東京都は板橋区にある都営三田線の西台駅の隣に、志村車両研修場があります。同線の開業時から存在する車両基地です。ここに、新車の6500形が停まっています。
今回は西台駅1番線のホームの壁に設けられた窓から撮影しましたので、正面、人間に喩えれば顔の写真はありません。山手線を走るE235系の顔を縦方向に引き延ばしたような姿で、ほぼ長方形と言ってよく(長方形の角のうちの2つを落としていますが)、正直なところスタイリッシュからは程遠いものとなっています。6300形のデザインがよかっただけに「何だか……」という気もします。
都営三田線では長らく6両編成が走り続けていますが、利用客が多いことと、東急新横浜線および相鉄線への直通運転が開始される予定になっていることから、8両編成化が行われることになっています。6500形はそのための新車であり、6300形の一部を置き換えることとなっています。考えてみると、6300形がデビューしてから既に28年が経過している訳です。
なお、6500形の営業運転は来年(2022年)に開始されるようです。
今日も東急5080系の8両編成試運転を見ました。目黒線の混雑が激しいだけに、期待が持てます。