静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文と居酒屋放浪記です。
土曜と日曜はお休みです。

鹿島屋@新さんまで

2016年09月08日 07時02分30秒 | 居酒屋
鹿島屋@新さんまで

 今日の飲み会は鹿島屋さんです。
いつもながら賑わっているお店の奥に予約の席がありました。
メンバーがそろって、まずは生ビールで乾杯です。



 きちっと管理された生ビールは最高の味わいですね。



お通しは煮びたしでした。
お通し不要論を持つ私ですが、きちんとしたお通しならまあ目をつぶることにしましょう。
さて、何をいただこうかな。



 メニューを見ますと、季節らしくサンマがありました。
その中からまずはさんまのお造りです。
見た目も鮮やかでして、脂が乗っています。
この時期でなければ味わえませんから、これは外せませんね。





 こちらは定番のおつまみで、「はんぺんフライ」に「鹿島豆腐」です。
大体毎回同じ注文というのが分かります。
ビールも空いてこちらも定番の日本酒です。



 銘柄はもちろん、「磯自慢」です。
これをぬる燗でいただくとほのかに香りが漂って、最高のお酒になります。
磯自慢は冷やで飲むものだと思っている輩が多いですが、分かってないですね。



 そこにようやくやってきたのがこれです。
「新さんま塩焼き」
これは旨そうだ。
思わずつばを飲み込みました。



 今シーズン初めてのご対面になるサンマちゃんです。
おや、なかなかの男前ですね。
いやいや美人なのかもしれませんが、まずは一箸いただきましょう。
うーん、身がほっこりしていて美味しいですね。



 思わずお酒が進んで二本目です。
なお、二合徳利ですから量はしっかりあります。
お客さんも立て込んできてお店も賑やかになってきました。



 おつまみの追加で、「タコの唐揚」です。
これは初めていただきましたが、カリッとしていてよかったです。
うーん、もう1本お酒下さい。



 ゆっくりと飲んでいるとお店からのサービスでお新香も出てきました。
ご主人が様子を見ながら出してくれる嬉しいサービスです。
最後の口直しには最適ですね。



  今夜ものんびりと小1時間の滞在でお会計です。
一人当たり3000円弱で十分楽しめました。
どうもごちそうさまでした。


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晩杯屋@武蔵小山

2016年09月07日 07時05分51秒 | 居酒屋
晩杯屋@武蔵小山

武蔵小山の二軒目です。
初めに予定していたお店に向かいますが、どうやらまだ開店されていないようでした。
そこで予定を変更してもう1軒のお店に向かいました。
それがこの、「晩杯屋」さんです。



 現在「晩杯屋」さんは首都圏に続々と新店舗を出していますが、その第1店目がこちらの武蔵小山です。
とはいってもかつては場所も違ってかなり小さなお店でした。
確か10年ほど前に一度来たことがあります。
それがあれよあれよという間に拡大を重ねていって、現在では一大勢力になってきていますね。

 そしてこの本家武蔵小山でも、かなりの大箱に移動しました。
さっそく入ってみることにします。
平日なのでお店は意外に空いていてのんびりと立ち飲みできました。
まずはファーストドリンクです。



 私はお店のおすすめ、「ゴールデンチューハイ」をいただきました。
プレーンのチューハイに何かのエキスを入れたもので、なかなか面白い味です。
まだできたばかりのお店ですから清潔で気分が良いですね。



 おつまみの注文は紙に書いて渡します。
最初に出てきたのは「まぐろ山掛け」です。
本日初めての魚介系で、新鮮な味でした。
味の素の瓶が新鮮です。



 変わったもので、揚げニンニクです。
味噌をつけていただきますが、ほくほくしていて美味しいです。
ただしどうしても翌日に残りますから、その覚悟は必要です。
たったこれだけなのに不思議なものですね。



