世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

インターナショナルはハイテンション

2011年11月21日 | 国際
スタッフの国籍が様々なだけに


外国人のお客様ももっと様々だ。




         左から、国籍はメキシコ、アメリカ、フランス



この日は


そこに


フィリピンと日本が加わっている。






しかし


何故にこうも




みな


ハイテンションになるのか。






よくしゃべる。




その上


早口だ。




切り返しが早い。



だから


会話が途切れない。







これは




外国人なのだからか



話す言葉が

英語だからなのか




頭が聡明な人々ばかりだからなのか




あるいは

たまたま



テンションが高く


早口の人が集まったからなのか。






そうは思えない。



なぜなら



普段



無口で(?)


大人しい(?)




ボクでさえ(?)



何故かしら





ハイテンションになるからだ。







強いていえば



共通言語が





英語だから



といえるかもしれない。






アメリカ、


フランス、


カナダ、



メキシコ、



ルーマニア、



それに


フィリピン


日本




の人々が集まっても






共通言語は



当然


英語である。







誰が決めたわけでもない。





みんなが分る共通語は何?



みんな英語分る?




等と




間違っても


誰も聞いたりはしない。






スペイン語も


フランス語も




時折


飛び交う。





だが



それらを理解する人は


一部に過ぎない。





これだけの国籍の人が集まっても



共通なのは



英語でしゃべると言うことだけだ。




そして


そのとき




なぜか



みんな




ハイテンションになる。




ハーイ、



イェーイ、




など


頭の先から声が出る感じだ。





英語は




深く考えずに話せる


軽い言葉なのか。




余り慎重に

言葉を選ぶ必要がないのか。




そうは思えない。









自分が英語を話すときは



どうも



そうなる気がする。




人格すら変わった気がする。




たまに



二重人格を意識することすらある。









もちろん



話題も


当たり障りのないものが多いからでもあろうが。








思えば


国際会議が増えた。





毎日




新聞やニュースには




ASEAN 


だとか



TPP


だとか




SUMIT



だとかといった



文字が並ぶ。







「フリートーク」 の7カ国会談(?)



でもそうだが



10カ国、


20カ国の国際会議が


大変なことがよく分る。





ただ


こうした場でも



共通言語が


英語であり




それが


必然的に


ハイテンションで



陽気で



フレンドリーな雰囲気にしてくれるのであれば




こんなに嬉しいことはない。




こうして


「フリートーク」 では



毎日


小さな国際会議が開かれている。






来週からは



ボクも


アジア歴訪(?)の旅に出る。





英語という


強ーいツールを引っ提げて。





小さな草の根外交を


続けてこよう。

ハロウィーンパーティ花盛り。

2011年10月28日 | 国際
今年は


特にハロウィーンパーティが



あちこちで開催されているように感じる。





世の中が変わったのか



ボクの生活環境が変わったのか。





たぶん


両方だろう。










ボランティアで行っている



小学校でもこの通り。









そこの小学校の

「ワールドクラブ」 活動の一環だ。





お母さん方も


おめかし、



いや


仮装して…。






最後はみんなで記念撮影。









「フリートーク」 でも



30日、今度の日曜日に


「ハロウィンパーティ」 を開きます。





特に


子供たちに人気です。






仮装は



想像性と


創作力を助長する。





クリスマスとはまた違って


異国の文化を知る機会でもある。






では



改めて


「ハロウィンパーティ」 のお知らせです。



日時: 10月30日(日曜) 午後3時から8時まで


場所: フリートーク

     熊本市水道町2-7 
       上通りスカイハイツエクセル203

電話: 096-223-5698

費用: 大人       1,500円 (アルコールは500円アップ)

    中学・高校生   1,000円 
    
    子供(4歳~小学生) 500円

     (すべてスナック・ソフトドリンク付き)
     3歳以下無料


Trick or Trea  
  


どなたでも参加できますよ。


思い思いの恰好をお楽しみください。       

    

