世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

アオザイ、アオザイ、アオザイ

2012年07月30日 | 国際
世界大会だけあって

歓迎ぶりも尋常ではない。


ベトナムのトラディショナル衣装であるアオザイは

日本の着物に当たるため、


今では特別な時にしか着ない。


街ではほとんど見かけなくなった。


だが今回はあちらこちらでアオザイで歓迎の意を表してくれる。


風でなびいたり、
    股に挟まった姿は特に艶めかしい



     横のスリットから見える
      腰の素肌が色っポイ





特に夏場は薄いシルクが目を釘付けにする。



何を隠そう

ボクはアオザイフェチなのだ。







柄や色はもちろん、

ノースリーブ襟なしなどいろんなデザインが楽しめる。



だから今回はそれだけでも幸せ。



   ホテルのレストランのお気に入りの子
    ブルーのアオザイががよく似合う。
 
     可愛くて愛想がイイ 
      当然、電話番号Get!


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日本から着物を5着持ってきた。

着物をアオザイに仕立て直すためだ。



着物でアオザイをヒットさせ、

新しいアオザイの風を吹かせよう。

エスペラント世界大会

2012年07月28日 | 国際
世界のエスぺラント愛好者が一堂に会する。

ASEAN と並ぶ(?)スゴイ国際会議なのだ。


それに先がけ

まずはベトナム料理に舌鼓。






それからKARAOKEへ。




これを堪能しなければ

ベトナムに来たと言えないからね。


午後からは、マッサージ。


何しに来てんだろうネ。

目的、完全に間違ってる!?

多面性と多様性 パーティは歌声に乗って

2012年07月22日 | 国際
グローバル世界で必要なものに

多様性と多面性(多角性) がある。


多様性は、

Diversity といわれ、

Innclusionが求められることは以前述べた。


読んでない方のために簡単に言うと、


Diversity & Inclusion とは、

「多様性の受容」という意味で、


多様な人材を活かす戦略であり、

外見や内面的な違いにかかわりなく、

すべての人が各自の持てる力をフルに発揮して

組織に貢献できるような環境をつくることである。


経営戦略として、

個人だけでなく組織自体にとって

多種な属性(性別、年齢、国籍など)を活かし

能力を発揮できるような組織づくりをしなければならない。


個性を発揮できる環境下でこそ、

新しい商品が誕生し、画期的なプロセスが実現され、

新しい顧客に支援される企業が生まれるという、

人材に対する新しい認識でもある。




また、思考法の一環として

多角的(多面的) に考えることが重要とされる。


一元的思考ではいつまでたっても枠から抜け出すことは出来ない。



ちなみに、思考3原則といわれるものは、

第一は、目先に捉われないで、出来るだけ長い目で見ること

第二は、物事の一面に捉われないで、出来るだけ多面的に、出来れば全面的に見ること。

第三に、何事によらず枝葉末節に捉われず、根本的に考える。(安岡正篤)



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さて、昨夜のフリートークの月一Make Friends Party もおかげさまで盛り上がりました。





フリートークのパーティの特徴の一つは

なんといってもマリアの歌が無料できけること。


彼女の歌声を毎日聴けるボクは、世界一幸せ者なのだ。




そして、「何でもアリ」がもう一つの特徴。

なんといっても多様性(Diversity)なのだから。



だから、こんなこともやっちゃう。




フリートークは、カラオケもできちゃうんです。


    夜中に”変なオジサン”も飛び込みで参戦


これもまたフリートークの多様性の一面である。



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なんといってもフリートークのモットーは楽しむこと


楽しめる人、

楽しまさせれる人
ならどんな人でも受ける。



だから、ここではいろんなアイデアが生まれみんなの才能が開花する。



フリートークは「フリースクール」の要素も持っている。


学校や会社、社会で認められなくても

思う存分やりたいことがやれる、

言いたいことが出来る場である。


いわゆる、

社会のマイノリティが活躍できる場である。


自分を思いっきり表現できる稀な場所だ。


そう、だからフリートークはとっても懐が深いのだ。


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そもそもInternational & Community Cafeと は、


枠にとらわれず、

面白いと思うこと、


イイと思うことなら何でも受け入れる、、

やっちゃってしまう。



だから批判も受ける、

妬みも買う、


イヤミも言われる、


だけどそんなことに挫けているようでは

何にも出来やしない。



出る杭は打たれるかもしれないけど、

雑草は踏みつけられ唾をかけられるかもしれないけど、


それでも

いじけず、挫けず、メゲズに歯を食いしばって生きていくしかない。



だから楽しい、

楽しまなきゃ損。



さあ、

今日もフリートークではマリアの歌声が響いている。



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【お知らせ】

日曜日はフリートークの一階の駐車場が無料で使えますよ(2~3台分)。


それにフリマもやってるし(雨天は屋内)。




出展者、ボランティア募集中

ドンドン利用してね。




また、英語の歌を上手に歌う

Mariaの歌のレッスンも受けられます。




1時間、2,000円。

要予約、です。

アメリカの光と影

2012年07月18日 | 国際
アメリカはボクの大好きな国の一つだ。


アメリカといっても

まるで50の国から成り立っているかように

東と西、北と南ではその表情が違う。


移民によって作られた国だけあって人種も様々だ。



前にも述べたように大まかに言えば、

白人が約     60%

ヒスパニック系  20% (過半数が南西部に住み、その6割以上がメキシコ人)

ネグロ系     14% (過半数は南部に集中)   

アジアン      5% (半数は西部に住み、カリフォルニアとハワイが顕著)

ネイティブアメリカン1% (アラスカ州のイヌイットを含む)


となっている。


そしてヒスパニック系とアジア系の人口の伸びが激しく、

近い将来白人は過半数を切るのではないかとみられ(恐れられ)ている。




民族の多様性は、

即、宗教観にも多大な影響を及ぼす。


一般にアメリカはキリスト教の国といわれるが


キリスト教80(プロテスタント60 カトリック系25  東方正教会系3)

