ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

青山ブックセンター六本木店が閉店する

2018年05月07日 21時09分40秒 | 日記・エッセイ・コラム

 一時期は広尾や自由が丘などにも店舗があった青山ブックセンター、略称ABCですが、名称に反してというべきか、最も古い店舗は六本木店です。日比谷線六本木駅の近く、麻布警察署のすぐそばにあります。

 私も、1984年、高校1年生の夏に初めて六本木に行った時から、WAVEとともに何度となく入っていました。故植草甚一氏は六本木へ行くと古書店の誠志堂に必ず寄っては何冊もの古本・古雑誌を買っていましたが、私は晶文社から刊行されている「植草甚一スクラップ・ブック」の大半を青山ブックセンター六本木店で購入していました。特別にコーナーを設けていたのがこの店くらいしかなかったことを覚えています(この頃には神保町などにも行っていました)。

 その六本木店が、6月25日(月)をもって閉店するとのことです。Yahoo! Japan ニュースにCINEMA.NET配信の記事として掲載されており、青山ブックセンターのサイトにもツイッターによる発表として掲載されていました(今、かなりつながりにくくなっています)。

 これで、青山ブックセンターの店舗は表参道の本店のみとなります(六本木店は本店に統合されるという形を採るそうです)。

 六本木店がオープンしたのは1980年のことでした。そのため、38年間の営業期間であったということになります。

 私が寄っていた頃は、朝の5時まで営業していました。そのためか、六本木で夜遊びした人などが日比谷線の始発(長らく、5時8分発東武動物公園行きと決まっていました)まで時間を潰したりするところとしても有名であったのです。

 現在は六本木ヒルズノースタワーとなっている所はかつて東日ビルで、そこの地下に、古書店ではない誠志堂書店がありました。勿論、六本木交差点のそばにあった誠志堂書店(建物は今でも誠志堂ビルというそうです)の支店です。高校生時代、学部生時代、そして院生時代に、六本木へ行くとまずはWAVEでLPやCDを探し、購入してから、ラピスラズリ、誠志堂書店、 ABCをまわっていました。

 青山ブックセンター六本木店といえば、とくに芸術関係の書物に強いというイメージがありますが、今はどうでしょうか。WAVEが閉店してから、あまり六本木に行かなくなったこともあって、最後にABCに入ってからもう2、3年が経過します。

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ようやく新車に乗ることができました

2018年05月07日 00時00分30秒 | 写真

この連休の期間中に田園都市線に乗る機会があり、ようやく、新車の2020系に乗ることができました。

 田園都市線・半蔵門線渋谷駅で撮影しました。田園都市線では急行でしたが、押上行きということもあり、半蔵門線では各駅停車に種別変更されます(このようになったのは東武線直通開始後です。それまでは種別変更がなかったのでした)。

 私は二子玉川駅から渋谷駅まで乗りました。乗客も多かったので車内を撮影していませんが、床が木(あるいは木目調)になっており、網棚の上の広告スペースも全て液晶画面(?)になっています。落ち着いた雰囲気の車両です。もっとも、座席の色など、インテリアの良さは東急の伝統です。

 正面の窓をよく御覧になるとおわかりであると思いますが、Ⓚというシールが貼られています。これは、長津田検車区に所属する田園都市線用の車両で東武線に乗り入れないものを意味します。2020系は、既に東武線内を試運転として走行しているのですが、3編成しかないのでしばらくの間、ということでしょうか。

 Ⓚと言えば、8500系の8606Fおよび8642F、8590系(8694Fおよび8695F)、そして2000系の全編成が該当し、これらは東武線に乗り入れません。東武線用の機器を搭載していないのです。しかし、2020系は搭載しているはずです。

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