この5年ほどの間に、主人、父、母と亡くなって、さまざまに医療、看護、介護の方たちにお世話になってまいりました。
けっこう経験を積んできたつもりなんですが・・・・
主人の姉は私の母の1歳上で94歳で神戸で1人暮らしをしています。
独身で個人で高級な洋服を縫う仕事を長くしていた人です。
年齢も考え方もかなり違ううえに、高齢になって耳が遠くなり電話がほとんど使えず、なかなか細かいことが伝わらない状態にあります。
日常生活について、生協の調理済みの冷凍食品や生鮮品を利用して自分の食べたいものを食べているせいか、大きな病気にはならず、少しの距離は歩くことができます。
自立心のかなり高いタイプといえるでしょうか。
従妹の娘さんにあたる方が芦屋市にいて、様子をみていただくことができて助かっております。
さすがの義姉もあれこれ心配になってきたようで、来てほしいといわれていたのですが、私の方はしばらく青森行が続いていて・・・・
その状況をハガキで伝えていたのですが、あまり伝わっていないようでした。
母の病状などを事細かに伝えるのもどうかと思っていたせいもあったからなのかもしれません。
今回、ハガキに11月5日(火)午後4時に伺います、と前もってハガキを出していました。
前日の4日の午後6時ごろに電話が・・・・
「きょう来るはずの眞樹ちゃんが2時間待ってもまだ来ない。あなたは留守番の人?」
「眞樹子です、あした行きます」と大きな声で繰り返してもなかなか通じないで、こちらも焦ってしまいました。
翌日、ホテルに着いてすぐ出かけました。
認知症が始まったのかと心配しましたが、それほどでもなく安心しました。
ただ、カレンダーがあまり使われていないように思いました。
また、いつの間にか、義姉の頭の中で、前日のパニックは私のせいになっていたような・・・・
主人が、毎日カレンダーの過ぎた日に斜線を入れていて、さらに手帳に毎日記入していたのを思い出します。
このごろはゴミ置き場にあったり曜日を間違えて出す方もあったりしますので、認知症予防の第一歩としての日付確認の習慣が必要に思います。