噂は本当だった フィリピンの合宿制英会話スクール

2011年09月28日 | 国際
昨夜、初めての男性のお客さんがやってきた。


彼は、英語を流暢に話した。




聴けば

フィリピンの合宿制の英会話スクールに


4カ月通ったことがあるという。





寮生活をしながら


レッスン、食事すべて込みで


月10万円だという。




聴いていたとおりだった。







フィリピン人の英語力には定評があるが




彼の体験談は

それを裏付けていた。





フィリピンには


かなりその手の

合宿制英会話スクールがあるが



そのほとんどが韓国人による経営だそうだ。




彼は


英語だけでなく


韓国語も一緒に覚えてきたという。






したたかな韓国商人魂が


ここでも息づいている。





今や


東南アジアに限らず




世界のいたるところで


日本の影は薄れていっている。





世界の動向、

流れをいち早くキャッチしなければいけない時代に




いまだに日本人は安穏としている。






日本人の


チャレンジ精神、


ハングリー精神が脆弱になってしまった。







彼とは


初対面だったが



意気投合し


その後飲みに出かけた。





彼には


消えかけている


大和魂、

武士道精神が



息づいていた。

息子のボランティア Nicaragua Mission Trip 2011 

2011年08月29日 | 国際
Nicaragua Mission Trip 2011


現在

サンフランシスコに住む息子から


便りが届いた。



26歳の彼は


サンフランシスコのテレビ局に勤めている。






毎年夏の休暇は


ボランティアで海外に出かけている。



彼はいままで

メキシコやインド、ニカラグアなどに行っている。




この夏は

去年に引き続き中米のニカラグアだった。






現地では

孤児や貧しい子たちの世話をしている。


          孤児院の子供たちと




仕事の休暇をとって


ボランティアという活動を通じて

いろんな国の現状を目の当たりにすることは


彼の将来にとって意味深いものとなることは間違いなかろう。





  Jinotegaの孤児院玄関前。トイレのタンクのパーツを組み立て中。



  Los Cedros, Managua の孤児院の窓ガラスの修理中。





  孤児院の敷地内の街灯の修理中。高い!



彼は

高校3年から


ずっとアメリカ暮らし。




もう足掛け9年になろうか。



その間


3度しか日本に帰ってきていない。






まったく羨ましい限りだ。








留学や


海外転勤を目指す若者が減っているという。




日本に活気を取り戻すためには


若者がドンドン海外に出ていくべきだと思う。





世界のいろんな人と接し


さまざまな文化を体験をすることで



人としての成長が加速されものと信じる。





  「海外に出よ!」  



ボクも出る!




【追記】


今の時代


ボクが学生だったら



留学する


放浪する。




とにかく日本を脱出する。





そう考えたが



何も学生でなくたって

これからだって



出来るんだ。




日本脱出ダ―!!

マルチリンガル

2011年07月24日 | 国際
いろんな人が 「フリートーク」 に集まってきている。



「変わり者」 が多い、ような気がする。



類は友を呼ぶのだろう。





最近


意外と 「英ペラ」 な人が多いのに加え




中国語を話す人が多いことに驚く。




「フリートーク」 のスタッフのリーくんが


中国人だから気軽に話しかけてくる。




もちろん


中国人も多い。





ときに


スペイン語やフランス語も飛び交う。





インターナショナルな

「スモール・ワールド」 を実感せずにはいられない。





なんだか



「フリートーク」 にいると



世界平和


すぐそこまで来ているような気がして


幸せな気分になる。





でも

やっぱり




外に目をやると


まだまだ




地球のあちらこちらで


くだらない争いが続いている。





ノルウェーの爆弾や


銃乱射事件は目を覆うばかりだ。






シリアの革命も途上にあり



知り合いが音信不通となっている。








いい加減に


みんな仲良くならないかナー、





などと


子供じみた望みがまたフッと湧きあがってくる。





【CM】

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外国人をカモにしろ!