ユダヤ    2
 
イスラム   0.5 

仏教     0.2 

ヒンドゥー教 0.1 

その他   12.6


となっている。


なかでもイスラム教が伸びを見せているらしい。




ご存じのように

この民族・宗教の違いが政治に大きな影響を及ぼす。




そして

この多様性こそが


アメリカ人の気質を育て

アメリカの成長を牽引し、

アメリカが世界に君臨する大きな要素となってきた。




ボクのイメージもそこからきていることが多分にある。

おおらかで、

許容性があり、

フレキシブルで、

それゆえ懐が深く


清濁併せ飲むような器の大きさがある。


自由の国と言われるように

発想力も創造性も高い。




そこからいろんな発明や発見、

いわゆるイノベーションが進んでいるのである




ただ、

合理性、論理性を重んじるあまり、

情緒性に欠ける面も否めない。



そして反面、

警戒心や猜疑心が強く、

攻撃性が異常に高いのも事実だろう。



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ボクはこれまで多くのことをアメリカから学んできた。


主に

フロンティアスピリッツ

ネイティブアメリカン(インディアン)の教えには

大いに感銘を受けた。



久住高原で観光牧場『メリーファーム』を起こす際は

かなりの部分で参考になった。


それはそのはず

馬を飼って西部劇ごっこをしていたのだから。



今でもボクの気持ちの中には

カウボーイ魂が息づいている。



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だが今回のNYでは、別の意味で学ぶところがあった。

つまり、反面教師としてだ。




二人の娘の夫がアメリカ人であり、

息子も10年近くアメリカに住む。


息子は17歳という多感な時期に移り住んだこともあり、

考え方としてはほぼアメリカンになっている。


それは上記のいい意味の場合が多い。




子供たちのお蔭でボク自身

良い意味でも悪い意味でも

より身近にアメリカを知ることができるようになった。



これまでアメリカ合衆国50州の内約30州を旅し、

ホームステイも数多く経験して


アメリカの家庭や家族とも接してきた。



彼らは親密で、親切で

思いやりがあって、それでいて合理的であった。


ボクはそうした姿に感銘を受けていた。

憧れでもあった。



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それが

今回のNYでの経験によってもろくも崩れ去ってしまった。


これほどにまで

非情で薄情で非礼な人々に会ったことがなかったからだ。


アメリカに限らずだが。



アメリカ人は

話せば分かる民族だと思っていた。


そして

話し合いという民主主義が完全に確立した世界だと思っていた。



ところが

話し合いどころか


その席上にも姿を見せず、

逃げ回る姿には失望してしまった。



こんない臆病でかつ傲慢な人間がいただなんて。

それもアメリカに、ニューヨークに。




多くの戦争にかかわり、

経済の疲弊にあえぎ

結果、変わり果てたアメリカを象徴しているのであろうか。


そこにはアメリカ人の焦りさえも窺える。


アメリカが凋落するのも無理はない。



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ボクは息子が17歳で渡米するとき、

アメリカのフロンティアスピリッツを学べと言って送り出した。


だが

大和魂を忘れるなと付け加えることを忘れはしなかった。





最近アジアを旅することが多くなった。


仏教、儒教といった思想に改めて触れ

アジア人として生まれた自分に誇りさえ感じるようになった。



武士道を学ぶ西洋人、

盆栽にはまる欧米人も多い。


だがその底辺には

征服、服従のといった二文字が見え隠れしているように思えてならない。。


表面の技術だけ身に着けても

精神的には極めて幼稚性が窺い知れる。



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柔よく剛を制すと言われるように

これからアジアの影響力が世界で増すことは間違いない。


そのことを日本人は過小評価していないだろうか。


夢と希望を失い、

同時に誇りと自信、勇気さえも失なってしまったのか。



もっと日本人は

誇りと、自信と勇気を持つべきだ。


日本人は、

アジアの、いや世界のお手本となる民族足りうるのだから。



そのためには

日本人としてのアイデンティティを確立しなければならない。



それについては

この紙面では語り尽くせない。



また改めて検証していきたい。

娘の結婚相手とのバトル

2012年07月10日 | 国際
(かなりの長文です)

ニューヨーク3日目にしてやっと娘とその結婚相手と会うことができた。

今回の目的は、その娘の結婚式への出席だったはずだが、花嫁の父親としてはその前に相手の男Davidに言わなければならないことがあった。
そして、彼の家族とも会わなければならない。


そのために、Davidには渡米前から会って話をしたいと再三言っていたにもかかわらず、本人は結婚の準備で忙しく、親も仕事が忙しく時間が取れないの一点張りだった。


このままでは結婚そのものを認めるわけにはいかないし、ボイコットも辞さない覚悟で単身ニューヨークに乗り込んだのだ。


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着いたその日にボクは彼の勤め先である5番街のユニクロを訪ねた。それは、機関店としての風格とセンスを兼ね備えるユニクロらしからぬゴージャスさを醸し出していた。
彼の働き具合をこっそり見てやろうという意地悪な魂胆が潜んでいた。

入口を入ると黒いユニフォームに身をまとった女性スタッフが、店内用のショッピングバッグを手渡している。ボクはそれを拒否して吹き抜の正面にあるエスカレーターで3階まで一気に上がった。広い店内には同じ黒のユニフォームを着た若いスタッフたちが働いている。一通り全フロアを見回ったが彼の姿が見当たらない。

スタッフの一人に彼の所在を聞いてみた。
「Davidはどこにいるのか」
ところが、そんな名前のスタッフは知らないという。
フロアが違うと分からないのかもというので各フロアで聞く。誰も知らないという。
ふと思い立ってマンハッタンにはほかにユニクロがあるのか聞いた。あるという。あと二か所。
「じゃあ、悪いが各店にDavidというスタッフがいないか聞いてくれ」
と男性スタッフに頼んだ。

しばらくすると彼が戻ってきて言うには
「Davidは確かにこの店で働いている。だが彼は今日はオフで来ていない」という。
「明日は出てくるのか、出てくるなら何時に来るのかを調べてくれ」と頼んだ。
またしばらく待つと、今度は店長らしい女性と一緒にやってきた。彼女が曰くに、
「Davidは結婚のため今日から休暇を取っている」という。そんなことも彼は教えてくれなかったのだ。


