ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

ハンガリーはトカイのワイン

2018年01月13日 00時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

1月2日にたまプラーザの東急百貨店でハンガリーのトカイワインを買ったことは、このブログにも書きました。ようやく、栓を開き、飲んでみました。

 ことワインに関して、私は甘めのものが好きでして、時々ですがドイツの白ワイン(モーゼルなど)を飲みます。黒猫などです。学部生時代には近所の酒屋でベートーヴェンの肖像画がラベルになっているものも買いました。

 どういう訳かわかりませんが、このような甘いワインは一般受けしないらしく、また「通」の人などからも敬遠されているようです。しかし、所詮、酒など個人の楽しみで飲むものであって、他人のために飲むのではないのですから、合わせる必要もありません。

 このトカイワインは、ドイツの白ワインなどよりさらに甘く、ブドウジュースのような味である、と表現すればよいのでしょうか。しかし、カクテルの甘さとは違います。ブドウそのものの甘さが酒になっても生きている、ということです。よほどよいブドウを使っているのか、と思ったくらいです。

 また機会があったら、トカイワインを買いたいと思っています。しかし、見つけるのは難しいでしょう。何しろ、都内の百貨店やワイン専門店でも見かけたことがありませんし、店員に尋ねても怪訝な顔をされるくらいです。おそらく、「こいつは何を言っているのだ?」と思ったのでしょう。私が知ったのは、ジャズピアニストの山下洋輔氏のエッセイを読んだことによります。

 グーグルで検索をかけると、ハンガリーのトカイ地方(スロヴァキアに接しています)は世界の三大貴腐ワイン産地の1つであると出てきます。本当かどうかわかりませんが、ルイ14世はトカイワインをワインの王者と絶賛したとか。通りで、高い値段がついている訳です。少なくとも、私がこれまで買ったワインの中では最も高い値段でした。


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