2011年07月09日 | 国際
日本でも

外国人を見ることも珍しくなくなった。




熊本においてですら


チョッと街を歩けば

必ず数人の外国人に出くわす。




もっとも多い


中国人や韓国人は

ちょっと見には日本人と同じで分からないから



感じている以上に

町には外国人が闊歩していることは容易に推測できる。





これからは


巷に外国人が増えることはあっても


減少することはまずない。






もはや

できるだけ外国人に話しかけられないように


こそこそ隠れるような時代ではない。







何らかの形で英語を勉強している人は多いだろう。




だが


多くの人が


その実践の場がないとぼやく。




本当は


英語を使う機会は


町中に転がっているのだ。


しかも

無料で。






ただ


それをどう実践すればいいのかがまだ掴めていない。





その辺を歩いている外国人にどうやって話しかければいいのか。





下手をすれば


どこかの客引きか


ナンパかと怪しい視線を投げかけられかねない。





どうやって


見ず知らずの外国人に話しかけることができるか。




それには

勇気や度胸もさることながら



ある程度ずうずうしさや厚かましさが求められるだろう。






歩いている人より


信号待ちをしている時、


エレベーターの中で一緒になったとき、




レストランや喫茶店で隣り合わせになったとき、などなど



チャンスの場はいくらでもある。






英語を使う機会が少ないと嘆くことなかれ。





チョッとした要領をつかめば


いとも簡単に無料の英会話の実践場になるし




それを機に

お友達になったり


恋人まで発展する可能性も無きにしも非ず。






後は、慣れの問題だ。




場数を踏めば踏むほど



その可能性は増す。





そして


加速度的に


英会話力が向上していく。






いいことずくめの



 『英会話ナンパ術?』 




今夜の


 「FREE TALK」  の


  「英語で遊ぼう会」   で伝授いたしましょう。




英語でできるようになると


日本語でも応用できちゃうから不思議。




人間関係、


すなわち



コミュニケーション能力の向上にも


大いに役立ちますヨ。





これで


世界も広がり、




世界平和に貢献できるのです。




全員集合!! 

ヘルメットを盗まれた

2011年07月08日 | 国際
確か、

一昨年からベトナムのバイクには


ヘルメット着用が義務化された。



厳しい取り締まりで


かなり浸透しているように見受けられる。






ハノイでの移動は


いつもパートナーのバイクの後ろに乗せてもらっているわけだが


もちろん同乗者もヘルメットを着用しなければならない。





この日は、

ホテルのスタッフからヘルメットを借りた。




いつものように


ショッピングセンターへお買いもの。




パートナーは


この際、これでもかというくらい



カートいっぱいに日曜品、食料、化粧品を買いだめる。




たぶん、数カ月はもつだろう。



それでも

7~8千円止まりだ。

(CSTCOにあるくらい大きなカートいっぱい)





そこの駐輪場が、また半端ではない。


自転車でなくバイクの駐輪場だが。




数100台、


いや


軽く1000台以上が止めてあると思える。



自分のを探すのも一苦労だ。






帰りにパートナーが笑いながら言う。


「あなたのヘルメット誰か持っていったみたいよ」



「ん? 何?


それって、盗まれたってこと?」


パートナーは笑ってうなずく。





「オイ、オイ、冗談じゃないヨ。


あれはフロントの子に借りたものだよ」




「そうね。買って返せばいいじゃない」


平然と言うパートナーの顔を見ながら


あきれると同時に即座に値踏みした。








どこかの経済通か


ビジネスのエキスパートだったと思うが


少し前


「カンボジアではバイクがすごい。


3人、4人乗りは当たり前で

みんなヘルメット着用が義務づけられたから



ヘルメットを売れば、絶対儲かる」


と、誇らしげにメルマガに書いていた。







2年ほど前

実はボクもベトナムの状況を見て


かすかにそれと同じことを考えたことがある。




ヘルメット屋は儲かるだろうな、と。




その時はすでに

街の至る所にヘルメット屋が立ち並んでいた。







JISのような安全基準はないらしい。



ヘルメットらしきものを

頭にのっけてるだけでも、アリらしい。



だから

ファッション性が高いだけで



いざという時にはまったく何の役にも立たない。





接触事故や


オカマは日常茶飯事というのに。




現に


パートナーも数回経験がある。







そして今回のヘルメット泥棒だ。


これも日常茶飯事らしい。




2~3千円位はするのだろうなと、思った。




貧乏旅行者からすれば

余計な出費だ。




正直、痛い。





ホテルに帰る途中

路ばたのヘルメット屋にバイクを止めて立ち寄る。


      こうした光景が数百メーターも続く




借りたものに似たものを見つけて

値段を聞く。




40,000ドンだという。




これって

日本円でいくらだと思う?



ナント






ナント






180円ほどだ。


1,800円ではない、




180円だ。



ホッとすると同時に



これでいくら儲かるのだろうか、

と考えてしまった。




仕入れ値は?


