世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

NPO支部

2014年08月29日 | 国際
NPO法人インターナショナル・プロジェクト協会は、現在支部が

国内に1つ(熊本県・阿蘇)、海外(ハノイ、ホーチミン、プノンペン)に3か所ある。


今年中に海外ではバンコック、国内では福岡、大阪支部ができそうな気配だ。


福岡には念願のフリートーク福岡を設立すべく動いてきたが、

それを引き受けてくださる方が出現した。


これから場所を探し、外国人スタッフを探さなければならない。

自薦、他薦を問わず、どなたか外国人でマネージャーになる人はいないだろうか。



今日からベトナムに入る。

まずは、ホーチミン。


すでに、納豆レストラン、日本語フリートークの候補地が何か所かあるという。

現地のスタッフたちが待ち受けている。


ホーチミンからハノイに入るが、ハノイも同じ状況だ。

刻々と設立準備が進みつつある。


年内に、そのうちのいくつかが実現するだろう。

来年にかけてますます忙しさは増すばかりだ。



命は既に天に預けてある。

天から下されたミッションを果たすべく粉骨砕身するのみだ。


命を懸けた自分との戦いが繰り広げられる。

カンボジアが動き出した

2014年08月25日 | 国際
とうとうカンボジアが動き出した。


NPO法人インターナショナル・プロジェクト協会のカンボジア・プノンペン支部からの連絡がきた。


以下抜粋である。



クールジャパン戦略で日本の文化を海外に普及させようとしています、 

ユネスコに登録された和食、そのなかでも特に世界に和牛を売り込もうとしていますよね、


確か、7月だったかと思いますが林農林水産大臣がホ-チーミンの ホテル日航のレストランを貸切にし 

関係者関西方面の和牛生産者やJA協会等など総勢300人以上があつまり 

(神戸牛の)牛肉の試食会開催しベトナム人関係者も含めて3日間行われました。

      
此れを期に、

プノンペン市内に和牛を取り扱う鉄板焼きステーキレストランをオープンさせ 

日本の和牛文化を宣伝します、


したがって鉄板焼きレストランの為にこれをクールジャパン戦略で申請し

3000万円~5000万円の資金が助成金として出ると思いますか?


かじさん 意見をアドバイスをお願いします。

NPO法人インターナショナル・プロジェクト協会プノンペン支部




確かにいま日本はWAGYUを世界に売り出そうと懸命だ。

KOBE や MATSUCZAKA は世界の高級牛肉ブランドになっている。

高級であるからして、高い。

日本でも高い。


ベトナムにしろカンボジアにしろ新興国で売り出すには富裕層を狙うしかない。

あるいは日本企業の接待だ。


プノンペンの支部長は日本人である。

彼は、もともと料理人でベトナムのホーチミンで彼が日本料理店を営んでいる時に知り合った。


それから、3年ほど前にカンボジアに移った。

料理の腕に間違いはない。

そして、カンボジアにも精通している。


彼との信頼関係も築いている。


彼はそれより以前、ドバイやテヘランといった中近東でもレストランのコックをしていたことがあり、

イスラム圏にも造詣が深い。


その彼が乗り出したのだ。

ここは受けて立とう。


さっそく彼に指示を出した。




ところで海外組は元気だ。


ホーチミンでもハノイでも支部のスタッフたちが活発に動いてくれている。

今週金曜日から訪れるホーチミンもハノイもすでにスケデュールが詰まっている。



年末から来年にかけて、タイ、インドネシア、ミャンマーとASEAN諸国を中心に活動の場は広がっていく。



こうしてNPO法人インターナショナル・プロジェクト協会は、主体的なあなたの夢を実現するお手伝いをします。

本気で夢を叶えたい人はNPO法人インターナショナル・プロジェクト協会の門をたたいてほしい。


The door is always open for you.

