昨日、22時ごろ、仕事から帰って、久しぶりにテレビをつけてみました。
何が、見たかったかというと、 2006年に打ち上げられたNASAの探査機ニューホライズンズが日本時間14日午後8時49分に、冥王星に最接近し、9年半の旅の目的地に到達したというニュースを見たかったからです。
きっと、テレビなら最新のNASAのコメントとかを中継してくれるのではないかと期待したのですが、期待したのが間違いでした。
接近中のニューホライズンズが約76万6000キロ上空から13日に撮影した冥王星(NASA提供)
NHKを見ると、ギリシャ債務問題かなんかやっていて、したり顔の解説委員が訳の分からないことを、ぐだぐだ言っていて役に立たず。
しょうがないので、テレ朝を見ると、これも、ぶっちょうズラした古舘伊知郎(いまさらだが、DQNな名前だな)が、さも教えてやるといった感じで、聞きたくもないコメントを言って、ニューホライズンズのニュースを終わるところでした。
他の局は、相変わらずの低賃金能無しタレントのちょうちん持ち番組(製作費を出させて、商品や店舗をさも、独自に取材したかのような体裁で作る番組)かゴリ押しタレント主役のくだらないドラマです。
結局、求めていたニューホライズンズに関する最新のニュース(例えばNASAの会見とか)は、テレビからは得ることができませんでした。
せっかくデジタル化、双方向化したのだから、自分の欲しい情報を、いつでも見れるような機能ぐらいつけたらどうかと思うのですが、まったくそういう努力はやらないようです。
各テレビ局が続々と、番組放送直後に番組を期間限定でPCやスマホから無料で視聴できるサービスを開始しているようですが、「人気番組」とかいって、見れる番組が限定されていて、こちらに選択の自由がないし、PC、スマホでの配信ですから、それは結局テレビの自殺行為でもあるわけです。
NHK放送文化研究所の最近の調査では、テレビの1日の視聴時間を「30分~2時間」もしくは「ほとんど、まったく見ない」と答えた人の割合がそれぞれ5年前と比べて2から4ポイント増加したという。30分~2時間の「短時間視聴」の割合が増加傾向となったのは1985年の調査開始以来初めてだそうで、テレビ離れの兆候は若い世代だけでなく、少し上の世代にも出てきているとのこと。
やっぱり、もうテレビは終わっていると実感しました。