製造原価は?






ヘルメット屋をやらなくてよかった。



それより



ヤッパリ


こんなヘルメットをかぶっているドライバーの


安全性を危惧せざるを得ない。





いつも後ろに乗っている自分も含めてだが。





     ちなみに、女性は日焼けしないように
      スッポリと手の指の先まで覆う。
     
      おまけに、マスクまで。

    クソ暑いというのに、ダ。

仏教の国

2011年07月06日 | 国際
ベトナムは列記とした


仏教の国だ。




ただ、

他の東南アジアの国々に比べて


比較的信仰臭くない。



日本と同じ


大乗仏教だからだろう。



その点も馴染みやす側面をもつ。




     祭壇はどこもカラフルで派手だ




とはいえ

よく見ると


殆どの家や店には仏壇がある。




そして


お寺が街のあちこちに散在している。


        缶ビールがうず高く積まれている

        ビール好きの国民の仏様も
        ヤッパリビールをよく飲むのだろう
          (羨ましィ)




決まった日には


家族とお寺を訪れ


ひと際長い線香を焚き



何やらお札らしきものを

燃している。






そこには必ず

$100紙幣が含まれているから不思議だ。


     5束(25万ドル)が
       1万ドン(約40円)で売っている
      ドル信仰の根強さがうかがえる


お金持ちになることを願ってだろうか。




さしずめ

アメリカなら

ビンラディンの顔の入った札を燃すのだろう。




ロール全部にビンラディンの顔をプリントしている


トイレットペ-パーが


ニューヨークで売っていて


思わず買ってしまったことがある。







お参りに訪れると


お茶や料理が振る舞われる。



そのため

祭壇の横には



台所が備わっているところも多い。







お寺を見ると


入ってみたくなる。




欧米でも


教会が一服の休息を与えてくれるのと同じ感覚だ。






大乗仏教の良さは

こんな気やすさにあるのかもしれない。



それにしても


普段のハチャメチャな(オッと失礼)生活からは


覗い知れない信心深さがある



不思議な国柄だ。

チップの意味は?

2011年07月05日 | 国際
チップの習慣がある国は


どうも厄介だ。



アメリカが最も顕著だが


ファーストフード店では必要ない。




チップを渡すことに慣れていない

日本人(特にボク)は


戸惑うこともたびたびだ。




その点


チップの習慣がない国では


気を使わなくていい分

気楽に過ごせる。




ベトナムも然り。



と思っていたところ


「スタッフにチップをあげてください」

の日本語の表示が。



そして


支払いの際

チップを強要された。




行きつけの

マッサージ屋だ。




若干値上がりしたといえど




まだまだ安くて (2時間$10)


腕もマアマアだから



滞在中3~4回は通う。





長年同じ店に通っているが

今までそんなことはなかった。



日本人の客も多い。


西洋人も。



西洋人や日本人の一部が


チップを渡していくのだろう。




日本で同じ施術を受ければ


8~10倍はするかもしれない。




現地のあまりの安さに



おつりをチップとしてもらわないのかもしれない。



その点

西洋人の方がシビアだ。





日本人に見られる


所作のあいまいさや

甘さが


相手に思い上がりを生むこと



つまり


日本人を内心バカにする気持ちを誘うことは


しばしばあることだ。






それは


ある意味個人の勝手だし、


それだけの価値を感じたからそうするのかもしれない。



とやかく

口を挟むことではない。




だが


それを、

当たり前のように請求する店側の姿勢はいただけない。



「日本人なら、これぐらい安いものでしょう」


と、小馬鹿にしたニュアンスが感じられてならない。





日本人 (少なくともボク) の基準から照らして言えば

サービスは決していいとは思えない。




チップは強要するものではない。



自然と渡したくさせる


サービス精神が必要だ。




それにはまだ程遠い。





日本人の客にチップを強要するのなら


その前に

日本式のサービスを教育しなければならないだろう。

ベトナムは中国に勝てるのか

2011年07月04日 | 国際
That’s Vietnam

<iframe width="560" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/3LvWSrAqea8" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
喧騒の街、ハノイの夜 (youtube)
      http://www.youtube.com/asaykaji

