京急線逗子•葉山駅からすぐの場所に鎮座する亀岡八幡宮。
創建年代は不明ですが、江戸時代寛文十一年(1671)建立の庚申塔などが遺されています。
現在の社殿は大正八年(1919)に創建されたもので、令和元年には改築百年祭が行われました。
古くから逗子の鎮守として祀られていましたが、神仏分離令(神仏判然令)やその後の廃仏毀釈によって
明治六年(1873)に延命寺の下を離れ、村社に列格されました。
亀岡の社名は、この地が亀の甲のようになだらかな丘(土地柄、当然ウミガメの甲羅と思われる)だった事と
鎌倉の鶴岡八幡宮と、鶴亀で対にするべく縁起をかついだ事から名付けられたと言われています。