大多喜城

2017年05月30日 | 千葉のお散歩
大多喜城は、房総半島中部夷隅郡大多喜町にある城跡で
16世紀初めに小田喜城と呼ばれる城があった場所に
天正十八年(1590)、それまで治めていた里見氏に代わって
徳川家康支配下となり、徳川四天王の一人、本多忠勝が入城し
今日の大多喜城の基礎となったとされています。

小田喜城と大多喜城については、その連続性や曲輪の構造
位置関係など不明な点が多く、大多喜城となった後も
領主の転封や焼失、荒廃によって建物に関して詳細はわかっていません。

現在、天守として復元されている建物がありますが
実際に天守が存在していたのかも含め、わからないことが多い
考古学調査のし甲斐のある城跡のひとつです。

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