        
http://www.youtube.com/watch?v=3LvWSrAqea8




ハノイの街に居ても


ここでは日常が通常に行われている。




中国との臨戦態勢下(?)にあるとは


まったく想像できない。



当局が黙認するデモも

中国大使館前などのごく限られた一部で行われているのだろう。







中国と北で国境を接するベトナムは


過去、何度も中国の侵略に耐えてきた。




中国を撃破し、


フランスを追い出し、




アメリカにも勝利した。





ベトナム人には


底力がある。



団結力がある。




それよりなにより


根拠のない楽観性を有しているようだ。






60%が


30歳以下という若者の国。




どこにいても


社会主義国とは思えない


自由さと活気に満ち溢れている。





60%が


50歳以上になろうかという



気重さと閉塞感に覆われた

どこかの国とはまるで勢いが違う。





表向き綺麗ごとで塗り固められた


中国当局も



国際社会の一員として重責を担おうとしている昨今、



そう表だって大人げない行動は取られまい。




北朝鮮同様


辻褄の合わない言い訳

こじつけはお得意だろうが。




その点は


したたかなベトナムも負けてはいまい。









同様の領土問題を抱える日本も


ベトナムの動きを注視している。




「日本はアメリカに守られているから大丈夫よ」


マクドナルドのない (ケンタッキーはあるのだが) 国は


そう言って日本のひ弱さを皮肉った。





気温が40度になろうとも


殆どの家にはクーラーがない。




それでも

熱中症なんかにはならない。




エアコンが止まれば

バタバタと熱中症で倒れる


ひ弱な国民をあざけ笑うように



バイクはひっきりなしに夜の街を闊歩していた。





【補足】



情報管制は厳しくなっているようだ。


以前は使えたFacebookにアクセスできない。




Skypeもマイクが使えなくなった。


このブログも検閲されているかもしれない。



そんな


無気味さは感じる。



※ 「喧騒の街、ハノイの夜」 の

動画が出ない方は

http://www.youtube.com/asaykaji

を参照ください。

Change The World

2011年06月16日 | 国際
大それた夢がある。




世界を変えるのだ。



ここから。



 「FREE TALK」  から。




またまた始まった、



誇大妄想癖が。




だが






大きな変化も



小さな一歩から。




そう信じている。





人種の坩堝(るつぼ)である



ニューヨークが



 Big Apple なら




ここ


 「FREE TALK」 



 Small Apple 


いや




 Tiny Apple  だろう。




その根底にあるものは



「愛」




Love will find a Way.




そう遠くない将来



必ず世界平和は来る。





そのための


小さな、小さな





一石を投じよう。





 
"In this world of change, nothing which comes stays,
and nothing which goes is lost.."
 


                  (Anne Sophie Swetchine)


参考訳:

この変化する世界において、
やってくるもので留まるものはなく、
過ぎゆくもので失われるものもない。





そう信じている。



違いの分かる人

2011年06月13日 | 国際
「外国人と一緒に働くって


大変じゃないですか」




そういう質問を受けた。






たしかに


ここ2ヶ月



一日のほとんどを外国人と過ごしている。




ひと口に


外国人といっても



それぞれのお国柄で違うのは言うまでもない。




結論からいえば



今のところ


大変とは感じていない。




むしろ


楽しい。





考え方が違う、



所作が違う。





それを



大変と見るか



楽しいと見るか。







違ってはいけない



みんな同じでなければいけないと思うと




「大変」 なのかもしれない。






だけど


「違って当たり前」


と取れば




新しい発見があって


面白く感じる。





目からうろこの発想も時にはある。






日本人同士だって



大変に思う時はある。




むしろ


「日本人だから同じ」



と思うところに




違和感を感じる時の方が多いかもしれない。





「違って当然」

という考え方から出発すれば



案外人は受け入れられやすいだろう。






要は



外国人だからどうのこうのということではなく



人として


どうなのかということになるのではないだろうか。







これからは



「違いの分かる男(女)」 



が求められる。

愛に言葉はいらない?

