おしろい地蔵

2023年04月22日 | 東京のお散歩
三田にある曹洞宗寺院梧棲山玉鳳寺。

慶長四年(1599)、八丁堀近くに創建され、江戸城拡幅に伴い寛永十二年(1635)、寺町とされた三田の現在地に移転してきました。

山門横に奉安されたおしろい地蔵は、寺の和尚がある時、八丁堀の橋で泥まみれで捨てられたように転がっていた地蔵尊像を見つけ
それを不憫に思い寺にお迎えして、洗った上で傷を手当したものの思うように修復できず、気の毒に思い白粉を塗って綺麗にしてお祀りしたところ
図らずして和尚の顔にあった痣が消えた事が噂として広まり、江戸市中の女性たちがこぞってお参りにくるようになったそうです。









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