さくら

2006年03月23日 | 徒然
山間の古い神社に
大きな桜の木がある

はたして
どれくらいの春を
彩ってきたのだろうか

人々は社に詣で
花を愛で
春の喜びを味わってきた

今年もそろそろ
この山にも
春を報せる時期がきた

おそらく
私がこの桜を見ることは
二度と無いだろう

私の
楽しくて
そしてつらい思い出を
だれよりも知っている古い桜。
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