椿峰のまち

所沢・椿峰ニュータウンでのまちから見えてくるものをお伝えするブログです。

ぶきっちょさんの在宅介護〔12〕

2014-03-04 18:13:50 | 藤村瞬一
忘れないうちにオムツに関して学んだことを書いておきたいと思います。

なかなかパソコンで調べるという時間がありませんでしたので
わかりやすいオムツの使い方を教えてくれるところが今ごろになって見つかったりします。→ こちら

紙オムツは驚くほど進化していました。
形から大きく分類して3つあります。

①オムツカバーに当たるもの  漏れを防ぐためギャザーを立てて使うようになっています。



②パンツ式のもの 伸縮式になっていてすぐ下ろせるようになっています。



③当てるだけのパット これは厚さ、幅が違うものがさまざまにあります。


男性の場合、三角に折って切り込みを入れ挟むようにして使うとこのパットだけの交換で済む場合があります。



夜間は初めのうちはオムツを取り換えていましたが、工夫して当てると
朝まで大丈夫だということがわかりました。

夜間は、①に③のパットをあてる+③を三角に折ったパット+③をお腹の上に横に置く の計4枚
で大丈夫でした。



日中はしだいにポータブルトイレや携帯用のし尿容器を使うことができるようになって、②で間に合いました。
また②の場合、細かいギャザーがかゆみを引き起こすことがありましたので、下着にパットということも
ありました。


オムツから漏れた場合、着替えだけではなく布団やシーツ類を替えることになるので
オムツの使い方は大事だと思います。

主人は幸い、腰を上げることができたのでオムツの交換はすばやくできました。
共同作業のような感じがしていたものです。

清拭のための洗剤の使い過ぎには注意が必要だと思いました。

また、認知症の症状と尿量は比例するようなところがありました。

主人の場合、血圧や血糖など薬は飲まなくなっていましたし、家では発熱することはありませんでした。
そのためかどうかわかりませんが、ぼんやりするということはなくなりました。

ただ便秘が気になっていて、溜まった堅い便が肛門の内側から押すとのことで
マグネシウム製剤を飲み、看護師さんに摘便をしてもらっておりました。

最期のあたりでは私も下手ながら摘便をして親指の先の大きさのものを5、6個取り出しました。

その後、初めて下痢をしてそれがオムツのギャザーにしっかりと収まっていたのは
ありがたいことでした。

とはいえ、そういったオムツを処理するには慎重さが必要です。

古新聞や古いバスタオルなどの用意が欠かせません。

たんぱく質を食べたがり、炭水化物はそれほど食べなかったせいか、尿に比べて便の量は
少なく感じました。


便臭についての悩みを聞いておりましたが、思ったほどではありませんでした。

2月でしたが暖かい日は窓を開けて空気の入れ替えをしていました。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (藤村眞樹子)
2020-01-28 11:39:49
在宅介護では在宅看護の看護師さんの指導がかかせません。
また、日進月歩のはずの介護の用品が使えて、その用品の使い方をしっかり指導してもらえば、苦労も半減するのではないかと思います。

たいした手引書もなく、疲れたときの休養法も用意しないままでは
仕事を続けながら、あるいは仕事を辞めざるをえず在宅介護をするのは、介護保険のあれこれのサービスを受けても、かなり無理があるのではないでしょうか。

介護環境の格差が天国と地獄のようになっている?
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Unknown (藤村眞樹子)
2025-01-04 13:34:40
このあと、青森の実家の両親、神戸の義姉
と続きましたが、結局、施設や病院にお世話になりました。最期は在宅で、と思ってもこちらの体力とかコロナとかでできなかったことが悔やまれたりします。
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Unknown (藤村眞樹子)
2025-01-04 13:42:20
主人を在宅で看取ることが出来たのは
ガンがあってあと半年、と聞いたからです。
介護する自分の体力や気力を考えますからね。あと自宅か実家かということもあったりします。
青森の冬では、所沢で長く暮らした身で在宅介護は無理のようにも感じられました。
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Unknown (藤村眞樹子)
2025-01-04 13:47:02
このころ私は60歳代前半でしたので
在宅看護や入浴サービス、在宅医療を受けながら介護ができましたが、在宅の老々介護はやはり無理のように思ったりします。
あるいは仕事をやめての子どもによる在宅介護も精神的に無理となりそう。
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Unknown (藤村眞樹子)
2025-01-04 13:58:13
福祉先進県の神戸で義姉のお世話になった施設は手厚くありがたいものでした。
義姉は90歳を過ぎており、用意していた老後資金で、高額の年金受給者が入居できるところであったから
ともいえますけれども。
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Unknown (藤村眞樹子)
2025-01-04 14:03:22
厚労省のお役人は、おそらく在宅介護をする必要もなく良質の介護施設を利用するために在宅介護の実態についてはよくわからなかったりする?と勘繰ってしまいます。
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Unknown (藤村眞樹子)
2025-01-05 09:21:12
義姉は国民年金のみであり、老後に備えて倹約し、老後資金を貯蓄していました。
主人も義姉からも、私が義姉の最期を頼まれておりました。コロナ禍となり、私ができなくなったら・・・・と思っておりました。
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Unknown (藤村眞樹子)
2025-01-05 09:35:24
義姉の法定相続人は、甥にあたる我が家の長男と二男のみであり、2人とも40歳代で忙しくしております。また従妹の娘さんにあたる方が隣接市で介護の仕事をされていて、お世話になることができました。
私は主人と両親を見送ったところで、経過についてはわかるようになっておりました。
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