ついに出ました、芋づる式、収集癖。
つい先日、ボディキャップレンズ を買った関係で、今度はもっと性能が良くて(かつ、リーズナブルで)、コンパクトなレンズが欲しくなり、つい、ポチっとしてしまいました。
もちろん、マップカメラの中古です。
2009年7月発売の古いレンズ。いまでは、ほとんど売っていませんが、新品で買うと結構します。当時の定価4万9,875円。
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まったく、傷もない良品でした。価格はちょっと高いけど、マップカメラは安心ですね。
厚さ22mmのパンケーキレンズ。当時、OLYMPUS 初のマイクロフォーサーズ対応デジタルカメラ「E-P1」のキットレンズとしてもつけていたレンズで、撒き餌レンズ(写りが良い割に非常に安価で、一眼レフ初心者が交換レンズの良さに惚れ込んでしまうきっかけとなり、その後レンズを買い漁ってしまうところから、つけられいる愛称)といわれるレンズ群の廉価版。
E-P1
OLYMPUSでは、マイクロフォーサーズ対応レンズの名称を「M.ZUIKO DIGITAL」としてしているようです。“M”は、「Micro Four Thirds」の略。35mm判換算の焦点距離は34mm相当の単焦点タイプ。
絞りを挟んで前後が対称形に近いダブルガウスタイプをベースに、広い画角を確保するため凹レンズを光学系の最前面に配置したレトロタイプを採用。レンズ構成は両面非球面レンズ1枚を含む4群6枚。レンズ全面から15cmまで被写体に接近できる。逆光時のゴーストやフレアーを抑えるため、レンズ全面にマルチコートを施している。
ピンクの部分が非球面レンズ
ハイスピードイメージャAFの制御に適したステッピングモーターを採用した。フォーサーズ用レンズの「ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8」と比較して、ハイスピードイメージャAFの合焦速度は2倍になったという。フォーカスリングは電子式。
最短撮影距離は0.2m。最大撮影倍率は0.11倍(35mm判換算0.22倍)。絞りは円形の5枚羽根。フィルター枠は37mm径。サイズは57×22mm(最大径×全長)。重量は71g。
さっそく、 マイクロフォーサーズの GX7につけてみます。
おおっ!! コンパクトで、かつ、良いデザインです。
厚さが22mmということで、ボディキャップレンズに毛が生えた(何じゃそりゃ)ような感じです。青いリングがワンポイントとなっています。
電源をいれると、少し、鏡胴がのびますが、大した延長にはなりません。
オートフォーカスのモーターが LEICA や LUMIX に比べ、すごい音がしますが、慣れれば、それほど気になるものではありません。
LEICA DG SUMMILUX 25mm と比較してみます。
まずは LEICA 25mm
つぎは、OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm
比較しては可哀想ですが、F1.4 と F2.8 の違いが画質にでているのと、画角の違いがでますね。
残念ながら、廉価版だけあって、Made in China ですが、性能は問題ありません。
携帯性は抜群で、バッグに引っかからずに、さっさっと出して、コンデジのように写せる感覚がなんとも手軽で良いです。
やっぱり、寄って撮るのが、得意のようです。
コンデジのように、ガンガン使うのにぴったりで、楽しいレンズです。