朝の6時に目が覚めて、まだ空が暗かったので、シャッタースピード5秒で夜空を撮ってみました。
目に見えない暗い星や人工衛星(スターリンクかな)の軌跡が写りました(右クリックで画像を開くで大きくして見てみてください)。
朝が明けると風が強くてむっちゃ寒いのですが、東金に歩くだけでもご利益を感じられるパワースポットの神社があるというので出かけました。
参拝には近接の丸山公園の駐車場が指定されています。
日吉神社。広い敷地なので、公園駐車場から歩くと、一度境内を表参道の鳥居のところまで抜けて、ここから来た道を戻って参拝する形になります。
表参道の鳥居をくぐって境内に入ると200mほど大杉並木が続いており、その先に本殿と社務所があります。
日吉神社は大同二年(807年)に建立。御祭神は、大山咋神(おおやまくいのかみ)。名前の「くい」は杭のことで、大山に杭を打つ神、すなわち里山の所有者を意味する地主神。
社の正面にある一対の猿は日吉大神の神使であり、元禄八年(1695年)に建立され、高さは四尺強、体は正面を向き、顔は本殿を向いている。 神猿と書いて「まさる」と呼び、「魔が去る」または「勝る」の意で魔よけ等の神徳があるといわれているそうです。
ゆるキャラもあります。
境内参道の中段の左右には更に参道があり、先には摂社(本社に付属し、その祭神と縁故の深い神をまつった神社)として八幡神社と豊田姫神社がまつられている。八幡神社に歩みを進めると、まさにパワースポットの極致となります。
まずは、杉の木が倒れて進入を阻みます。
見上げれば、杉の大木が風に揺れて軋み、あの世から木霊するような荘厳な音を響かせています。
帰りは本殿の東側から東参道 の鳥居をくぐれば前に訪ねた八鶴湖に続く別の道もあるそうです。とにかく風が冷たくて凍えましたが、パワーをもらいました。
次は、両総用水円筒分水工へ向かいます。
駐車場は無いので、ベイシア東金店の駐車場に車を停めて、水路に沿って歩いて行くと、何やら校門のようなものが見えてきます。
今日は終業式なのか、大きな荷物を抱えて小学生が帰っていきます。
その中に、この土地の住人がみんな大好きで、そこら中に見かける記念碑がここにも建っています。
「天恵人和 東金支線竣工記念」と刻まれています。昭和44年に建てられた農業用水路の竣工記念碑です。
両総用水は、利根川から栗山川を経由し、一宮川まで届く日本でも有数の農業用水路。総延長78キロメートルに及ぶ。その東金における支線を引いたということなのでしょう。
円筒分水工は、サイホンの原理で吹き上がった水を、決まった割合に分けた円周上の堰(水平に仕切られた断面)を越えさせ、3方向へ決まった流量で分水、各水路の分だけ流れ落ちる仕組み。
残念ながら、今は農閑期なので水が流れていないようです。
分けた水を水路に流す道が作られています。
見とれて歩いていたら、東金名物ヒッツキムシ(コセンダングサ 小栴檀草)にやられてしまいました。刺さった針先に鉤がついていて容易に取れないところがすごいです。
お昼になったので、九十九里の海の駅で食事にすることにしました。
前回は「葉武里」という店で頼んだら、すごく待たせた割りに内容もけち臭い感じだったので、今回は「わたしの店」というところにしました。
鯵の刺身定食(1,400円)とアジフライとイワシの刺身定食(1,350円)。空いていて、すぐ食べられたし、定食の内容もなかなか良かったです。
おみやげも買って、折角、海まで来たので本須賀海岸へ行ってみることにしました。ヤシの木が揺れてリゾート気分満載です。
風紋が鳥取砂丘みたい。
今日は波もそれほど高くなく、サーファーもほとんどいませんでした。
不思議だったのは、ハマグリが二枚貝をくっつけたまま海に向かって整列している風景。どういう原理なんでしょうか?
家に帰って、冬至から二日遅れでしたが、夜はゆず湯に入って温まりました。