春風荘

2019年02月15日 | 東京のお散歩
北区王子本町にある春風荘という学生寮(シェアハウス)。

築100年以上の古民家を、隈研吾氏のインテリア設計でリフォームし
伊藤園創業者の故 本庄正則氏が設立した本庄国際奨学財団が所有する
全8室(定員8名)の庭付き学生寮です。

実はこの学生寮、本庄国際奨学財団が買い取る以前の所有者は
昭和六十四年1月7日、官房長官として新元号「平成」を発表した
故 小渕恵三 内閣総理大臣の私邸(選出は旧群馬3区)でした。

残念ながら、現在も内部は非公開ですが、路地に建つ簡素な門構えは
生前の小渕さんの人柄を今に遺す「平成」の遺構でもあります。

(内装などは、財団および隈氏のウェブページで確認できます)


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