業を煮やして僕は電話を彼に入れてみた。3回ほどかけるとやっと彼が電話口に出た。明日会う時間が取れるか聞くと忙しいとまた言う。休みを取って何をするのだと突っ込むと、式場のあるセントラルパークでの打ち合わせがあるという。
「何時に終わるのか」
「6時ごろには終わるだろうと思う」、と心もとない返答。
「OK分かった。じゃあ、6時半、このユニクロで待っているから会おう」といった。
もし遅れそうなら電話をくれとも念を押した。



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そして2日目、約束の6時半ボクは再びユニクロにいた。
彼は来ない。電話もない。こちらから掛けてみた。1回、2回、3回、4回とかけても出ない。

どんなに辛抱強い僕でも、切れた。もう我慢ができない。
近くにいた女性のスタッフに声をかける。
「責任者を話がしたいのだが」
やがてスーパーバイザーだと名乗る黒人の男性がやってきた。
「私はDavidが結婚する相手の父親だ」と名乗った。
そうすると、
「オー、ちえりのファザーですか」と相好を崩して彼は答えた。
どうやら娘のことも知っているらしい。ボクはにこりともせず彼に言った。
「実はここで彼と6時半に合う約束をしたが来ないし、電話をしても出ない」
そうすると、
「たぶん遅れているのだろう、もう少しここで待ったいてください」と言って姿を消した。


しばらくすると、別の黒人のスタッフがにこやかな顔で寄ってきた。すきっ歯でエディマーフィにそっくりだ。
「ちえりのパパですね。ぼくはDavidの友人で、水曜日の結婚式に参加するんですよ」

嬉しそうに求める彼との握手を拒み、ボクはにこりともせずに彼にこれまでのいきさつを話した。
「きっと打ち合わせが長引いているのでしょう」とスーパーバイザーと同じようなことをいう。
「じゃあなぜDavidは電話に出ない。彼からの電話もない。悪いが君から彼にかけてみてくれないか」
彼は、僕の権幕にびっくりしたような顔つきでOKと言ってダイヤルした。出ない。
「きっとこちらへ向かう電車の中かもしれない」とかばう。
「もう少しここで待っていてもらえませんか」と気の毒そうな顔をしていった。

すでに約束の時間から小一時間が経過している。それから待つことさらに30分。
その間何度か電話を入れてみた。スタッフの彼も電話をするがDavidは出ない。

ボクはエディに言った。
「もう帰る。彼と連絡が取れたら伝えてほしい。私は非常に怒っている。今夜中に彼から連絡がなければ、Davidが私の娘と結婚することは許さないと」

彼は、真顔を装いながら分かったといった。ただ事ではないことを悟ったようだ。エディの顔からは笑顔が完全に消えていた。

別れ際、彼の名前を聞いた。オマールといった。エディではなかった。彼は僕に再度握手を求め、「水曜日に式場でまたお会いしましょう」と顔をひきつらせながら言う。
「水曜日に式場だって、君に会うことはもう二度とないかもしれないよ」ッと返すと、
「I hope」 とまたひきつった顔でオマールは付け加えた。
ボクも言った。「I hope too」 と。



ホテルへ帰ると、Davidからfacebookを通じてメッセージが入っていた。さすがに慌てたらしい。
相変わらずbusyだと言い訳が並びたてられている。
「ビジー、ビジーとセミみたいに鳴くな。誰だって忙しいんだ。俺だって忙しいのにこうやってニューヨークくんだりまで来てんだ。
それなのに会わないとは何事だ。明日も会わないつもりなら覚悟しとけ!」
とうとうブチ切れた。

「結婚式の準備でストレスがたまっているから」とまた言い訳を言う。
アメリカ人はなかなか謝ろうとしない人種らしい。
「言い訳は二度と言うな。結婚の準備でストレスだと。甘ったれるんじゃない、結婚したらもっとストレスがたまるぞ」
ボクは皮肉っぽく、事実を言った。
そう、男にとって結婚は墓場以外の何物でもないのだ。
彼はまだそれを知らない。いや彼に限らず男はみんな知る由もない。なぜなら、やることしか頭にないからだ。
結婚して初めて、その過ちに気付くのが大半だろう。(例外も稀にあるが)


彼は明日4時だったら時間が取れそうだという。
「OK4時だな、で場所はどこだ」
Davidは42丁目のスタバを指定する。
「よしわかった、明日4時、42丁目のスタバで会おう。遅れるなよ、もうサードチャンスはないぞ」



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そして、当日娘を伴ってDavidがやってきた。やっと来やがった。娘ともやっと会えた。
3年ぶりだ。少し顔色が良くないようだ。
「スッピンだし、あまり寝てないし」、と娘はいう。



この男のせいだと怒りがこみ上げるのを押さえて彼に言った。
「お前に話がある。もし娘と結婚するのなら父親としてお前にいくつか言っておきたいことがある。
いいかよく聞け」
彼は素直に頷いた。

悪い奴ではない。ただ煮え切らにだけなのだ。今風の草食系なのだ。アメリカ人も草食男子が確実に増えている。



ボクが彼に言いたいことは、言い洩らさないように前もってノートに箇条書きにしていた。



一つ一つ、噛んで諭すようにボクはDavidに語った。

「君は結婚すれば嫌でもボクの息子になるんだ。分かるな」
「娘も僕も日本人だ。日本には日本のしきたりがある。まず男は、お嬢さんをくださいと娘の父親に土下座して頼まなければならない。そうしたうえで、親御さんも挨拶に来るのが常識なのだ。そのどちらも未だない」

「だから、君に早く会いたかったし、君のご両親にも事前に会って挨拶と話をきちんとしなければならないのだ。結婚したら、娘は君の家族の一員となるのだから」
「君は空手5段だから武士道は分かるな。日本人は礼節を重んじ、目上を敬うのだ。
おもてなしの精神もきわめて深い。そのどちらも君や君の家族は欠けている。きちんと手順を踏まなければならない」
ボクは一気に彼に話して聞かせた。

