今朝、川崎市高津区溝口では何台もの救急車がサイレンを鳴らしながら走り、しばらく経ったら何機ものヘリコプターが飛び交いました。
起きてすぐにPCの電源を入れて確認してみたら、高津区諏訪2丁目で火災が発生していました。町工場から出火しており、爆発も伴っていたようです。二子新地駅から歩いて10分ほどの所でしょうか。高津駅から歩いてもそれほど遠くありません。ツイッターか何かに掲載された写真を見たら、すぐそばにはアパートメントハウスなどもあるので、延焼した可能性もあります。昨年8月31日に溝口4丁目で発生した火事では、火元の家屋はもとより、隣接する家屋の一部も焼けており、現在はどちらの家屋も解体され、更地になっています。
救急車にヘリコプター。一瞬、2019年5月28日に多摩区登戸新町で発生した痛ましい事件を思い出しました。あの時も、朝から国道409号などを何台もの救急車が走り、高津区の上空にも何機かのヘリコプターが飛び交ったのです。
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さて、先進国とは思えないほどのワクチン摂取率の低さ、おまけに先日の首脳会談からしてワクチンの輸入はあまり期待できないという状況の中、大阪府、東京都など全国でCOVID-19の新規感染者数が増え、重症者も増加しています。大阪府が緊急事態宣言を要請している他、東京都も要請する方向を示しています。今年1月からの第2回緊急事態宣言は、そもそも発する意味がどの程度認められたのかがよくわからないような結果となりましたが、仮に今月中に第3回の緊急事態宣言が発せられるならば、昨年の第1回の時と同じように休業要請なども行われる可能性があります。少なくとも、第2回緊急事態宣言の程度では無意味に近いということです。飲食店にだけ時短要請をしたところで、守ってもらえるかどうかについては保証がありませんし(何せ、厚生労働省か何処かの飲み会では、21時を過ぎても営業している店をわざわざ探したそうですから)、中途半端であることは否めません。クラスターの発生などを見ていると、むしろ飲食店以外の店舗や営業所のほうが多いのです。
こうなると、学校も無関係ではありません。このブログに「教室での講義からオンライン講義へ逆戻り 京都だけの話ではなくなるでしょう。」という記事を掲載しましたが、話は京都に止まりません。京都府の隣の奈良県にある天理大学では、4月19日から25日まで一斉休校の上に課外活動も全面禁止、4月26日から5月9日までは全面オンライン講義の上に課外活動は全面禁止、ということになりました(https://www.tenri-u.ac.jp/topics/q3tncs00001zte56.html)。勿論、首都圏の大学にとっても対岸の火事ではありません。