再度の緊急事態宣言が発出されましたが、人通りはどうなのでしょうか。昨年(2020年)の緊急事態宣言が発出されるまではよく行っていた青葉台東急スクエア(ブックファーストやフィリアホールがあるため)や二子玉川ライズは、営業時間を短縮しています。
こういう時にどうかとは思いますが、主に東急大井町線、出入庫などの関係で東急田園都市線も走る東急9020系9023Fの写真を掲載しておきます。
大井町線B各停(田園都市線の二子新地駅および高津駅に停車する各駅停車で、車内の自動放送では「田園都市線経由」と案内されます)溝の口行きです。
9020系は「2000系改め9020系」において紹介したように、元々は田園都市線・半蔵門線の輸送力増強用として1992年に登場した2000系で、10両編成3本、つまり30両が製造されました。但し、2003Fのみは1993年に東横線で8両編成として登場し、同年中に10両編成化されて田園都市線に移ってきました。
しかし、2000系は東武伊勢崎線・日光線に乗り入れることができず、田園都市線・半蔵門線においても運用が減りました。或る意味では不運な形式です。2020系が登場し、増備されることになると、8500系や8590系よりも先に田園都市線・半蔵門線の運用から外されることとなります。2018年のことで、最初に外されたのが2003Fでした。そして、5両編成化されて大井町線用となりました。田園都市線・半蔵門線時代には急行や準急としても運用されていましたが、大井町線に移ったことにより、各駅停車専用となりました。
2019年、2000系は9020系に改められます。これにより、2003Fは9020系に改められました。番号だけでなく、VVVF制御の方式、パンタグラフの位置、クーラーキセの形なども変わりました。私は2000系のあの音が好きでしたが、変わってしまい、残念です。
外見は、かつての東横線の主力、今は大井町線の主力である9000系と非常によく似ています。正面だけならほぼ同じといってもよいでしょう。ただ、屋根のクーラーキセの配置が9000系とは大きく異なるので、そこで区別することができます。
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