青森の両親の用事で出かけるときには、10年以上も前に母が私にくれるといったお金で母名義の通帳をつくってもらって、それから交通費や宿泊費、土産、実家の食事の材料など買っておりました。
いちいち精算している余裕がなかったから合理的だと思っていたのです。
相続のときに、税理士さんから詳細を求められ、あわててしまいました。実務の体験が乏しいために、そういった会計の記録といったことが、自分の身辺に関してはいい加減になってしまっておりました。
実際のところ、ヘルパーさんが買い物を頼まれるようにはいかず、一緒の食事の材料、あるいは寒い時期に買う衣料品などについて運転のできない私は時間がなくて右往左往していたわけですから。
こういった家族の介護に関しても、厳しい会計のあり方が求められるとは想像もしていませんでした。
単なる確定申告とか自治会の会計の仕事などは問題なくしてきたつもりだったのですが、甘さが露呈してしまいました。
こういった経緯から、義姉に関しては、交通費や宿泊費、土産などは自分のお金を使うことにしております。
そのほうがお金を自由に使えるといった面があるので、精神的に楽なほうを選ぶことにしました。
ただ、一般的にそれでなくてもたいへんな遠距離介護などで、厳密な会計を考えなくてもよいためには?
相続人間の関係といったこともあり、何か合理的な会計のあり方(たとえば年間贈与の限度額の範囲なら詳細は問わないとか)があるといいのかもしれません。
初めてGotoトラベルを使って、何度か泊まっているホテルオークラ神戸に宿泊しました。
今回は3連泊でした。
無料のシャトルバスが利用できるのがありがたいです。
地域クーポンというのは、スマートホンを持っていないので使いませんでした。
このGotoトラベルとか地域クーポンというのは、急ごしらえの制度のせいか、こちらが高齢になったせいか、わかりにくく感じられます。
25日は、義姉がディサービスに通っている日なので、ホテルに荷物を置いてから、午後4時過ぎに義姉の家に出かけました。
義姉の家では、ケアマネージャーさんと親戚のTさんが来てくださっていました。
現在の状況と今後の方針について話し合いました。
いざ施設入居が必要になってもすぐは入れないということで、申し込みをお願いすることにしました。
熱心に面倒を見ていただいていて、私が神戸に住んでいたのなら、しばらくは、このまま在宅介護が続けられそうでしたが・・・・
やはり徘徊行動や排せつに問題が出てきたときにどうするか、ということがあるように思いました。
そのうちに義姉が帰ってきました。
何とか私がわかったようでした。以前よりも穏やかになったように感じられます。
どうにか歩けてトイレにも自分で行けますが、トレーニングパンツをはいていてぬれたりすると、その部分を剥がしてしまうのだとか。自分で脱いだりはできないようです。
幻覚があるようで、義姉の母親と同じような経過をたどっているようにも思います。
また寂しいという感情はより強くなっているようにも思われましたので、眠っている間に家を出るようにしました。
なお現在の義姉は介護3で、介護サービス利用の状況は
デイサービス:週3回
介護ヘルパーさん(身の回り、食事作り、服薬、血圧測定など1時間半):週3回
訪問看護:週1回
往診:月1回
弁当の宅配:毎日 となって手厚くしていただいているようです。