MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

二流が一流に勝つ

2021年01月11日 | 木曜日のボール

山梨学院 優勝

タイトルの二流云々は、けっして僕が言ったわけではなく(言いそうだけど)
青森山田戦前のガクイン横森総監督の発言です。
正確には:

「二流が一流に挑む格好になるが、努力だけは怠らずにやってきた。
 勝てるチャンスはある」

見事、その通りになった。素晴らしい!
アップセットを見るのは爽快だ。


キャプテンにして守護神 熊倉 匠


個人的なスケジュールはというと、前半だけ観戦し(1-0)
今日以降、面会が禁止になる母の介護施設へ向かう。
施設とーちゃこ時点で同点になっていた(1-1)

僕のサッカー好きを知っているケアマネの第一声が、
「学院、追いつかれちゃいましたね」

「まあ 強いからね~」

と、すぐ青森山田の逆転弾が入る・・・やっぱりぃ~~~で(1-2)

「順当っちゃー順当・・・ちょっとレベルが違うもんなぁ」 

青森山田の優勝を確信しつつ母との短い逢瀬^^を楽しんでいると、
ロビーから実況アナの絶叫がする・・・もしやのまさかか?
もしやのまさかで(2-2)

明日からの1か月?を、よろしくお願いして施設を出る(まだ2-2)
施設を出た途端に試合のことを忘れ^^、途中でコンビニに寄る。
チャリで15分くらいの道のり、帰ってテレビをつけると、、、延長前半の終盤だった。
おお! まだやっとる・・・ガクイン、大したもんだと感心。
こりゃPKまでいくかも・・・守護神がいるぞ、こっちは (こっち、になってる^^)


全国を勝ち残った2チームに共通するのはガタイの強靭さだ。
デュエル(1対1)での優位性と、圧倒的な身体的強さ、プレーの強度。
ヘディングの高さは常軌を逸しているほどで、いわゆる空中戦はド迫力のひとこと。
青森山田のアフリカ系ハーフの選手なんか、完全に大人の体だ。

そのフィジカルエリートぶりは
30年前くらいの中国代表チームを思い出してしまったほどだ。 例えが相変わらず、ふるっ
高校サッカー、しばらくはこういう方向へ行くんだろうなぁ と、ちょっと危惧もある。
ドリブル至上主義者としては、身体的優位性より変幻自在なテクやパスワークが見たい。

もひとつは例のロングスロー問題・・・問題かどうかは意見が分かれるけど。
両チームとも驚異のスロアーを持っている。
青森山田は2番、右サイドのDFがロングスロー要員だった。
つまり、左サイドのスローイングの場合、
彼はピッチを横断どころか、対角線上をはるばるやって来るのだ。。。
ワタシはこの待ち時間、「はい、暫時スロアー待ちで~す」的時間が好きじゃない。
せっかちなもんで、『ちゃっちゃと投げろ』とついつい毒づいてしまう。

ちなみに解説していたジョーとウッチーは、ロングスロー肯定派だった。
というか、そこはテレビだから、とも言える。
となりでアナが賛美しまくるわけだから、ちゃっちゃと投げろ、とは言えんし^^
見方がヒネクレテルぞ、ジジイ^^

そーいえば、昨日の女子決勝のアナウンサー氏もうるさかったなぁ・・・
感動の押し売り、賛美しまくり、というか、物語や美談が優先する実況は邪魔なだけだが、
なくならないってことは、どうやら好きなのよ~~~視聴者、一般大衆は。


なんだかんだブーブー言いつつ、高校サッカー見続けているワタシです^^
PK戦の、あのスポットに立てるだけで尊敬します。
いつも言いますが、ワタシなら即死ですから。

コロナ禍の中、男女とも無事終了してなによりでした。