芝大神宮

2016年02月10日 | 東京のお散歩
港区芝大門にある芝大神宮は、准勅祭社とされたこともある
東京十社のうちの一社です。

武蔵國における神宮(伊勢神宮)信仰の中心で、神明社と呼ばれました。
寛弘二(西暦1005)年の創建とされています。



家康入府後の慶長三(1598)年に、増上寺が社地に移転することになり、
神明社は現在地に遷座し、境内で相撲興行が行われたり
周辺に岡場所ができたりと栄えました。

文化二(1805)年には、境内で行われていた相撲の春場所で
町火消しめ組の辰五郎と力士の間で乱闘が起こり
「め組の喧嘩」として後世に知られるようになりました。
(歌舞伎の演目としては『神明恵和合取組』として知られています)
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