今、離婚が増えていること、数多く目の当たりにしていることなどを加えて伝える。
そのうえで「娘をシングルマザーなんかにしたら承知しないぞ」と脅した。
もちろん自分のことは棚に上げた状態だ。

「今、給料はいくらか」と突っ込んだことも聞いた。
彼は正直に答える。
「結構もらってるな。俺より多いじゃないか(この野郎)」

ニューヨークのユニクロはかなり人件費に費やしている。お客はそこそこ入っていたるが膨大なテナント代や人件費で赤字だということが推測できる。維持するのに採算度外視でかなり無理しているように感じる。


あとは、宗教問題、人種問題にまで言及した。
延々一時間余り。それでも言い足りなさは否めない。


Davidは、結婚式前に彼の家族とも会食をすることを約束してくれた。
ぎりぎりセーフというところか。



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もちろん、娘とも話した。思ったよりしっかりしていた。
この3年、ニューヨークでもまれればしっかりせざるを得ないだろう。



日本人としての矜持を示しておきたかった。
一方的だが、これで結婚式にもすっきりした気持ちで出席できる。
エディ、いやオマールにもまた会えそうだ。

娘とバージンロードを歩くことになる。

花嫁の父の心境はまるで乙女心のように複雑だ。
嬉しくもあり、寂しくもあり、心配でもある。



サンフランシスコから息子も駆けつける。こちらも久しぶりの再会となる。
息子は彼女はできたのだろうか。青い目のブロンズの嫁さんを期待する。
男の方は気楽なものよ。



ニューヨーク物語

2012年07月08日 | 国際
実は、

今回のニューヨークへの旅はただの観光旅行ではない。



娘の結婚のために訪れた。

このことについては現在進行中であり


後日このブログで述べることになるだろう。



さて今日は、

これだけはいきたいと思っていた

スパーダーマンを観てきた。



映画ではない。

ミュージカルのスパイダーマンだ。





ブロードウェイ史上もっともお金をかけただけあって

なかなか凝りに凝っていた。




何といってもワイヤーワークが素晴らしい。


舞台だけはなく、

観客席から天井まで余すところなく使っての


アクションだ。



   バルコニー席まで飛んできて、止まっているところ



右から左から、上から下から

消えたと思ったらどんどん出てくる。



ナント10人もスパーダーマン役がいた。

マスクをしているから出来るんだよね。


最後はスタンディングオベーションでの喝采だった。


今までのオーソドックスなブロードウェイミュージカルとは

ちょっと趣が変わって良かった。



次は、”ゴースト” だ。

これも楽しみ。




今日は、その前にアンティークスのフリマに行ってきた。




アンティークスには目がないが、

やはりニューヨーク価格とあって高い。




欲しいものは山ほどあったが、

ここはぐっと我慢の子になって堪えた。



    売ってる人もアンティークだった((笑))






日曜日の明日はもっといろんなものが見れそうだ。


なんてったって

NYはおもちゃ箱をひっくり返したような街なのだから。

Sex and The City

2012年07月07日 | 国際
久しぶりにアメリカンエアーに乗った。



ANAが最新のB787だったので

AAのB777が古く貧弱に見えた。



だがそれ以上に、いつものことと言え

アメリカのキャビンアテンダントのサービスの悪さは天下一品だ。


一頃アメリカ線はアルコールが有料になったが

ビールとワインが無料サービスに復活していたことは

正直うれしかった。



だが、他の飲み物は

なんとセルフサービスを強いられた。


それも、ニコリともせず顎で場所を示す態度。





そんな無愛想な彼女らは相手にせず

機内でも執筆にいそしんだ。



日本のおもてなし精神が輸出できそうだ。




さて5度目のニューヨーク。

一人で来たのは今回が初めて。



JFK空港からタクシーでマンハッタンに向かう途中に見る

摩天楼はさすがに圧巻。


ニューヨークに戻ってきたことを実感する瞬間だ。



ロウア―イーストにあるチャイナタウン内の安宿を取った。


ベッドだけの汚いドミトリーホテルだ。

一人旅ならできることだ。


それでも一泊50ドル以上する。



ニューヨークは今日も30度を超える暑さだ。

短パン、ノースリーブに着替えて地下鉄でダウンタウンへ。


       恒例のロックフェラーセンター前で

格好だけ見るとフィリピンやベトナムにいる時と何ら変わりはない。




ニューヨークの地下鉄は

一乗りがどこまで行っても2ドル50セントと安い。


29ドルの7日間フリーパスを買った。






それでは五番街やタイムズスクエアの表情をどうぞ。

サラジェシカパーカー張りのニューヨーカーがちらほら。






なぜか店の前には裸のマッチョマンと着物の女性が。












お馴染みの裸の歌うカーボーイギターリスト




ミュージカルのコマーシャル。




なぜだかこの暑さの中でミッキーたちも繰り出して。




騎馬警官もスマホで遊んでる?



