駒場締切地蔵

2022年11月15日 | 東京のお散歩
駒場の淡島通りに面して地蔵堂が建てられています(目黒区駒場2-17)。

一番西側は水子地蔵で、東側には駒場地蔵尊と書かれた提灯のもと
聖観音像と3座のお地蔵さんが奉安されています。

これらは江戸時代のもので、淡島通りは滝坂道という
甲州街道整備以前からの江戸と府中を結ぶ道だったため
庚申塔の役目も果たしていたと思われます。

このお地蔵さんは「締切地蔵(〆切り地蔵)」とも呼ばれ
一説に近隣で疫病が流行った際、駒場村の人たちが祈ったところ
村の人たちは誰一人疫病に罹らなかったことから
病気を締め出す「しめきり地蔵」と呼ばれるようになったそうです。



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