2011年05月19日 | 国際
「グロービッシュ」


最近よく言葉だ。



日本ハムの投手ではない。





平たく言えば


「世界共通英語」 

とでもいえるだろうか。



もともと英語を母国語とする国は数少ない。


だが


世界中のあらゆる国のあちこちで


「英語なるもの」 が使われている。




英語が事実上世界共通語になりつつあることは


多くの人が認めることではないだろうか



だが

一派一絡げに 「英語」 といっても



さまざまだ。





今や世界の日常会話においては



美しい英語はあっても

正しい英語は有名無実化している。



いわゆるブロークン・イングリッシュが

蔓延している。





世界共通語の動きは


エスペラントを始め

いろいろ試みてこられた。



だが


未だどれも定着していない。




「グロービッシュ」 は


英語に特化した世界共通語と言えよう。





思うに


主に知識人は

何故にあらゆるものを体系化しようとするのだろうか。



言葉とは


自然発生的に生まれたものではないだろうか。



赤ちゃんが言葉を覚えるとき

文法から学ぶだろうか。




日本人の多くが

英語がしゃべれないのは


受験英語の賜物だ。



縛りつけておいて

自由に動けと言っているようなものだろう。





動けば

自ずと不具合が分かり


効率性をめざし

自ら改善しようとする。




日本人は

殆ど英語を話せる能力を持つ。



英語がしゃべれないのではなく

話そうとしないだけだ。




間違ったらどうしよう


通じなかったらどうしよう

恥ずかしい


といった呪縛を取り除けば



日本国内でも

日常会話が


あちこちで英語で飛び交う日が来るかもしれない。





文学者ならいざ知らず


言葉は気持ちを伝える道具


または

手段の一つにすぎない。





伝わらないもどかしさを改善する


最良のツールだ。





伝えたい君がいて


分かろうとする相手がいる。




そこに必然的に会話が生まれる。




お互いを分かりあおうとする気持ちが


言葉を磨き


より美しい

そして正しい言葉へと進化していく。




「恋はだれしもを詩人にする」 所以だろう。




文法は大事だが



まずは

何を伝えたいのかを優先したい。




そして


分かりあったとき

もう言葉(道具)は必要なくなる。





最初は

ブロークン・イングリッシュで十分ではないだろうか。





恋は人を雄弁にするが、


「愛に言葉はいらない」



アメリカが歓喜した夜

2011年05月03日 | 国際
ほんの数日前、


世界は英国のロイヤルウェディングに酔いしれた。



そして

週末の夜

日本は

安藤美姫の華麗なスケーティングに魅了されていた。



そして昨日、

オサマ・ビン・ラディンの死を伝えるニュースが


世界中を駆け巡った。





「正義は成し遂げられた」 と



オバマは


殺人を高らかに世界に宣言する。




戦下において


人殺しは正当化される。


(今回の殺戮に本当に正当性があるかどうかははなはだ疑問だが)




割り切れない遺族の気持ちは


取り残されたままだ。




いずれにせよ

ここまで10年を費やした。







大地震や大津波


はたまた


大洪水や大竜巻が甚大な被害をもたらし


多くの人の命を奪おうが



世界の時間は

お構いなしに流れていく。






ところで


ビン・ラディンのデスマスクを見て


すぐさま脳裏に浮かんだことがある。



同じくアメリカのCIAが追い続けていた容疑者(?)を


ボリビアの山中で射殺した1967年の事件だ。



もうお分かりだろう。


チェ・ゲバラ。




彼のデスマスクも


世界に晒された。






坂本龍馬が日本のヒーローなら、


チェ・ゲバラは


世界のスーパーヒーローだ。




彼の埋葬地(イゲラ村)は


以後、社会主義革命家のメッカになっている。




それに恐れをなしたか


ビン・ラディンは即刻水葬されたという。



彼がヒーローになることはありえない。





『正義 (Justice)』 とは一体何者か。





「9・11」 で


アメリカの価値観が変わったという。



そして

10年。


アメリカは

これで一つの区切りを迎えたことになるのだろうか。



テロの脅威は終息へと向かうのだろうか。





「3・11」 で


日本人の価値観も変わりつつあるように見える。




自然の脅威を克服することはできるのだろうか?



目に見えない


放射能という恐怖を乗り越えることができるのだろうか?