 そして以前から食べたくても手が出なかったこれです。
この中に納豆が隠れている、「納豆オムレツ」です。
注文のたびに焼いてくれるんですが、一人ですとどうしてもしり込みしてしまうので今回初めていただきました。
まさに思った通りの味でした。



 さらには、「ちくわ天」です。
ちくわって、そのままですと何でもない食べ物ですが、揚げるとかなり能力が高まりますね。
それも揚げたては最高です。



 ドリンクのお代わりは普通のチューハイにしました。
締めはやっぱりプレーンが良いですね。
しかしどうやったらこれだけ安くてうまいつまみを安定して提供できるんでしょうかね。
どこの晩杯屋さんに行っても感心します。

 さて、そろそろ時間が来たのでここでお会計をします。
こちらでも一人当たり千円ほどですから、今回の居酒屋さんはみなさん安く済んでいますね。
ところが問題はこの後でした。

 最初に予定していたお店に行くもまだ空いておらず、急きょ別のお店を探します。
大体こういう場合に上手く行ったためしがなく、思った通りにお店が見つかりません。
うろうろと彷徨った挙句ギブアップでした。
まあ今回はどのお店でもしっかりと飲みましたからこれで十分です。

 あきらめて目黒に帰り、品川経由で東海道線に乗り込みました。
そのわけでいつもよりも小1時間は早く静岡に着きましたが、これで大満足でした。
あと、もう1枚切符の残りがあるので、9月9日に最後のツアーをする予定です。
おつかれさまでした。



 
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牛太郎@武蔵小山

2016年09月06日 07時10分55秒 | お知らせ
牛太郎@武蔵小山

 錦糸町から秋葉原に戻り、山手線で目黒に進みます。
そこから東急に乗り換えて、本日のメイン会場に向かいます。
東急目黒線は昔「目蒲線」と呼ばれていて、私にはおなじみの路線ですが、この電車に乗るのは同窓会以来です。

 降り立った駅は、「武蔵小山」でした。
駅から徒歩でおなじみのお店に向かいます。
このお店には何回か来たことがありますが、最近はご無沙汰していて、6年ぶりぐらいでしょうか。



 無事にお店には着きましたが、まだ開店時間の20分ほども前です。
当然のれんは出ていませんが、中をのぞいてみると半分ほどもお客さんが入っていてびっくりしました。
入口から入って中の店員さんにおずおずとお聞きします。

 「すいません、入っても大丈夫でしょうか」
「ああ、出るまで時間がかかるよ」
「じゃあ、座らせていただきます」
正面カウンターの空いた席に座りました。

 お客さんはいずれも地元の常連さんらしい年配の男性一人客で、その半分ほどはすでにお酒を飲んでいます。
たぶん常連さんだけにはこのフライングが許されるんでしょう。
私たちはもちろん初心者なので大人しくしています。
お店にはほかのお客さんもどんどんと入ってきて、開店時間の少し前にはほぼ満員の状態になりました。

 そうこうしているうちに何とか準備が整ったようで、ご主人に声を掛けられました。
「お飲み物は?」
「瓶ビールください」
ご主人はちゃんと入店した順番を覚えているようで、席に座った順番にドリンクを出してくれます。



 まずはアサヒで乾杯です。
一通り行きわたった後で入口ののれんが掛かり、本格的な開店状態になりました。
そこで注文を聞かれたのですかさず、「とんちゃんに煮込み、ガツ酢にお新香下さい」
この機会を逃さじと、勢い余っての注文です。

 お客さんはみなさん手慣れたもので、しっかりとアイコンタクトを取っての注文です。
こういうお店で声を出して呼びかけたり、ほかの方の注文に割り込んだりしてはいけません。
皆さんさすがにマナーが良いです。



