椿峰のまち

所沢・椿峰ニュータウンでのまちから見えてくるものをお伝えするブログです。

2019年11月 神戸へ その7

2019-11-18 16:53:40 | 課題解決に

90歳を過ぎた義姉は、半日のデイサービスに週1回通っているだけです。

耳が遠くなって、外出先で転んだりすることもあったので、何らかの介護サービスを増やしたいと思っておりました。

そこで、3日目に義姉のケアマネージャーさんと義姉のところでお会いすることにしました。

 

今までの義姉の様子なども把握されていて、あれこれ親切に相談に乗っていただきました。

義姉は要支援2です。

しだいに介護保険の適用が厳しくなり、ヘルパーさんは頼めなくなっているとのこと。

また、介護認定を変更してもらうにしても、まだ歩けて認知症の薬を飲んでいないため、認定変更が難しく、かえって要支援1に判定されてしまうことがあるんだとか。

93歳でこれでは、なんのための介護保険なのか・・・・とついつい思ってしまいました。

 

どちらかというと、病院に長く通院したり入院した場合のほうが認定が受けやすい?

あと、検索したところでは、外国に長期滞在の場合、介護保険料を払わずに済み、かつ帰国して保険料を払うと介護保険の適用がされるんだとか。

外国人の場合も介護保険の適用はそれほど厳しくないようです。

 

義姉のように健康に気を付けつつできるだけサービスを受けないようにして、病院通院も最小限にしていると、肝心のときに役立たない(泣

介護保険は下層が上層しかも外国人富裕層を支えるような仕組みになってしまっている?

ついつい勘繰ってしまうことになりました。

 

ケアマネージャーさんのお話から、せめて週1回半日のデイサービスを2回にしてもらうことにして、義姉の安否確認に役立てようと考えました。

ケアマネージャーさんが帰られてから、その程度なら納得できると思っていた義姉は1回のこのままでよい、自分はボケてなどいないから大丈夫、

と主張して譲りません。

好きなように最期まで生きたいとのこと。

ボケるのを遅らせるためにも他人と話す時間を増やしてください、とか主人や両親の場合を詳しく筆談で説明して、結局さまざまに世話になるのだから気ままというわけにはいかない、などと説得してみたんですが、譲歩はありえへん、といったタイプなんですね。

何か検査をしてボケたという客観的な結果が出たなら納得する、という答えを引き出し、次回、検査に立ち会いに行くことにしましたが・・・・

そういう話をしたことを忘れてしまう可能性がありそうです。

義姉と一緒にケアマネージャーさんと話をしたほうがよいと思ったのですが、耳が遠くなっているために、内容が解らず、勝手に進められたと思ったのかもしれません。私の連絡先を書いただけなのに何かの書類に署名した、と勘違いをしていたりしました。

けっこう知ったつもりでいた高齢者の心理について、まだまだ難しいものがあると感じました。

 

ぜひとも経験豊富な方にノウハウ本をお願いしたい感じです。

このままでは、介護過労というもので周辺が潰れるケースが多数出ていく?


2019年11月 神戸へ その6

2019-11-18 15:13:17 | 課題解決に

関西圏では、山も海もある神戸は、落ち着いていて住みやすそうなまちだと思います。

神戸に行ったときには、三宮のそごう、現在は阪急に変わりましたが、その食品売り場でお寿司やお菓子など買い物をして、義姉のところに行きます。

今回は2日目にその阪急三宮店、3日目は開店時間の関係で、オアシス六甲店に入ってみました。

いずれも埼玉よりも豊富な品ぞろえに感じられます。青森とは雲泥の差かも・・・・

やはり消費力があるために、北からも南からも食材が集まるからかもしれません。

また、外国人が集まる土地柄のせいもあることでしょう。

生協で購入したという調理済みの冷凍食品もおいしそうに見えました。

結婚した当初に、関西の人はよく小魚を食べるのだと感じました。

両親が広島の出身のせいかもしれませんが、イリコやうるめの丸干しを食べていました。

義姉が比較的元気なのは、こういった食の充実があげられると思います。

 

義姉からお金の扱いに不安があるといわれて、通帳を預かって記帳に出かけました。

銀行も郵便局もけっこう遠い距離にあって、そこまで歩くにはもう無理のようにも感じられました。

銀行は駅のすぐ近くにありましたが、郵便局はその銀行からかなり離れたところにありました。

金融機関同士の事情が、超高齢化社会になって不便を生み出しているというか・・・・・

 

義姉は生協の支払いを引き落としにしてあまり現金を手元に置かなくてもよい暮らしをだいぶ前から心掛けていたようで、それほどすぐの問題はなさそうでした。

また、私にも数年前からいざというときのためにお葬式代程度の通帳を預けていて、今回は手元分を補充することができました。

 

母もそうでしたが、高齢になってくると金額がわかりにくくなってくるようです。

義姉と手元にどれぐらいあれば安心なのか、また泥棒に盗られてもしかたがないと思える金額はどれぐらいか、を話し合いました。

 

金融危機が囁かれる昨今では、お金を持っている高齢者ほど不安が大きいかもしれません。

また、親族でも信用できなかったりする心境になってしまうようです。

後見人制度についても問題が出てくるのかもしれません。

苦労したあげく、話し合ったことを忘れられたりして疑われてしまう、ということがありそうです。

後見人はお互いがチェックできる関係の3人ぐらいであたる、実例を積み重ねていく

ということがよいとは思いますが・・・・・

 

本音としては、日本経済の先行きが知りたいですよね。

切り詰めて老後のために貯蓄してきた人間が路頭に迷わないような金融政策を切にお願いいたします。