椿峰のまち

所沢・椿峰ニュータウンでのまちから見えてくるものをお伝えするブログです。

2019年11月 神戸へ その5

2019-11-17 11:55:54 | 高齢化社会

この5年ほどの間に、主人、父、母と亡くなって、さまざまに医療、看護、介護の方たちにお世話になってまいりました。

けっこう経験を積んできたつもりなんですが・・・・

主人の姉は私の母の1歳上で94歳で神戸で1人暮らしをしています。

独身で個人で高級な洋服を縫う仕事を長くしていた人です。

 

年齢も考え方もかなり違ううえに、高齢になって耳が遠くなり電話がほとんど使えず、なかなか細かいことが伝わらない状態にあります。

日常生活について、生協の調理済みの冷凍食品や生鮮品を利用して自分の食べたいものを食べているせいか、大きな病気にはならず、少しの距離は歩くことができます。

自立心のかなり高いタイプといえるでしょうか。

従妹の娘さんにあたる方が芦屋市にいて、様子をみていただくことができて助かっております。

 

さすがの義姉もあれこれ心配になってきたようで、来てほしいといわれていたのですが、私の方はしばらく青森行が続いていて・・・・

その状況をハガキで伝えていたのですが、あまり伝わっていないようでした。

母の病状などを事細かに伝えるのもどうかと思っていたせいもあったからなのかもしれません。

 

今回、ハガキに11月5日(火)午後4時に伺います、と前もってハガキを出していました。

前日の4日の午後6時ごろに電話が・・・・ 

「きょう来るはずの眞樹ちゃんが2時間待ってもまだ来ない。あなたは留守番の人?」

「眞樹子です、あした行きます」と大きな声で繰り返してもなかなか通じないで、こちらも焦ってしまいました。

 

翌日、ホテルに着いてすぐ出かけました。

認知症が始まったのかと心配しましたが、それほどでもなく安心しました。

ただ、カレンダーがあまり使われていないように思いました。

また、いつの間にか、義姉の頭の中で、前日のパニックは私のせいになっていたような・・・・

 

主人が、毎日カレンダーの過ぎた日に斜線を入れていて、さらに手帳に毎日記入していたのを思い出します。

 このごろはゴミ置き場にあったり曜日を間違えて出す方もあったりしますので、認知症予防の第一歩としての日付確認の習慣が必要に思います。

 


2019年11月 神戸へ その4

2019-11-16 14:36:56 | 観光

窓を眺めているだけで満たされる気分になりました。

もしかしたら高齢者とはそういうもの?

 

 洋上レストランの船でしょうか? 

だいたい快晴に恵まれましたが、雲のあるときの海もまた魅力的でした。

 

震災から復興した神戸は、どこかに憂いを含んでいるようにも感じられます。

神の戸とはパワースポットという意味を持っているのかもしれません。

パワーを望んで得られたときには、そのパワーを失う宿命をも負うことになる・・・・・

窓を眺めながら、さまざまな思いが浮かんできます。

 

 


2019年11月 神戸へ その3

2019-11-16 14:08:00 | 観光

28階の部屋へ。その窓から何枚も写真を撮ってみました。その一部です。

 

華やかで上品な色彩に感じられます。

 

夜明け前の神戸港です。

 

晩年の主人は、海を見たがっていました。子どもの頃の環境に戻りたくなる本能のようなものかもしれません。

まるでカメラの中に主人がいるような・・・・・


2019年11月 神戸へ その2

2019-11-16 00:06:57 | 観光

今回は、ホテルオークラ神戸に4連泊することにしました。

かなりほかよりも安く泊まれそうだと思って予約しました。

到着して、一泊につきプラス3000円で海の見える28階の広い部屋がご用意できますが、といわれて・・・・

思い切ってプチ贅沢をすることに。

 

主人が歩けなくなる少し前に、一緒に神戸に来たことを思い出します。

このときには新幹線ではなく飛行機にして、神戸空港に近いポートピアホテルに宿泊しましたが、

羽田空港が広くて、歩くのが辛そうでした。

それでも若いときには、主人は行きたいところへ出かけたほうだと思います。

 

歩けるうちに、気ままな旅行をする時間をもつことは大事ではないでしょうか。

あの人はずっと働きづめで気の毒な人生だった、と同情されないように努力することも必要そうです。

 

それとも盛大な葬式こそが最大の目標・・・・ということもある?

 


2019年11月 神戸へ その1

2019-11-12 11:47:05 | 課題解決に

高齢となった主人の姉の様子が気になっておりましたので11月5日から9日まで神戸に出かけてきました。

まず、東京駅に出るのが一苦労。ちょうど所沢で特急に乗り換えることができました。

スマホを持っていないため、この程度のことも手柄顔になってしまいます(汗

 

さて、久しぶりの東京駅は工事中の場所が多くて、方向オンチの症状がひどくなってしまいそうな・・・

渋谷でもそう思いましたが、完成してもむしろ経路は複雑になっていく?

災害時にはたいへんではないでしょうか? 

 

新幹線の待ち時間を過ごす椅子が見つかりません(大泣き

ようやく見つけたところで、コーヒーとチーズパイをいただきました。

最近はクロワッサンとかパイ系のものが多いんですね。

しっとり系や温かいものが欲しいと思ったりなんですが・・・・・

最近では、座面が高くなっている椅子が多くて足の長い外国人向け?って思わないでもありません。

 

30年ほど前の思い出で心に残っていることがあります。

主人と出発は一緒で帰りは私ひとり、ということがありました。

夜で空港のお店は、ほとんど閉まっていて、そこのお店だけが開いていて・・・・・

お客は私1人だったんですが、コーヒーと暖かいケーキを頼んだら、そのおいしかったこと。

それほど大きくないウィーン空港でのことです。

 

駅や空港のお店は、国の評価に影響を与える可能性が高いかもしれません。

また、ほんの細やかなことがある人のエネルギーになっていくということもありそうです。

 

東海道新幹線下りは、右の窓側と決めています。

えっ、富士山が何かを訴えている? という気がしないでもありません。


11月3日のまち 第61回山口地区文化祭

2019-11-10 23:46:31 | 山口地区文化祭

今年の山口地区文化祭は11月2日、3日に開かれました。

実家の母の体調悪化で参加できるかどうかわからなかったため、いつもの展示での参加はやめて、野菜・乾麺の販売と切手を貼ったハガキの試験販売で1日だけの参加としました。

野菜が天候不順で高値となっている中、よい品を出品してもらって安く提供したためか、あっという間に完売しました。

乾麺とハガキは苦戦(泣

コーヒー、蒸しパン、焼きそば、うどんがおいしかったです。ふだんでも公民館で食べられるといいのに、と思いました。

いつもこの文化祭で思うんですが、70歳代、80歳代の方たちが働き手で実に生き生きとしています。

 

昨年の文化祭ではお元気だった知人の方お2人が亡くなっていて、油絵と漢詩の作品が遺作として展示されていました。

カメラの調子が悪くて、ご紹介できないのが残念です。

お2人ともさわやかに老後を生きられた方でした。ご冥福を心からお祈り申し上げます。

今年は、ツバキが早めに咲いていました。

こちらはシュウメイギクです。