板橋駅と明治通りを結ぶ道路は
桜並木となっていて
そのまま「さくら通り」と名付けられている。
ただ、古くから住む人には「バス通り」と呼ばれていて
35年ほど前まで都営バスと国際興業バスの共同運行で
常盤台教会と東京駅北口を結ぶ東52というバスが走っていた。
板橋駅前(西口)を出たバスは、赤羽線の踏切を越えて滝野川銀座通りを少し走ると
すぐに右折して千川上水の尾根を越えて
一気に谷端川の谷を下りて
「板橋駅東口」に停まる。
そこからしばらく走ると「市場通り」で、明治通りに出るところで「鎌倉橋」という
3つのバス停があった。
通り沿いはマンションも増えて、すでにここにバスが走っていたことを知る人も
少なくなってしまったが
あの頃は、色んなバス路線があって
ある意味では便利だった。