ハラール セミナー

2014年08月07日 | 国際
2日続きでハラールの説明会に行ってみた。



前にも書いたが、ハラールとはイスラム教に則った決まりなので、

イスラム教について知ることが必要となる。

地球の人口の約30%がイスラム教徒で、それは増加している。


イスラム教といえば、中近東、アラブなどをイメージするが、

実はアジアが最もイスラム教の信徒が多いのだ。

イスラム教徒の約70%がアジアに住む。

中でもインドネシアが最も多く、2億人を超す。


日本ではわずか10万人ほどだ。

だが、日本でも増加傾向にある。


移民政策による外国人労働者や留学生も増えている。


熊本は、ムスリムフレンドリーの街を宣言している。

ムスリムの人が住みやすい街にしようというものだ。


そのために、ハラール料理は欠かせない。

そうした意味合いから今回のセミナーが行われた。



熊本の場合、マレーシアとの関係が強い。


一口にイスラム教と言っても、宗派にもよるが、

国によってその趣は大きく違う。


共通点は、豚肉とアルコールを口にすることを禁じていることだろう。

それでも、トルコのイスラム教徒の友人は平気でビールを飲んでいたが。


先日、インド人のイスラム教徒と一緒にベトナムとカンボジアを旅した。

さすがにビールこそ口にしなかったが、豚肉は食べていた。

メニューを決めるにも一苦労だ。


ボクは死んでもイスラム教になることはない。

だからといって、彼らにリスペクトはしている。

自由に飲み食いできることを幸せに思う。


ただ、これからインドネシアに進出する場合は、

ハラールを心しておかなければ生きてはいけない。


特に今手がける納豆レストランは、

イスラムの国ではハラールでなければならない。


そうした意味で、今回の2日にわたるセミナーは意義深いものであった。

Remember

2014年08月06日 | 国際
広島を壊滅させたエノラ・ゲイに搭乗していた12人の最後の生存者が

93歳で死去したとの記事が載ったのは、先週のことだ。


戦後69年。

生の戦争を知る日本人は少なくなっている。


だが、イスラエルとパレスティナ、

ウクライナ、イラクなどでは今も戦争が続く。

そして、日本もいつか来た道へ引き返そうとしている。


愚かなことだ。


イスラエルと、パレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスは、

5日午前8時(日本時間同午後2時)から3日間(72時間)の停戦に入った。

イスラエル軍の地上部隊はガザからの撤退を完了。

両者は停戦を仲介したエジプトに代表を送り、

本格的な停戦交渉に入る見通しだ。

約1カ月続いた戦闘はガザで1800人以上の命を奪った末、

ようやく収束の兆しが見え始めた。(朝日新聞)


この地区ではここ7年で戦争が3回。

そのたび和平交渉が行われた。

そしてそれはロケット弾によってまた戦火の道へと導かれた。


圧倒的戦力を誇るイスラエルに避難の目はむけられる。

だが、仕掛けてくるのはほとんどガザ地区のハマスだ。


北朝鮮のミサイルが日本を狙い、日本人が死んだらどうするか。

そしてそれが繰り返されたら。

韓国はその苦汁を何度か味わった。

それでも我慢した。


ナチスから迫害を受けたユダヤ人は

日本人には想像を超えた並々ならぬ感情を持っているのだろう。


イスラエルはシオニズム運動を経て、1948年5月14日建国された。

その後、パレスティナ問題は常に戦争の危険性を内包してきた。

長い歴史に刻まれた拭いがたい血が流れた。

しかし、宗教や民族を超えた和平に向けた努力は怠ってはいけない。

愚かな戦争をするのは、愚かな民族だけだ。


日本人は原爆を二度も落としたアメリカを憎まなかった。

ベトナムも枯葉剤をまき散らしたアメリカを憎んではいない。

憎しみを武力に訴えるのは、一部のテロリストに過ぎない。


日本人は戦争の愚かさをどこの国より知っているはずだ。

愚かな隣国の挑発に乗ってはいけない。


たとえそれが歴史に刻まれた深い憎しみがあっても。

憎しみからは何も生まれないことを我々は知っている。


もし原爆を落としたアメリカを日本人が憎しみ続けていたら、

繁栄を極めた日本はなかっただろう。


いつまでも過去を引きずっていては、前には進めない。

そこに、中国と朝鮮半島の限界が見える。


日本人は、世界で最も優れた民族である。

その矜持をいつも懐に抱えていなければ日本の復活はあり得ない。


今日は、母の86回目の誕生日。


      写真はプノンペン(カンボジア)

