かつての西欧の魔女はけっこう高齢だったような。
魔法使いのおばあさん、でしたよね。その年代になってみるとなるほど、と思ったりします。
さまざまな経験や見聞を積んできて、妊娠や出産、子育てなどは男性にはできない体験を経て獲得した能力というものは、自分の若いときにはなかったものです。
その能力を生かす場があまりないんですよね
女性の活用と叫ばれて久しいのですが、これは主として若い女性のことのようです。
中高年の男性は、もしかしたらご家庭で奥様に辟易していることがあるのか、中高年の女性の能力は無視している面があったりします。
能力を評価するとしても、補助的な役割に使えるかどうかが多いのではないでしょうか。
女性の立場からすると、頭の固い男性の上司にうんざりしている場合が多い、ということはないものでしょうか。
考えてみれば、高級な織物など昔の日本の女性の能力は高かったのだと思います
私の母も洋裁を習い、私の子どものころの写真をみると今では売っていないような手のこんだ洋服を着ています。
経済成長の中で、既製服が簡単に手に入るようになると手作りの洋服はあまり見かけなくなりました。
日本の女性の能力の多くの部分が隠れて見えなくなってしまった面があります。
男性と同じ能力が求められることになったというか。
さて、先日、私と同年代のご近所の方から、すてきな手作りのリースをいただきました☆
あれこれ色あいなど考えつつ、作って楽しんでいるんだとか。
コロナ禍なので、こういった華やかなものを欲しい方はけっこういるんではないでしょうか。
受注生産で一品物 を適切な価格設定で という商品はこれから売れそうに思います。
元気を出すための何か が必要であり、それには高齢の女性たちの能力を引き出すことが有効
かもしれません。