今日はここまで。


時差ぼけを解消するために早めに就寝。



明日はミュージカルを堪能しよう。

怒れ!日本人

2012年07月01日 | 国際
15万人が集まった。


横浜アリーナではない。

首相官邸前にだ。




これは最近では画期的なことだ。




日本人にも

まだこんなエネルギーが残っていただなんて。





新聞にはこうある。


全国各地で原発抗議 官邸前「15万人」で騒然


 関西電力大飯原発(福井県)の再起動を7月1日に控え、

反対する市民らの抗議行動が29日夜、首相官邸前であった。



毎週金曜日夜を中心に実施されてきたが、

主催者はこれまで最高だった前回の約4万5千人を大きく上回る15万~18万人が集まったとしており、

官邸周辺は騒然となった(警視庁調べで約1万7千人)。


同じ時間帯に全国各地でも抗議行動があり、反対の声は広がりを見せた。



官邸前では参加者がマイクで

「名誉ある撤回を」「国民の声を聴け」などと次々と声を張り上げた。


車道にまであふれた参加者は中高年から子連れまで年齢層もさまざま。


 東京都足立区の主婦(36)は、長男(7)とベビーカーの次男(3)を連れ初めて参加。

「政府は私たちの生活を全く考えていない。

これまで黙ってみていたが、我慢の限界に達した」と話した。


「私たちは、選挙かデモでしか訴えられない。

自分たちの気持ちを伝えていくうえで、結局、数にまさるものはない」と力を込めた。



 市民団体有志が3月に始めた当初の参加者は約300人。

それがツイッターなどの呼びかけで回を追うごとに増えた。


この日は警察官が誘導や整理にあたったが、道路が埋め尽くされたことで混乱が生じ、

主催者は終了時刻前に抗議行動を打ち切った。

主催メンバーは「これだけの民意を見せつけた」と締めくくった。


 一方、大阪市北区の関西電力本店前にはツイッターの呼びかけで約2200人(主催者発表)が集まった。

発起人の女性(41)は

「シンプルに声をあげていきましょう」と宣言。

参加者はプラカードや横断幕を手に「原発いらない」などと繰り返し叫んだ。


名古屋や長崎、熊本でも反対する市民が集って声を上げた。






また、地元・福井県おおい町でも反対集会があった。

同じく新聞にある



大飯再稼動阻止へ道路封鎖 市民ら100人、もみ合いも



 原子炉の起動を翌7月1日に控えた30日、

反対する市民らが抗議活動を繰り広げた。


このうち100人以上は原発へ通じる道路をふさいで「稼働阻止」をアピール。

県警機動隊員らとのにらみ合いが1日未明まで続いた。

 30日午後4時ごろ、

大飯原発のゲートまで約500メートルにあるトンネル入り口付近に、

若者ら約100人が集まり、原発へ通じる唯一の道を車などでふさいだ。

機動隊員が道を開けるよう呼びかけたが、

若者らは「再稼働をやめてくれたらすぐにどく」「命を守れ」などと応じず、

一時はもみ合う場面も。


夜になると、合流する市民の数はさらに増えた。


 おおい町ではこの日、関西の脱原発団体などが呼びかけた

「STOP☆原発再稼働! 6・30おおい集会」も開かれ、

全国から約500人が集まった。


 四国電力伊方原発や北陸電力志賀原発、

関電美浜原発などの地元で反原発活動に携わるメンバーらも参加。


元京大原子炉実験所講師の小林圭二さんは、

大飯原発の敷地内にある断層が活断層である可能性を指摘し、

「再稼働させてはならない」と訴えた。


 集会の参加者らは「再稼働反対」などとシュプレヒコールを上げながら、

政府の監視拠点となっているオフサイトセンターまでデモ行進。


県警機動隊員らともみ合う場面もあった。

参加者の代表が牧野聖修・経済産業副大臣あてに再稼働中止を求めた文書を渡し、


約1時間後に解散した。


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シュプレヒコール


もみあい。


全共闘(ボクも一員だった)が泣いて喜ぶ構図だ。




だが映像を見る限り、

何か盛り上がりに欠ける。


お祭り気分な感じもする。


ひっ迫感がまるでないのは気のせいだろうか。



いつからニッポン人は

こんなにユル~イ国民になったのか。




カリスマ的リーダーがいないのも原因の一つかもしれない。

ボクらの頃は当たり前だったジグザグデモは禁止されている。


ハンガーストをやる者もいないのか。

(ハンバーガーの早食い競争なんかやってる場いいじゃないというのに)



沖縄での

米軍オスプレイ配備反対も

国民全体から見れば対岸の火事。


そういうボクも

指をくわえてみているだけなのだが。



それでも

学生時代は


ゲバ棒もってジグザグデモって

火炎瓶投げてたゾ。

(お勧めはしない)



今の大学生は何をしている。

大学にいっても

キャンパス内に反対をアピールするプラカードひとつ立っていない。


勉強もソコソコに

バイト三昧に明け暮れているのか。

(みんなとは言わないが)





今日も

facebookページには

能天気なコメントが並ぶ。


何を食べただの、

何を買っただの。



飲んだ喰ったの飽食持続可能国家か?