宗教

2014年07月31日 | 国際
宗教と政治の話はタブー視される。

それは何故か。

すぐ喧嘩になるからだ。

つまり必ず反対論者がいて、何が正義(正解)かがわからなくなる。


世界を旅していれば、好むと好まざるにかかわらず宗教を意識せざるを得ない。



世界の三大仏教は、言わずと知れたキリスト教、イスラム教そして仏教だ。


キリスト教も大きく分けて、カトリックとプロテスタント、

イスラム教は、シーア派とスンニ派、

仏教も、大乗仏教、小乗仏教と二分される。


ざっくり言えば、ユダヤ教はキリスト教とイスラム教の源教であり、

ヒンズー教も仏教の源といえるだろう。



いま世界で起きている紛争(戦争)の大半は、

宗教間戦争と民族紛争である。

宗教間でも、キリスト教徒イスラム教間の諍いが主流だ。

イスラム教の中でもイラクのようにシーア派とスンニ派の対立が続く。


すべての宗教に共通なことは、平和のはずだ。

平和のための戦い、正義のための戦争などと都合のいい御託を並べ立てられても、

殺人に違いはない。


仏教国間の争いは表面上皆無に等しい。

強いて言えば、中国国内のチベット仏教との対立くらいだろうか。

さらに中国では仏教とイスラム教(新疆ウイグル)の対立が激化している。

内モンゴルも含め、遅かれ早かれ中国は分裂するだろう。



東南アジアに目を移そう。

ASEAN10か国の中にも大きく分けて3つの宗教が存在する。


仏教とイスラム教そしてキリスト教だ。

つまり世界の三大宗教を内包している。

イスラム教の国はインドネシアとマレーシア、

フィリピンはキリスト教、

残りは仏教国である。

シンガポールは、ヒンズー教を含め混在している。


今のところASEANの中では国家間の大きな紛争は起きていない。

タイなどの政党間の政治紛争はあるものの。


政治的経済的な面でみれば、

ベトナム、ラオスのような社会主義国、

カンボジアなどの王国、

資本主義国と別れるが、

おおむね民主主義と自由経済主義を取り入れている。


ミャンマーも軍事独裁から表面的とはいえ孤立を恐れ遅ればせながら民主主義に踏み切った。

それが東南アジアの爆発的発展を招いていることは言うまでもない。

ただ不幸にもベトナムにはまだ選挙というシステムは導入されていない。


それぞれの国にそれぞれの独特の文化があることは異論をはさむ余地はないが、

ベトナムに関しては少し異質なところがある。


それは、中国と同じく共産党一党独裁の社会主義国であるということと、

同じ仏教国でも、ベトナムだけが大乗仏教なのである。

ほかの仏教国、タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマーは小乗仏教に位置する。

その違いは、寺院やお坊さんの姿など街の雰囲気を見れば一目瞭然だ。


ベトナムかんしては、同じ大乗仏教国日本とさほど違和感はない。

ただし、生活に根付いた宗教観は雲泥の差がある。


それは日本がそもそも神教というものを併せ持っていることにも起因していると思われる。

日本は仏神教という独特の宗教観を持っている。

八百万の神といわれるゆえんかもしれない。



世界を旅して困るのは、食べ物と飲み物、特にアルコールに関して制限がある国だ。

やれ、豚肉がダメだ、牛肉がダメだといわれるとハタと困ってしまう。


    カンボジアで見たハラール料理の店


     これがメニュー


これは好き嫌いを超えた義務であり法律とさえいえる強制力を持つ。

さらに、ボクにとって飲み食いが許されない期間があるのはもっての他だ。

それは、一か月間その環境(ラマダーン)の中で暮らしてみた経験上からいえることなのだ。


     ホーチミンに現れたハラールコーヒー


    とうとうここまで来たか、という思い


関係ないとはいえ、冷ややかな周囲の目を気にしてビールを飲むには少なからず勇気がいる。

決して宗教を冒涜する気はまったくないが、

個人的にははご免こうむりたい。

ボクは極めて世俗的な人間であり、聖職に就こうなどという高貴(?)な気はさらさらない。


その点、仏教の国に行くとホッとする。

何でもあり的感が好きだ。

犬も猫もには閉口するが、馬を食する身からすれば文句は言えまい。


芋虫やアリの類は口にしたが、ゴキブリ、ネズミ、コウモリは今のところ避けている。

まあ、そのうち食べることになることは覚悟しているが。


    先日ベトナムで食べたアリの卵。美味だ。


さてここ数日、ベトナムとカンボジアについて書いてきたが、

今日は紙面がなくなった。

続きはまた明日、かな?