 まずは「煮込み」です。
注文を受けると大なべから小鉢によそってくれます。
量もしっかりあって美味しい煮込みですね。



 そして「とんちゃん」です。
煮込みと似ていますが、汁けが少なく味付けも濃い目です。
たぶん使っている部位が違うんだと思いますが、私にはよくわかりません。



 そしてガツ酢です。
逆にこれはさっぱりした味付けですから、口直しにも良いです。
辛子を混ぜていただきます。



 最後にキュウリのお新香です。
この4品がいずれも1皿100円少々という廉価ですから、大したものですね。
こういうのを、「近くにあったら通ってしまうお店」というんでしょう。(笑)

 ここでお隣のお客さんとあれこれお話をさせていただきます。
やはり大の常連さんで、いろいろと事情に詳しい方でした。
小瓶の瓶ビールから初めて、ショーチューの水割りを美味しそうに飲んでいらっしゃいました。
見ている限りでは、常連の皆さんはあまりおつまみを食べないようでした。



 ドリンクのお代わりは悩みましたが、「バイスサワー」にしました。
これですっきり口直しです。
相方は地道に「ホッピー」でしたが、これも人気でした。




 もう一皿と考えたのが、「トマト」です。
なにも掛けずにこのままいただきます。
そういえば卓上には調味料はまったく置いてありませんでした。



 お客さんのほとんどが一人客だということもあって、店内は静かです。
お客さん同士での世間話はもちろんありますが、声高になったり騒いだりする方は一人もなく、まさに紳士の社交場という雰囲気でした。
お会計も一人千円でおつりがくるほどですから、まさにせんベロでした。
久しぶりの牛太郎さん、まさに「働く人の酒場」でした。



 どうもごちそうさまでした。
お店を出て、武蔵小山の二軒目に向かいます。




 

 


 
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馬力@錦糸町

2016年09月05日 07時17分43秒 | 居酒屋
馬力@錦糸町

 浅草橋からもう一度総武線に乗って、本日の飲み歩き1軒目は錦糸町です。
こちらのお店で珍しいホルモン料理を食べようとやってきました。
暑い日差しの中をしばらく歩いて、無事にお店を見つけました。
こちらが、「馬力」さんの本店です。



 今の時期は競馬もあまり盛んではないのでお店は空いていますね。
広いお店ですが先客は一組だけで、席も選び放題でした。
入口そばの席に座って、まずは瓶ビールの注文です。



 出てきたのはアサヒでした。
それでは乾杯です。
まずは、クーポンでサービスの「馬力漬け」をいただくことにします。



 それが最初に出てきました。
どんなものかと言いますと、(多分)馬のモツを茹でて、酢醤油のたれに漬けたものでした。
これが結構濃い目の味付けで、お酢も効いています。
良いアテになりますが、これだけでも一人では多い量です。



 そして待望の一皿が出てきました。
「ホルモン刺し盛り」です。
いろいろなホルモンが盛り合わされていますね。
全部で5種類の盛り合わせですが、私がわかるのはその半分だけでした。

 完全に生というわけではなくものによっては軽く湯通しされているものもあります。
それでもこの手の生刺しは他では食べられませんから貴重な一皿でした。
これを食べてこそ馬力さんに来たかいがあるというものです。



 そしてさらに白眉はこれです。
なんと、「馬のレバ刺し」です。
私自身もこれをいただくのはかなりの久しぶりになります。
どうやら馬の場合は、生レバーもまだ大丈夫なようですね。

 豚に比べると少し落ちますが、牛のレバ刺しよりもこちらのほうが美味しいと思いました。
こちらはニンニク醤油でいただきましょう。
口中でとろけるレバーは最高の出来でした。
これはビールが進みます。



 そうなるともちろんホッピーです。
こちらのお店では嬉しいことにナカがたっぷり目ですね。
とはいえ1軒目ですからあまり張り切り過ぎないように抑えて飲んではいます。

 お客さんも入ってはきますが、それほど多くはありません。
もう少し込み合うかと思いましたが、まったく大丈夫で最後までお店は静かでした。
そのおかげでのんびりと飲めますから、これはラッキーでした。



 そしてナカのお代わりです。
これでしっかり酔いが回ってきました。
今日は最初から大当たりでなかなか良い出足です。
1時間以上も過ごしてしまいましたが、ここでお会計です。