そうでもあるまい。



なのにそこに日本を憂える内容は少ない。


もちろんわざわざ暗い世の中を煽ってさらに暗くする必要はまったくないが

もう少し自分で考える能力があってもいいような気がする。




政治も経済も瀕死の状態にある。


腐敗した官僚支配体制を早急に終わらせない限り

日本も遠からずギリシャやスペインの二の舞になるだろう。




インターネットは

リーダー不在の非組織を作り

大衆動員には一役買っているが


方向性が不明だ。





不安を抱えながらも

日々の生活に流され続ける。


日々のあわただしさの中で

自分を見失いがちだというのに。




羊の国、ニッポンは一体どこへ向かおうとしているのか。

草の根国際援助 今ボクにできること

2012年06月09日 | 国際
いろんな形で社会貢献されてる方は

沢山いらっしゃると思います。




東北の復興に携わっておられる方、


近くは

自治体のお手伝いや



各種ボランティア活動をされてる方。





ユニセフはじめ


各種の団体に寄付を続けておられる方などなど。





直接ボランティアをする場合は


自分で汗をかく充実感と



相手の顔が見える実感がある。






だが


寄付はどうだろうか。






国際援助がいい例だ。




特に北朝鮮やアフリカの一部では




上層部だけを潤し


本当に援助を必要としている末端には


ほとんど行き届いていないのが実情とも聞く。





税金と同じで


本当に無駄なく有意義に使われているのだろうか




いささか疑問である。





ユニセフをはじめとする


国際援助機関にしても





少なくとも寄付の一部は


職員の人件費や



チラシや広告代に消えている。


TVの派手な広告費はバカにならないだろう。






自分が寄付したお金は


どこの誰にどういう形で渡っているのか。




追跡する余地はほとんどない。





セーブザチルドレンでは


子供の写真が礼状と一緒に送られてくる。




アー、この子を助けているのだと言いう実感は湧く。



だが


毎月4千円がそっくりそのままその子に渡されているの


いささか疑問だ。






まったく疑う訳ではないが


不信は残る。





それでも


寄付する価値はあるだろう。





誰かの役に立っているという


自己満足感も得られるかもしれない。





あらっぽい推測上の計算だが


地球の人口70億人の内





子供(10歳以下?)が1割、7億人だとする。



そのうち飢餓に苦しむ子が3割としたら

2億1千万人。




一人$1円渡しても

200億円である。





これは


人口の3割、2億一千万の人が

$1寄付をすればいいことになる。





毎月4000円寄付する人なら

5千万人で済む。





それでも

地球上から飢餓、貧困が亡くならないのはどうしてだろうか。




かなりの金額が


ピンハネされていると考えてもおかしくないのではないか。






セーブザチルドレンに登録していた時期があった。



だが


ベトナムやカンボジア、ラオスに行くようになって




考えが変わった。




出会った子供に直接渡す。



今、

ベトナムに毎月仕送りしている。



SKYPEでいつも話して様子を聞いている。


年に数回訪れては、会っている。





今回

フィリピンでもそうした。



おじさん(Uncle) と呼んで


毎日メッセージが届く。



これから長い付き合いが始まるかもしれない。







【補足】



学校を作ると称して


寄付を募る団体がある。




実際200~300万もあれば


学校が建つ。




それぐらいの金額なら

金より物といって



学校だけを建てて悦に入っている人たちがいる。




建った学校の前で


記念撮影をして



それっきりだと現地の人は嘆く。





箱もの感覚と同じで


その後の維持管理、運用のことを考える人は少ないという。





建物のメンテはもちろん、


教材、先生の確保など未来永劫フォローしなければ


学校だけ建てても意味がない。



それには毎年数百万の資金がかかるだろう。




そこまで考えていない。


箱を作って魂を入れることができない。







寄付自体は悪いことではない。



だがもしそれをするのなら


その先の流れ、実態にももう少し気を配ってみたらどうだろうか。





それには


やはり現地に行って現実を自分の目で見ることだ。



そうすれば


何かを感じ、



行動も変わってくるだろう。






ただ旅するだけではつまらない。


自分の歩いた足跡から



実のなる花を咲かせたい









旅をしよう!

自分の足で歩こう!


世界を自分の目で見てみよう!




そして


何かを感じ




今自分にできる

行動を起こそう!

国旗 Flag

2012年06月06日 | 国際
Show the flag!.




フリートークには

実にいろんな国の旗がよく似合う。



アメリカ合衆国の星条旗を中心に

イギリス、オーストラリアなどの国旗を



テラスから掲げている。




室内には

万国旗も並べて張ってある。








だが


どうしても足りないものがあった。






フィリピンの国旗だ。




なんたって、フリートークの顔、

チーフマネージャーのマリアの母国だ。



最高の敬意を表しなくてはならない。





そういう訳で

彼女のたっての希望もあって



フィリピンの国旗を

マニラまでわざわざ買いに行った。





結構あちこち探しまわった。




ほとんどの国で見られる

いわゆるスーベニアショップがみあたらないのだ。




大概

Tシャツや置物などと並んで



国旗などもならべてあるはずなのだが。




Tシャツは

オリジナルで作ってくれたけど。









フィリピン国旗をやっと見つけたのは


やはりショッピングモールの中だった。





で、



スタンド型や




吸盤つきのミニフラッグも




一緒に購入した。






ところで


国歌同様、




日本人(ボクもそうだが)は


日の丸でお馴染みの日章旗を揚げるのを憚(はばか)るのか。




なんとなく祝日のイメージしかないのは何故だろう。



反面

星条旗がかっこよく写るのはどうしてだろう。




紅白にネイビーブルーの配色って魅力的に見える。





ボクは


「日章旗」もいいけど


「旭日旗」の方が好きだが




軍旗なので


どうしても

戦争や右翼を連想してしまうよね。




いっそ

不謹慎だけど



日の丸ではなく


花丸の旭日旗にしたらどうだろうか。




そしたら

「旭花旗」になっちゃうだろうけど。




あるいは


ブルーを配色するとか


スマイルマークにするとか。





サッカーの日本代表みたいに

ジャパンブルー使って。








君が代の国歌もそう。





よその国の国歌って


勢いがあって元気が湧くけど




君が代は


歌っているうちに


だ~んだん暗~くなって

意気消沈してくるのはボクだけ?




胸に手を当て顔を上げてるより、


なんだか、


聞いてるうちにだんだんと項垂(うなだ)れてきてしまうんだよね。




どっかで


罪悪感みたいなものまで感じちゃう

っていったらオーバーかもしれないけど。





国技館での


大相撲の時だけは厳(おごそ)かでシックリくる、けどね。





卒業式や甲子園での入場行進曲が


年々変わるように




国歌も


明るく威勢のいい準国歌を定着させればいいのに



と、オリンピックや世界大会があるたびに

いつも思う。






そういえば

日本人って




変化を極端に嫌う民族なんだよね。


変化を恐れるっていうか。





いったん決めたものは


トコトン変えちゃダメなんだって。




頭固いよね。


基本的にコンサーバティブ(保守的)だよね。




革新とか改革とかいうと


左翼だとか共産党だとか。





まあ

何処の国だってあるけど。




アメリカのティーパーティなんか

バリバリの戦争大好き集団だし。







日本国憲法だってそう。


別に9条を変えようと言ってるわけじゃない。




いいものは、イイ。


未来永劫、不変のものだってある。






日本は、


1945年8月15日の敗戦以来

アメリカの占領下におかれ



やっと

サンフランシスコ講和条約によって、


1952年(昭和27年)4月28日に

主権を取り戻したのだ。



つまり「4月28日」は、


日本の「独立記念日(Independent Day)」にあたる。





これすらどれだけの日本人が知っているだろうか。



祝うべきは


敗戦記念日の8月15日ではなく



「独立記念日Independent Day」としての


4月28日なのだ。




そうすれば


もっと日本人の自立心(独立心)が高揚されるのではないだろうか。








だけど

こと教育に関しては



早いとこ改革しなきゃね。




いろいろ取沙汰はされているけど。



遅い!