情報は現場に行って得よ

2014年07月20日 | 国際
聞くと見るとでは大違いである。


当たり前のことだが、実際実行するのは難しい。


ここカンボジアへ来て分かったこと。

カンボジアや東南アジア情勢に詳しいある日本人男性がいる。


ボクモ、メルマガやfacebookでつながっている御仁だ。

貴重な情報を寄せてくれて助かっている。


だが、彼を知る現地の評判はすこぶる悪い。


不動産投資を呼びかけて多額の資金を集めている。

それを横領しているという。


開発が進むニュータウン


よくある手口だ。

情報通をいいことに、現地を知らない人をうまく誘導する。


現場に行かずに、信用してお金だけ出資する。

儲けようとする欲の皮が突っ張った守銭奴が引っ掛かる。


現地情報によれば、日本の警察もマークしているらしいという。


くわばら、クワバラ。

カンボジア、プノンペン支部を設立

2014年07月20日 | 国際
カンボジアへ来て思いがけない展開になった。




プノンペンで日本食レストランを経営する友人から

NPO法人IPAのカンボジア支部にして欲しいとのオファーがあった。


彼とはボクの商社時代の先輩から紹介されて、5年ほど前に知り合った。

彼は日本料理のコックさんだ。


ドバイやイランの中近東で10年ほど仕事していて、

ボクが彼に会ったのはホーチミンの彼の店だった。

その後、3年ほど前にここプノンペンに店を移した。





彼は、ボクの商社時代の先輩の東京銀座にある貿易会社の海外担当を請け負っている。

その彼の店を我NPOのカンボジア支店にすることで、

カンボジア進出の大きな足がかりを得たことになる。


そしてもちろん、近い将来中近東への進出にも大きな役割を果たしてくれると期待できる。



さて今日は、お昼のバスで、またホーチミンへと帰る。


ホーチミンでは待っている人がいる。

今夜もゆっくり眠れないだろう。


6時間のバスの中でしっかり寝よう、かな。

海外のマッサージ事情 No risk, no gain.

2014年07月18日 | 国際
「いいマッサージ屋を知ってるよ」


露天の土産屋のオヤジが意味するところはわかっていた。

「I wanna just foot massage」

と交わしたものの

「How much?」 ときた。


"60 minutes $7"

と答えると、

"OK, $5" という。

”Really?"


彼は得意げにバイクを持ってきて後ろに乗れという。

"How far?"

"5 minutes, very near"

と言って、ヘルメもかぶらず走り出した。


バイクで走ること約10分。

見るからに怪しげなマッサージ店。




店内に入ると、3人の女が物憂げにソファーに寝そべるように座っている。


改めて値段を聞くと、

店側はボディーマッサージで300、000ドン(1、500円)という。


"No, only foot massage.

He told me $5"

そんなはずがないことは明らかだった。


土産屋のオヤジは”ブンブン(どうやらsexのことらしい)”といいながら、

"Very good" を連発する。

ボクはキッパリと"No thank you" といった。



だいたい予想はしていたが、

ボクの好奇心がここまで連れてきた。


同じ経験はマレーシアでも、フィリピンでもカンボジアでもラオスでもタイでもある。

これは当たり前の光景なのだ。


ただ、下手をすると危険が伴う。

常に出口は確保しておかなければならない。



お土産屋のオヤジは、ボクを置き去りにすることはなかった。


帰りのバイクに乗りながら、

”Pay for my motorbike"と泣きつくように言う。


”You kidding me?

You told a lie to me.

Your fault, not my fault"

と言ったものの、あまりに可哀想だ。


あんたの売ってるお土産を買ってやるよ、とその場をかわした。

切り絵細工のようなものを$1で売っている。

今まで買ったことはない。



そのあと行きつけのマッサージ屋へ足を運んだ。

ところが、通常$7が、この日は特別割引と称して$5の看板が。



思わず笑ってしまった。


結局$5にありついたわけだ。

2つのトラブル

2014年07月17日 | 国際
同じ日に二つのトラブルに見舞われた。


一つは、タクシートラブル。

もう一つはマッサージトラブル。


行きには120、000ドン(600円)だったところが、

帰りは350、000ドン(1、750円)。


なんと3倍。

自動車道に乗ってぐるりと遠回り。

Where are you heading? (どこに向かってるんだ?)

