牛天神北野神社

2019年02月27日 | 東京のお散歩
茗荷谷から地上を走った地下鉄丸ノ内線が再びトンネルに入り
後楽園駅手前でもう一度地上に顔を出す手前のトンネル真上に位置する
牛天神北野神社は、源頼朝の勧請による神社と伝えられています。


寿永三年(1184、一説には寿永元年1182)に、源頼朝が東国討伐の折り
礫川(小石川)大沼(または神田川白鳥池か?)の入江の松に船を繋いで
波が穏やかになるのを待っている間、夢に菅原道真が牛に乗って現れ
二つの吉事があることを告げ、夢から醒めると傍に牛の様な岩があり
この夢を信じ、後に嫡子頼家が産まれ、平家討伐を成就させた為、
元歴元年(1184)、菅公の霊を勧請し、社殿を造営したと言われています。

なお、一説には霊夢を見たのは頼朝ではなく北条氏康とも云われています。



牛石は現在社殿の手前にありますが、元は社殿の裏にあったと云われ
また、この神社自体、以前はもっと東よりにあったものが
水戸徳川家上屋敷が造られる際に、現在地に遷座したと伝えられています。








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