遅すぎる!




このままだと

日本人は

ますますバカになっていくぞ。






これだけ時代が変わっても



戦後66年も不変って、


どう考えても異常じゃない。






日本人は

「進取」の気持ちを


どこかに置き忘れたんじゃないかって思うくらいだ。









だけど


せっかく日本人として生まれたんだ。





なんだかんだ言っても



こんな素晴らしい国は


ナイ!!





世界一幸せといわれる

ブータンだって、デンマークだって



世界中探したって

日本ほどいい国は、絶対ナイ!ぞ。








この世に生まれただけでも


儲けもの。





ましてや


200か国以上、




いやいや民族を入れると


2,000以上(?)あるなかで




この地球上で日本人として生まれただけでも


最高に幸せで、

丸儲けなんだ。







だから


日本人であることに、



日本国に



もっともっと


自信と誇りを持ちたいじゃないか。





そのためにも


国旗や国歌というものは



絶対必要だし


何処でも携えていきたいもんだよね。




誇りを持って全世界に披露できるように。







ねエ、わかる!?




「世界を旅する」 って、


こういうことなんだ、って。

アー、ユニ~クロ

2012年06月05日 | 国際
マニラにある


アジア最大級のショッピングモール


MOA (Mall of Asia) でこんな風景を見てゾッとした。






おいおい、

Japan's No1 Fashon Brand

だって。




勝手に決めるなよ。


アレは日本の恥だ、

と思っているのだから。







同じフロアには ZARA や Forever21など


カジュアルファッションブランドどころが並んでいる。





ボクは

ユニクロの店に入ったことがない。




いや、


正確にいえば過去に一度だけ入った。


調査のためだ。



買ったことは一度もない。





ユニクロと書いた袋を提げて歩くなら


死んだ方がましだ。




みんな恥ずかしいと思っているのだろう。


その証拠に

胸にUNIQUROのロゴの入ったシャツを着ている人は皆無だ。




買ってもタグを外す人もいるらしい。






失礼だが


いつみても没個性的なファッションをしている男性友人がいる。


ユニクロにしか行かないという。



ナルホドと思った。




先日彼は


セレクトショップの女性オーナーと


その友人女性からボロクソ言われていた。






GAPは好きだ。


堂々とロゴを見せることができる。





facebook の表紙の


モニュメントバレーで馬を走らせている写真にも

はっきり写っている。






キャップもいい。










話はニューヨークに飛ぶが


実は




そのニューヨークに住むボクの娘のフィアンセが


ナント、マンハッタンの五番街のユニクロで働いている。





行かれる方があったら


声をかけていただきたい。



David (デイビッド) といえば分る。


プエルトリコ系のニューヨーカーだ。





彼らは7月に結婚する予定である。


(にもかかわらず、先月からすでに同棲していると聞いて

ムッとしたが)





彼に結婚後の計画を聞いてみた。


日本に住みたいという。





日本に来て仕事はどうするのかと聞いた。



日本のユニクロで働く、という。


また、ムッときた。





だが

お金をためて



空手道場を開くのだという。



ならばいいだろう。



ちなみに彼は空手5段の腕前だ。




その時は相談に乗ろうと偉そうに答えておいた。





来月ニューヨークに行くから


その時は


五番街のユニクロを覗いて見よう。




彼の働きっぷりを見るためだ。

銃社会の現実

2012年06月03日 | 国際
銀行だけでなく、



ホテル、


ショッピングモールは当然、




スーパー、




ファミレス(Jollibee)でも


コンビニ(MinistopやSevenErevn)でも



店の前には拳銃を腰に下げたガードマンが立っている。




中には


自動小銃を肩から下げたガードマンまでいる。








手荷物検査、ボディチェックまで行う。








トラム一つ乗るのも


バックの中の検査と


男性と女性に分けてボディチェックが行われる。













この実情は何なのか。






国が発展すればするほど、


危険が増すようだ。




貧富の格差がひどく


犯罪が多発している。





しかも


銃を持っているので




即命の危険にさらされる。





ある意味


アメリカ以上に怖いものがある。





南部ミンダナオには


半政府勢力のテロの危険性もある。






治安と格差。



まだまだフィリピンの課題は多く、大きい。

欲望と羨望

2012年06月02日 | 国際
人の心を苛む「望」に


欲望と羨望がある。




欲望と羨望の先には


争いが待っている。



そこに希望はない。




だが


うまく作用すれば


発展を生む。




戦後の日本がそうであったように


新興国も

追いつけ追い越せとばかりに競争力をめきめきとつけてきた。




だが

そこに副産物と言える格差が生まれることも事実だ。




アジア最大級のモール

MOA(Mall of Asia)に行ってみた。




アミューズメントパーク・モールだ。




フィリピン海に面し


展望も最高である。




デートコースにも最適な場所だ。



IMAXでJhonny Deppの "Dark Shadow"を観た。


ユッタリとしたリクライニングシートで


天井まである大画面と


迫力のサウンドで



約800円。


普通のシネコンの倍はするが


それでも安い。




何処に行っても思うが


日本の映画館はお粗末で高い。




マッサージと映画、観劇は海外に限る。










だが一方


貧困層も多い。




物乞いも多いし、


車が止まると物売りが窓に群がる。




バスには


常に物売りが乗っていろんなものを売りつける。



乗り込んできて


いきなり長広舌をふるうのは




子供が死んだといってお金を集める手口だ。



何にもの男が


同じセリフを吐くのは明らかにおかしいが



小銭を渡す人が多い。






発展の陰に取り残された貧困層は


ますますその差を感じているだろう。




マニラのスラム街は有名だが


道々でスラムの集落を目にする。






モールの華やかさが目立てば目立つほど


スラムのみすぼらしさが際立つ。





発展の陰で取り残されていく人々を


救わない限り



この国の真の発展は望めないだろう。




今日も


マニラで二人の日本人が襲われたと新聞にある。





貧困撲滅の叫びも空しく響く。




欲望と羨望の先には


こうした現実が横たわっている。





【追記】


驚いたのは


上映前に国歌斉唱があり、


観客の全員が起立することだった。





期しくもフィリピンでは今日から


114年目の独立記念祭が催される。





スペインから独立したのを記念して

毎年行われいるという。





何処の国も


愛国心は強い。




日本はどうか!?