タクシードライバーは英語が全くわからない。



120、000ドンを超えたところからボクは文句を言いだした。

しかし彼は馬耳東風。


ならばと、こちらも開き直った。

常に英語でクレームをまくし立てながら。

とにかく怒っていることを相手に伝えなければならない。


時間も倍以上かかった。

とりあえず目的地まで到着した。



ボクは苦情を言いながらためらわずドアを開けて車を降りた。

そして、200、000ドン(1、000円)紙幣を見せながら、

(ちょうど小銭がなかったのだ)

これなら払ってやる、とドアの窓越しに怒鳴った。


相手は当然、No という。

"OK, go to Koan"

ベトナム語で警察のことを公安という。

これは中国語から来ている。

発音もほぼ同じだ。


彼は、車の中に戻るようにしつこく言う。

ボクは拒否して”Follow me" と言いながらスタスタと歩き出した。

車はゆっくりボクの横を付いてくる。


人通りは多いので心配はない。


そうしたら、ドライバーが窓から手を差し出した。

200、000ドンよこせという。


”Too much for you” (これでも多過ぎるくらいだ)と言いながら

"No more,OK?"(これでいいな?)

文句言うなと念を押す。

OK? OK?

と何度も聞き返し、

相手が、OKというまで紙幣をちらつかせる。

OK!

その一言を待っていた。


ボクは窓越しに紙幣を手渡すと”Go away" と言いながら手で追っ払った。

これで一件落着。



と思いきや、

ちょうどその時、いつも会うお土産屋のおじさんと出くわした。

彼ははボクに会うといつも親しげに近寄ってくる。


Where are you going?

彼は英語ができる。

Going to massaage.

Oh! massage!

彼は我が意を得たりとばかりに満面の笑顔で答えた。


そしてボクの耳元で囁いた。

I can take you good massage.


続きはまた明日。

いま、日本語熱がすごい!

2014年07月17日 | 国際
これほどまでに日本語熱があるとは知らなかった。


若者を中心に、日本語をしゃべる、あるいはしゃべりたいと思っているベトナム人が多いことを

今更ながらに思い知らされた。


そして今回ほど日本人であることに喜びと誇りを感じたことはなかった。


日本人と分かると、

”Japanese very good, Chinese bad.”

と聞きもしないのに多くのベトナム人が答える。


中国を共通の敵とみなしていることでより親近感が湧くのだろう。

在越中国人や留学生が続々と帰国していると聞く。



ベトナムは、いまや世界一の親日国であることは疑う余地がない。


そんな中、昨日「日越親友会」という団体を訪ねた。




学生のグループが中心となって立ち上げたばかりだ。



すでに数百人の会員を有してるという。


そして日夜日本語を勉強している。




そのほとんどが、日本語の使える就職先を探している。

もちろん、日本に行きたがっている。

日本のことを貪欲なまでに知りたがっている。


言ってみれば日本のファンクラブのようなものだろう。

嬉しい限りだ。



ボクも今、「日本語版フリートーク」をベトナムに立ち上げようとしている。

これは彼らのニーズと完全に合致する。

そこで協力関係を締結することにした。


NOP法人「インターナショナル・プロジェクト協会(IPA)」と

「日越親友会」 とのコラボだ。


日本語だけでなく、文化交流、人材交流も行う。

いろんなイベント事業、パーティなども行うことにした。


ベトナムの学生さんたちとの絆ができたことで

NPO法人IPAの活躍の場もさらに広がるものと期待できる。


近い将来、ベトナムから日本に来るビザが緩和されると聞く。

ますますベトナムと日本の関係が良好に深くなり、

交流が活発になることは間違いない。


そしてそれに寄与できることを幸せにに感じる。

昨日の出会いに感謝感激である。

ベトナムにおける飲食業のルール

2014年07月16日 | 国際
昨年、ハノイにカフェ&パブをオープンさせ、

今度は納豆レストラン、そして日本語フリートークをオープンさせる。


ボクにとって、ベトナムの飲食業の魅力は

ズバリ、

アウトドアーにある。


アウトドア人間としては

7年前、初めてベトナムを訪れたとき衝撃を受けた。


みんな外の路上でコーヒーを飲んでいる、

ビールを飲んでいる。


それもコーヒーは朝から、

ビールは真昼間からユッタリと。


ここはいい国だと思った。

ボクの理想のライフスタイルがそこにあった。


そして通うたびに、ベトナムでカフェを開こうと思った。

それは昨年実現した。


そして、こちらの商習慣が少しずつわかるようになってきた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


昨夜は、日本に住む旦那さんからの預かりものを渡すために、

友人と食事をした。


もちろん外で。



調理も外だ。






ダイナミックで、キャンプ気分が嬉しい。

ビールも進む。



     ホルモンと野菜の炒め。

右上は、フォーのお好み焼き版?

