椿峰のまち

所沢・椿峰ニュータウンでのまちから見えてくるものをお伝えするブログです。

東京都議選挙を前に

2017-04-15 10:14:30 | 環境を考える
所沢の光化学スモッグは、東京の大気汚染のとばっちりであるということが言われております。
それでなくても、所沢の道路は東京への工事資材を運ぶトラックがたくさん通っています。

埼玉・所沢の住民としては、散歩で東京都側に入るとたちまち立派な道路になっていて複雑な思いにとらわれます。
また、ひとたび東京が震災になった場合、埼玉に避難してくる人たちがいて、備蓄が足りなくなるのではなかろうかとか
犯罪が心配になってきたりします。
従って、埼玉県民としては、東京都に対しての提言というものができる資格がある、と思ったりします。
っていうか、選挙そのものしか考えられないのではなかろうか、と心配しております。

以前から、東京オリンピックについて

・韓国,北朝鮮,日本の共同開催とする。
・横田基地の使用をアメリカと交渉
・船舶をホテルとして利用(参考記事はこちら
 (災害時の避難場所としていく)


偉大な国アメリカのご協力を心から期待いたします。
と主張してまいりましたが、豊洲の市場移転につきまして考えたことを加えたいと思います。

あの立派な建物を壊すわけにはいかない、ということで問題点に目をつぶっての移転を決めるのは得策とは言えないと思います。

ベンゼンが揮発性有機化合物ということは、揮発したものが建物のどこかで貯まりやすいということがいえると思います。
また、トラック輸送ということでもやはり排気ガスでのベンゼンがどこかで貯まってしまうのではないでしょうか。
今の築地市場のような開放性の建物ではないのですから、その点に注意が必要だと思います。

物流や東京都の食の消費についてもだいぶ変わってきているのですから、豊洲では輸送に無駄な部分が多いように思われます。
また女性がフルタイムで働くということは、食生活が大きく変わってしまうことになると思います。
魚の調理はとてもできずにシリアルやサンドウィッチのようなものが食事になっていく可能性があったりします
収入が増えたとしても、高級なお店で食事できるほどになるのはほんの一握りの方たちだと思います。

豊洲の建物の利用法として、カジノや遊興施設はやはりやめるべきではないでしょうか。
成功したとして、日本の若者たちの憧れの働き口があちこちにできたカジノだなんていう方向は認めるわけにはいかないと思います。

日本の大きな問題の解決というものを少しでも解決していく必要があると思います。

福島の土壌汚染をどうするのか
首都圏の大気汚染をどうするのか


ということにあの建物を使うことができないでしょうか。
東京ガスには優秀な東京都職員OBの方たちもおられるようですので、ぜひとも東京ガスに協力していただければと思います。

現在はどうかわかりませんが、以前に東京大学の植物学研究室の様子をテレビで見たことがありました。
日本の基礎研究にいかにお金がかけられていないか、がはっきりわかりました。

汚染除去には生物学の実験観察といったものが必要そうです。
日本は有用菌の宝庫のようです。
問題解決のためには、多くの人間が実験観察をする場が必要ではないでしょうか。

あと、例えば汚染除去に役立つ植物を見つけるには、勘といったものが不可欠のように思われます。
ご退位された天皇陛下にご助言をいただくことができれば、と思ったりいたします。


ある意味で所沢は、東京を守るという面を持った土地のようです。
植物もそういう使命を持っているかのように感じられるときがあります。
もしかしたら、ケヤキなどの大木は汚染を吸収し閉じ込める役目がないでしょうか。