映画館で

「君が代」を歌えるか!?



Independ(独立)は


何も国だけに限ったことではない。





親から、


社会から、


組織から、



個々においてもっと自立しなければならない。


マイノリティの実態

2012年05月24日 | 国際
マイノリティ、


少数派

少数民族などを指す言葉だ。




日本における外国人も


マイノリティと言えるだろう。





一年以上多くの外国人と接し


面接を行ってきた。





アメリカ、イギリス人はもとより、



カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、


フランス、


ドイツ、


イタリア、


スペイン、


フィリピン、


カンボジア、


バングラデシュ、



ミャンマー、


ベトナム、


タイ、


インドネシア、



マレーシア、



ネパール、


インド、



中国、


韓国、



アフガニスタン、



モルジブ、


トルコ、



カザフスタン、


メキシコ、



コスタリカ、



ペルー、


アルゼンチン、


ブラジル、


ハイチ、


ドミニカ



ポーランド、


ルーマニア、


ラトビア


南アフリカ



といった国々の人だ。





これだけでも


日本も多民族国家になったなー、と実感する。





もちろんその比重はまだ少ない。



それぞれがマイノリティには間違いない。






彼らの多くは


日本語という言葉の壁にぶつかる。





だが


ほとんどが英語を話すのも事実だ。





もちろん


それぞれのお国柄はあるが。





面白いことに


世界では



アメリカ英語は通じにくいと何かの本で読んだ。





最初は聞き取りにくいが


英語を母国語としない国の方が


慣れてくれば理解しやすい。




巻き舌の癖をつかめばなおさらだ。






だがひとつ気になったのは



ここ日本においても



白豪主義がまかり通っているのでないかという

錯覚に陥ったことだ。





まあ


多くの男が


色白金髪を好むようなものに共通するのかもしれないが。




差別というより


本能に近いものがあるのかもしれない。






巷の英会話スクールでは



講師陣は


英語を母国語とする白人系が圧倒的に多いような気がする。





反面


フリートークに面接にやってくる外国人は


それ以外のマイナーな国の人が多い。





ボクは好きだ。




彼らの最初は分かりにくい英語を理解してこそ


世界で通用する英語に鍛えられていくのだから。





イギリス英語や


アメリカ英語にこだわる時代は終わった。




ネイティブにいかに近づくかなどの議論も


もう時代遅れの感がある。





英語一本で世界を旅できるのだ。




中途半端なマルチリンガルより、




どんな英語も理解できる力を備えた方が


より実践的だ。





フリートークは


まさに人種の坩堝(るつぼ)になりつつある。



「多国籍(零細)企業」


といってもいい。





世界中の人々が集まり、



英語という共通語を操りながら


コーヒーを飲み、


あるいは

酒を酌み交わし、



酒の肴をつつきながら


それぞれの人生について語り合う。







これこそボクが目指していた姿だ。




世界平和の原点でもある。





これ以上の幸せな形が


何処にあろう。

グローバル人間

2012年05月23日 | 国際
疑う余地のないグローバル時代。



グローバル社会における


「グローバル人間」になるためには



英語とITスキルは欠かせない。







かといって


英語とITができても人生を制することは出来ないが




自分の人生を制しようと思うなら



英語とITは不可欠である。





では


英語が全く苦手で、


アナログ人間は全く駄目なのか。





そうは言わないが




かなりの確率で


人生の可能性を低くしていることは間違いない。




今からでも


いつからでも遅くはない、




何らかの形で取り組むべきだ。





そして



ビジネスを営む者や


コミュニケーションを計ろうとするなら、




英語は日常英会話、




ITにおいては

少なくともfacebookページは持つべきだろう。







だが

それだけでは十分ではない。




これらは

あくまでもスキル上のも問題であって




それ以上に

グローバル人間に欠かせないのは




『人間性』である。



まず


幅広い教養を養わなければならない。





世界の流れを的確に知る必要がある。



経済、政治はもとより


文化、歴史、地理、宗教、芸術、スポーツ、といった




あらゆる分野においての知識が必要だ。




そしてなにより


倫理、道徳観を身につけなければならない。





そしてそれを賢く実践できる


智恵と行動力。







グローバル社会において


不可欠である「多様性」を理解するには、


許容力や寛容性


ときには忍耐力が要求される。




そうして初めて


グローバル社会で通用する



交渉術や説得力といった


コミュニケーション能力
が備わるのだ。








話は少し飛躍するが



スマートフォンは便利だが


スマートフォン一本にすべてを頼り切るのは


余りにリスクが大きすぎる。





とくに


メールとゲームと音楽だけにしか使わないユーザーは要注意だ。




電子書籍も徐々に広がりを見せてきている。







ボクは今のところ


ガラケーと


ラップトップPCのみで



電子書籍はキンドルを使っている。




これは今のボクにとっては



使い勝手がすこぶる良く


費用対効果も見込めているからにすぎない。






近い将来的には


スマホとタブレットとラップトップの三種を近い分けるだろう。





何を重要視するかで

選び方は人それぞれだが、



フォンゲル係数(注釈)が10%を超えないようにするのがミソかもしれない。




しかも


メールとゲームにしか使わないあなたは


最も注意が必要だ。




自分の生活そのものを見直す必要があるだろう。







(注釈)フォンゲル係数とは



ボクが作った造語だが

所得に占めるケータイ(スマホ)やPC関係の占める割合である。



つまり


つきの手取りが10万円の人は


1万円までが限界だろう。





ちなみに

書籍に当てる割合は


ホンゲル係数と俗にいう。




読書は大いにすべきだが


費用面は大いに考慮すべきだ。




積読主義に陥りかねない。