かったが、彼らは年間を通して取り組んでいたわけではない。
  バイエルンはフリックになってから、ずっとそれをやっていた。

④ ファイナルサードでボールを失うことは問題ではない。
  なぜなら取り返せば、即チャンスになるからだ。

⑤ ペップが発展させた「ティキタカ」や「ポジショナルプレー」が一時代を築いたが、
  もはや完璧さの追求だけでは王者にはなれない。
  90分間ノンストップでカオスを生み出し、それを制するインテンシティを持つ者が、
  新たな時代の支配者になろうとしている。


□□□□□□


・・・たまには旬な戦術に目を通すのも楽しい。あくまで、たまにはね。
同誌では、戸田和幸がシームレス時代のフットボール観戦術も伝授してくれる。
観戦するうえでの注意事項、論点が5個ある。 
ここではかるく触れるだけに。
興味がある人は本屋へGO!


論点1 【試合の選び方】
    戸田は09~10シーズンのインテル対バルサ戦を最近見て、曖昧で、遅い、と感じたそう。

論点2 【ビルドアップ】
    ビルドアップの際の中盤のセンター(通称アンカー)を意識せよ。

論点3 【ゴールキック】
    なぜアーセナルは右から展開するのか? 今や立派なセットプレー?

論点4 【5人交代制】
    プラス給水タイム採用で、アメフトのクオーター制に近づく。。。

論点5 【ゴール前のくずし】
    ファンタジスタの魔法は過去のもの? より意図的で再現性の高いゴールが増えている。


古いヤツとお思いでしょうが、
古いやつほど新しいものを欲しがるものでございます・・・
がしかし、守備を免除された古き良き魔法使いたちのプレーも欲しいワタシです。





ラルフ “教授” ラングニック


カエルノウタが聞こえてくるよ

2020年11月29日 | A DAY IN THE LIFE

昨夜、岩井俊二監督の「ラストレター」を観た。




フツーにサッカーが上手い広瀬すずと、
リフティング4回(ホントは0回)の森 七菜がそれはそれは見事でキレイだった。

そして岩井俊二といえば「六月の勝利の歌を忘れない」の監督だ。
日韓ワールドカップの時の日本代表を追ったドキュメントだ。
観たくて見たくて、よーやく手にしたDVDだったが、未だに2枚組の1枚しか観ていない^^

年を取ると、根気がなくなるのよ。
ま、なくなりはしないが、大幅に減少するみたいだ。。。
さっきもあるMVを観ながら、寝落ちしたばっかりだ _| ̄|○

でも「ラストレター」は最初から最後まで眠くならずに完走できたわけだから、
なんというか、ものによるわけだ^^

映画の中で、松たか子が福山雅治にこんなようなことを言う:

(自殺した)姉のふりをして手紙を書いていると、姉がまだ生きているよう感じる。
ひとが思い続けるかぎり、ひとは死なないんじゃないかな・・・

と、ここで サッカー小僧は当然マラドーナの顔が浮かぶ。
あいつは死ぬことはないなぁ と。
彼が体に彫り込んだチェ・ゲバラのように、ずっと人々の心に生き続けるんだろうなぁ と。

ひるがえって、オレたち市井の何者でもない人間は、いつか完全に死ぬ日が来る。
誰も思い出す人がいなくなった時、ひとはホントに死ぬんだろう。
オーケー、それでいい。

だから、マラドーナやゲバラは永遠なのだ。

 



↑ 無理からページ見開きシリーズ 第2弾じゃ。


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「ラストレター」のエンドロール、バックに森七菜が歌う曲が流れる。
これがいい曲過ぎて、あっという間に頭にこびりつく。

その流れで、車庫のシャッターを下ろし、家の門扉を閉めようと外に出る。
もう、夜も11時を過ぎていたからあたりには誰もいない・・・はず。
シャッター通りのシャッターがサビつき、近所には無人の家が点在する街だ。
安心して頭にこびりついた歌を口ずさむ・・・というより大声でハミングする・・・
・・・と、なんということでしょう うら若き女性が目の端に現れる。

この時間に、ここ通る?
それもあなたみたいなキレイな女性が、ひとりで。。。ありえんだろ
門扉にチャリのワイヤーキーを掛けながら、
完全に聞かれたであろうカエルノウタの言い訳をどーしましょ^^
煉獄さんじゃないが、穴があったら入りたい! いや、無くても入りたい!


森七菜 カエルノウタ Music Video