先日購入した OLYMPUS ボディキャップレンズ BCL-1580。
馴染みのサイゼリアで注文したものを、ちょっとInstagram風に撮ってみました。
まずは、トイカメラエフェクトをかけたもの。
これは、ちょっと周辺減光が、強調されすぎですね。
エフェクトやめて撮影してみると、周辺減光が丁度いい感じに撮れます。暗いところでは、これで、十分味わいのある写真が撮れますね。
ピント合わせはシビアです。ピンボケ写真なんて、久々に写しました。
で、1つ問題が。
GX7では、電源を入れるたびに、「焦点距離が〇〇mmに設定されています。変更しますか?」というメッセージがいちいち出てしまいます。
めんどうだし、速写性がそがれてしまうな、と思って、解決策をググります。
これは、ボディ内手振れ補正機能の関係で設定画面が出ることが分かりました。
マイクロフォーサーズの専用レンズを付けた場合は、接点を通してレンズの焦点距離が認識され、これに最適な手振れ補正機能が設定されるのですが、今回のボディキャップレンズには、その接点がないため、いちいち焦点距離の設定画面がでてしまうのです。これは、接点のないオールドレンズを使用するときにも当てはまることのようです。
そこで、手振れ補正機能をOFFにすれば、この設定画面はでなくなります。が、じゃあ、マイクロフォーサーズのレンズをつけたときに、いちいち手振補正機能をONにしてやる手間はどうするのだということになり、話がもどってしまいます。
そこで、活躍するのが、カスタム設定機能です。
GX7でボディキャップレンズやオールドレンズを使うためには、必須とされる設定があるので、その設定をカスタム設定で保存して置いて、使い分ければ解決ということが分かりました。
では、OLYMPUS のボディキャップレンズを LUMIX GX7 で快適に使うための必須の設定を自分のメモ代わりにあげておきますので、ご参考に。
1.レンズ無しレリーズを「ON」にします。「OFF」ではシャッターが切れません。
カメラ本体にレンズを装着した際、正しく装着されてレンズを認識する場合にだけシャッターが切れる動作を行なうための機能だそうです。ですが、デジタルカメラでは、レンズを正しく認識していなければ、撮っている最中に気がつくと思うのですが...。銀塩カメラみたいに、現像してみて初めて失敗に気づくこともないので、良く分からない機能ですが、デフォルトではOFFとなっているのでこれをONにします。
MENU➡カスタム➡レンズ無しレリーズ➡ON
2.手振れ補正機能を「OFF」にしておきます。電源ON時に焦点距離設定画面がいちいち出なくなります。
MENU➡撮影➡手振れ補正➡動作設定➡OFF
3.焦点距離を15mmに設定しておきます。これで、手振れ補正機能を使うときにも、正確な手振れ補正がされます。
MENU➡撮影➡手振れ補正➡焦点距離設定➡15mmに設定
ついでに15mmを設定メニューに登録しておきます。
上の手順を行った後に、▼ボタンを押し、◀/▶ボタンで上書き登録する焦点距離を選び、[DISP.]ボタンを押す。
4.手振れ補正機能をいつでも即座に使えるよう、Fnボタンに手振れ補正設定を登録しておきます。
MENU➡カスタム➡Fnボタン設定➡撮影時設定➡因みにFn2に保存しておきました。
5.ピーキング(ピントが合った部分の輪郭に色を付ける機能)をONにしておきます。レンズのフォーカス設定(∞➡●パンフオーカス➡0.3m)を間違えてピンボケ写真になるのを防げます。
更にAF+MF設定をONにします。これで、フォーカスモードレバーがAFになっていても、ピーキングが使えるようになります。
MENU➡カスタム➡ピーキング➡ON
MENU➡カスタム➡AF+MF➡ON
以上の設定を、カスタム設定のC2に保存しておきました。
MENU➡カスタム➡カスタムセット登録
これで、電源を入れるときにC2にしておけば、ボディキャプレンズ準備万端の設定で、面倒な焦点距離設定画面も立ち上がらずに起動します。
LEICAレンズのばちっとしていて、かつ、とろけるような写真もいいけど、「写ルンです」みたいな、昔のカメラ風の写真も面白いですね。