三田の幽霊坂

2023年04月26日 | 東京のお散歩
江戸時代から幽霊坂と呼ばれるこの坂道は、寛永十二年(1635)におしろい地蔵の玉鳳寺はじめ、八つの寺院が八丁堀から移転して道の両脇に建ち並び
昼でも幽霊が出そうなほどに暗く寂しい坂道だったためにこの名がつけられたといわれています。

明治以降、森有礼(森有禮、初代文部大臣)の屋敷が付近にあって、アリノリの有職読みと、ネガティブイメージの払拭から、「有礼(ユウレイ)坂」と書かれるようになったとも言われています。

現在は、道路標には「幽霊坂」と書かれています。




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