ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

電子辞書も過去帳入りか……

2025年02月15日 07時00分00秒 | 社会・経済

 皆様は電子辞書をお使いですか?

 私は、カシオ計算機のEX-wordを持っています。XD-GW7150という機種で、ドイツ語辞典の機能がついています。2007年3月24日に梶ヶ谷で、42700円で購入しました。それ以来、国語辞典、英和辞典、和英辞典、独和辞典、和独事典などとしてよく利用していました。およそ18年前に入手したものだけに、画面はカラーではありませんが、現在も十分に使えます。

 こんなことを記したのは、朝日新聞社のサイトに、2025年2月14日20時1分付で「カシオが電子辞書の新規開発を中止 学校でのPCやタブレット普及で」という記事(https://www.asahi.com/articles/AST2G3HN0T2GULFA027M.html?iref=pc_ss_date_article)が掲載されたからです。

 短い記事で、見出しだけで内容がわかるようなものですが、読んでみて「そうだよな」と思いました。私自身もMacBook Pro、MacBook Air、iPhone、iPadで検索をかけたりすることが多いからです。カシオが新規開発を中止するのもまさにこれです。需要が減ったという訳です。

 カシオ計算機が電子辞書を発売したのは1981年です。それから40年以上が経過し、現行の機種については生産および販売を続けるとのことですが、いつまで続くのかはわかりません。2024年に日本国内で販売された電子辞書の約8割はカシオの製品だったのですが、他社を含めた電子辞書の総販売台数は2019年から7割も減ったそうです。

 それにしても、電卓はすごいものです。これだけスマートフォンだのタブレット端末だのが普及しても、電卓は家電量販店や文具店などで見かけるからです。iPhoneなどの電卓アプリは関数計算もできるので面白く、よく使っているのですが、頻度で言うならば電卓とよい勝負というところでしょうか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 川崎市内での幼稚園バスはど... | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

社会・経済」カテゴリの最新記事