もはや

愚かな人間同士が

いつまでも争っている場合ではない。




自然に逆らう


人間の英知を

このまま追求していっていいのだろうか。





中東にも


非暴力革命の嵐が吹き始め


アメリカ型帝国主義が時代遅れになりつつある中、




堀江貴史に象徴される



利益追求型の資本主義も


時代遅れとみなされようとしている。






民主主義という 


『正義』 の御旗を振りかざし



帝国主義的資本主義を推し進めてきた


アメリカの良き時代は



終焉へと向かうのか。





代わって


中国が台頭してくるのか。






また


自然と立ち向かい


エネルギー論もかまびすしい日本にも




10年後、


はたして何らかの区切りがつく日が来るのだろうか?






ボクには


どうも

そう思えないのだが。




釈然としない気持ちを抱えて


美酒に酔う気にはなれない。

安全は安心か 世界の考え方の違い

2011年04月25日 | 国際
福島第一原発の建屋内にロボットが投入された。


だが


意に反して


それはアメリカ製のロボットだった。




なぜ?


と首をひねった。




日本のロボット開発力は


世界一だとばっかり思っていたからだ。





それは間違っていないかもしれない。





単に技術開発の方向性が違うのだ。



日本のロボットは



バランスを保って


安定的にニ足歩行をする。



顔の表情を人間のそれに近づける。



あるいは

介護用、



産業用などとしては


世界の誇れるものを持つ。






だがそこには大きな考え方の違いが潜んでいる。




アメリカは


明らかに軍事用に開発している。



そもそも

コンピューターにしてもそうだ。



戦争を放棄した日本は


戦時下のことを想定することは


むしろタブー視されている。




だから

経済発展のため


すべては平和利用のため

と銘打って何事も進める。



それはそれでよかった。




結果

ニ足歩行してほほ笑むロボットの姿は



人間の頬笑みをを誘う。



だから


平和の象徴である万博ではバカ受けする。




ロボット競技では


荷物運び競争など


運動会の延長のようなもので一喜一憂する。



それもそれでいいだろう。






新幹線の売り込みでも


日本とアメリカの考え方には

大きな隔たりがあった。



だから失敗した?





日本は


原発同様


新幹線は絶対に事故を起こさない

という、安全神話が蔓延っている。




だから


スピードを重視し


軽量化


デザインなどに重きを置く。





だが、


アメリカは


衝突しても壊れないものを作れという。



車と同じ考え方だ。




日本は


高架橋を走る新幹線に衝突はあり得ない


と突っぱねる。





それでも衝突する

とアメリカは考え方を変えようとはしない。




「安全」 より



衝突しても大丈夫という

「安心」 を優先させる。






話を原発に戻そう。



原発は絶対に安全だという想定において


今回のロボットは想定外だった日本。





一方アメリカは


戦火の中もものともせず進むロボットが


原発の建屋内に入ることができた。





みんなで一緒にやれば怖くない

農耕民族的思考の民族は


想像力に欠け、


想定力に欠けるかもしれない。




「安全」 と 「安心」 は同等と考える日本。




だが


「安全だから安心」 とは言い難いのが

世界の考え方かもしれない。





日本の常識は


世界の非常識だと言われて久しい。




それが


今度の震災でも露呈した格好だ。






太陽光発電にしても



蓄電機にしても



非常時でなく


便利さのみを追求するうちは




すぐに

他国に追い付き

追い抜かれてしまう。





日本の文化はアニメだゲームだと

未だ太平の世を謳歌する日本を尻目に



世界は


常時戦国の世にあるといっても過言ではないだろう。





震災は


平和ボケの国民に


警鐘を鳴らした

ことは間違いない。


(鳴らし過ぎだが)





日本は

遅ればせながら


国産のロボットを原発建屋内に投入する。



「がれきの走破性能は世界一」という。 


だが

原子炉建屋内は遠隔操作の電波が届かない場所もあるようで


なんだか心もとない。




不安と期待を持って見守りたい。






ここ熊本でも


最近地震が頻発している。

昨夜もあった。



今のところまだ震度三クラスだが。





ボクのオフィスの一つは


津波の心配はないと思うが


なんといっても築100年以上の古民家だ。



家が崩壊することはまず間違いないだろう。





さて


災害はもとより


経済的

ビジネス的非常時




つまり



倒産の危機にも備えておかねばならない。





人生のプランも


一つだけでなく



あらゆるシチュエーションを想定した


プランB

プランC、D,E,F....と。




「生涯戦時下」


という気持ちを忘れてはならない。