新宿の目

2017年05月31日 | 東京のお散歩
新宿駅西口の地下広場、新宿スバルビルの地下に
新宿の目と名付けられたアクリル製オブジェがあります。

昭和四十四年(1969)に彫刻家の宮下芳子が制作したもので
長く新宿西口の待ち合わせ場所として知られてきました。

近年は携帯電話の普及で「待ち合わせ場所」という概念自体が減り
このオブジェの前に佇む人は少なくなってしまいましたが
スバルビルの所有者が富士重工から小田急に移った今日も、
この目は新宿を行き交う人々を見つめ続けています。


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