パリッとして美味しい。


      フォーを炒めたもの

どちらも美味。


ベトナム料理は、

香草たっぷりで、どれもヘルシーでスタミナがつく。



そこへいきなり、フォードのピックアップトラックがやってきて

スピーカーで怒鳴り立てだした。




警察車だ。

迎のバイク置き場でスケールを持ち出し何やら測り出した。




店主のおばさんが慌て出す。

みんなでテーブルを抱えて家の中へ移動。

こういう時はお客も協力して素早い。




こうして、暑苦しい家の中で食事をする羽目に。

もちろん、エアコンなんてない。


それでも楽しいのは、相手が可愛いから?




こうして、歩道へキチリと収まったお客はどこか寂しそう。



横には、最新の大型レッカーが待機していた。


これでテーブルごと没収されるのだ。

こうなったら賄賂は効かないらしい。


商売あがったりだな。

気を付けよう。


やっぱり日本はダメになる!?

2014年07月14日 | 国際
珍しく政治団体の集まりに出た。



しかもゲストは自民党国会議員。


しかも航空自衛隊上がりの現役参議院議員。


彼の話から今の日本は平和には程遠いことがわかった。


冷戦時(1980年代)の領空侵犯への自衛隊機によるスクランブル飛行が約400回であったの対し、

去年のそれは800回を超えているという。


推して知るべし。

冷戦時は対ソ連が多かったが、今は対中国がほとんどだ。


それだけとってもみても、今の日本が平和だとはとても言い難い。

むしろ臨戦態勢にあると言える。



議員(自民党)は「中国の全面戦争はありえない」と言い切る。

膨大なお金がかかるからだ。


怖いのは北朝鮮の暴走だという。

ノドンが400発五月雨式に発射されれば防ぎきれない。




2つの質問をぶつけてみた。


① なぜ尖閣を実行支配しないのか。


回答:中国を刺激したくないからだ。

   それに、その価値がない。


反論:中国は全面戦争を仕掛けられないという判断をしているのであれば、

   日本の領土で国有地に堂々と日の丸を掲げてはどうか。

   それでは弱腰と取られても仕方がない。



② 北朝鮮の崩壊シナリオを日本政権はどう描いていているのか。


回答:米韓が対処している。

   日本はかかわらない。

   予算的にも余裕がない。


反論: 日本が主導権をとって朝鮮半島統一を画策してはどうか。


回答: その考えはない。

    韓国も統一する予算的余裕がない。


反論: リーダーシップの取れない日本は孤立するのでは?


回答: 日本が孤立することはない。



あ~あ、自民党現役議員、しかも航空自衛隊出身にしてこの無作為と弱越し。

そして、無知。    


さらに、ボクの質疑は途中であったにもかかわらず司会者(学生)によって打ち切られた。



この主催は、某大学の政治サークルだが、

コメンテーター自ら勉強不足を露呈する体たらく。

こういう場に出るのだから、それなりに勉強してこいよ!


全くの遊び(ゲーム)感覚?

(なんと、コメンテーターの学生は、

昨夜は夜中の3時までゲームに耽っていた、

勉強なんか必要ないと、笑いながらうそぶき開き直る始末)


防衛、防災に対する危機意識すら全くない。


休みの日に貴重な時間を割いてお越しいただき、ありがとうございました、

という学生司会者の締の言葉が上滑りする。


他の発言者は全くいない。

寡黙、沈黙、恥默。


これが今の大学生の実態ななのか。

平和ボケ(平和でないのに)した甘ったれ坊主という印象しか残らないかった。


やっぱり日本はこのまま沈んでいくのだろうか。

   

【追記】


一日2~3回は中国機にスクランブルをかけていることになるという事実、

国民のほとんどは知らない。


毎日一触即発の危機を演じている。

先日も、中国戦闘機と30mのニアミスがあったばかり。


※ 30mとは、旅客機の両翼の長さ。


(料理の欄に”今日のスクランブル”、というコラムをマスコミは毎日載せるべき?)