 二人で3千円ほどですからやはり安いですね。
なお、今回はすべてコストパフォーマンスの良いお店ばかりでした。
お店を出て、錦糸町の駅に戻ります。

 ごちそうさまでした。
コメント (6)
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幸貴@浅草橋

2016年09月04日 07時23分20秒 | ラーメン(静岡県以外)
幸貴@浅草橋

 今日は今季4回目の東京遠征です。
まずは例によって鈍行列車で熱海まで。
電車の出発を待ちわびての、車内乾杯です。
いつものことながら、午前中のお酒は美味しいですね。



 東海道線を降りた駅は東京です。
そこから秋葉原に出て、総武線です。
今回も秋葉原での乗り換えでは苦労しました。
電車はすぐに「浅草橋」の駅に着きました。

 本日のラーメンはこの駅にあるということで、あたりを捜し歩きます。
このお店は6年ほど前の「dancyu」さんに出ていたお店で、その時から機会があったら行こうと思っていました。
お店は何とか見つかって一安心です。
こちらがガード下の名店、「幸貴」さんです。



 カウンターだけ5席という小さなお店で、ちょうど2席だけ空いていました。
後ろのガラス戸を開けて中に入ります。
お客さんはいずれも中年から年配の男性一人客でした。

 「ご注文は?」
「ラーメン(600円)お願いします」
メニューはシンプルで、ラーメンにチャーシュー麺、ワンタンメンだけです。
セルフのお冷を大きな薬缶から注いで出来上がりを待ちます。

 ふと見ると、ほかのお客さんもすべて出来上がり待ちでした。
順番に出てくるわけですから私たちの番はしばらく後になりそうですね。
すると、頭の上からガタンゴトンという音が響いてきました。
このお店は完全に総武線のレールの下にありますから、電車が通るたびにこの音と振動が響いてきます。

 うーん、こういう雰囲気は久しぶりで、なかなかいいもんです。
すると、まずは右端のお客さんにラーメンが出てきました。
店長さんは中年の男性で、なかなかいかつい風貌です。
じっくりと時間を見ながら麺をゆでています。

 そして前のお客さんのラーメンが全て出ました。
後は私たちの番ですね。
この間に入りかけた若い男性は、満席に気が付いておとなしく外で空くのを待っていらっしゃいます。



 「おまちどうさまです」
まずは私のラーメンが出てきました。
うーんこれはシンプルな昔風のラーメンですね。



 具には小さめですが厚切りのチャーシューが三枚、細切りのメンマにネギです。
まずはコショーを掛けていただきますが、これはあっさりとした醤油味のスープです。
麺は中細の縮れ麺で、良い腰があります。
これはのど越しが良いですね。

 あれ、お隣さんと丼が違う。
同じラーメンですが、どんぶりの模様が違いました。
お店によっては麺の種類によってどんぶりを使い分けていることもありますが、こちらでは全く関係ないようです。

 メンマは甘めの味付けで、口直しには最適ですね。
麺もいいけどスープもまた良いです。
こういう正統派のラーメンをいただくのは久しぶりですね。
しかもこのラーメンのお値段は1杯600円ですから、思わず笑みがこぼれてしまいます。

 お客さんはみなさん常連さんらしく、ご主人と短く会話をしてお会計です。
食べ終わった丼はしっかりカウンターに上げて、手助けをされています。
なお、お客さんたちの注文はすべてラーメンでしたが、最後に入ってきた若い男性だけがチャーシュー麺でした。
卓上にはこーれぐーすもおいてあって、少し掛けると辛さが加わりました。

 5分ほどでラーメンは完食。
先客に倣って丼を上げ、きっかり600円をお支払いすると、ご主人から
「ご協力ありがとうございます」
の声が返ってきました。



 美味しいラーメンに出会えて、今回のツアーも幸先がよさそうです。
ごちそうさまでした。

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