平和新党

2014年07月09日 | 国際
ネット政党『平和新党(New Peace Party)』の立ち上げを発表しました。


思いを詳しく書きます。


現実、シリアやパレスティナ、ウクライナ、そしてアフリカの各地で戦争が起きています。

アジアのきな臭い問題も起きています。


僕が立ち上げた「平和新党」は既存の政治政党とは意味合いを異にします。

現実の紛争をどう処理するのかということはとても大事ですが、

今の政治(家)では未来永劫解決できないでしょう。


今はネットの時代です。

理想を掲げて、ネットの力で世の中を変えていきます。

非暴力と不戦を呼びかけるのです。


すぐには実現できなくても、ネットの輪が世界中に広まっていけば、無血革命を起こすことはできると信じます。


ボクは、中国はおのずと潰れると考えています。

北朝鮮も然りです。


悪が栄えたことはないのです。

防衛は必要です。

だけど、武器を思って他国で血を流すことは愚かなことだと思います。


そもそもアメリカが悪の連鎖から逃れられないのは何故でしょう。

テロの驚異を防げないのはなぜでしょう。


日本が真似をする必要はないと思います。

日本も同じような状態になっていいのでしょうか。


非暴力、不戦を声高々に叫ぶのです。

ネットで世界に宣言し、世界中の同調者を広めるのです。


ベロナムも、フィリピンも、アジアから世界へ不戦の誓いを個人レベルで訴えていくのです。

今の政治家には解決できません。

だけど、これからはネットを利用することで、個人個人で世界を変えることができます。

"New Peace Party(NPP)"運動を世界に広げまることで。


平和を愛する一人一人が平和を呼びかけましょう。


中国にだって、平和を愛する人は大勢いるはずです。

中国だって、日本と仲良くしたいいと思っている人は沢山いるはずです。

北朝鮮だってそうです。

個人個人は戦争なんかしたくないはずです。

その思いをネットで伝え合いましょう。


悪は、情報を遮断しています。

北朝鮮はもとより、中国もfacebookを使えませn。


だけど、いろんな方法を使って伝えるのです。

そして切り崩していくのです。

粘り強く前に進むのです。

後退してはいけないのです。

時計の針を前に進めるのです。


武器は持たない、人を殺さない、戦争は絶対にしない。

これだけを順守すればいいだけです。



ボクが二度目の世界一周をするのは、そのためです。

リアルに人と接して訴える旅です。


途中銃弾に倒れるかもしれません。

その覚悟で世界を回ります。

それがボクに課せられたミッションなのです。

知らない世界 Unknown World

2014年07月07日 | 国際
いろんな経験をさせてもらっている。


海外に行けばもちろんだが、

日本にいてもいろんな国の外国人と接する機会に恵まれている。


ビジネスの考え方、流儀、商習慣も自ずと違ってくる。

そして宗教観、政治観。

日本人どうしでも違うのに。


今、アメリカ人をスタッフとして使い、

インド人との会社と提携して事業を開発している。


ベトナムを始めカンボジアなどの東南アジアを睨んだビジネス展開も独自に進めている。



その都度その都度まだ自分の知らない世界があることに気づかされ、

驚き、感心し学ばせてもらっている。


そして今、新たな世界にも足を踏み入れた。

障がい者の人たちとの関わりだ。


ひとくくりに障がい者という事はできないことを知った。

精神障がい、身体障がいと大きく分けられるが

同じ病名でも、ひとりひとり症状も程度も違う。


だから、一人ひとりと向き合う必要がある。



今その覚悟がボクにはある。

この身はボロボロになろうとも(もうかなりなってきているけど)、自分に出来る精一杯のことをしていく。


知らない世界では、これまでの知識や経験が全く役に立たないこともある。

心を白紙に戻して取り組まなければならない。


既成概念やこれまでの常識といったものを取り払わなければならない。


そのためには、謙虚で素直な心を持ち、相手をリスペクトすることが必要だ。


知らない世界では、知らない困難が待ち受けている。

正直不安がある、恐怖もある。


だが、一旦取り組んがこと、関わったものにはトコトン付き合うのがボクの信条だ。


勉強させてもらうつもりで、当事者や経験者の意見を聞き、

不退転(a firm resolve)の決意で取り組む。


あー、武者震いがする(trembling with excitement) 。




【エイセイ語録】


「出会った人には縁がある。

起こった出来事には意味がある。


そして、それらを良し(美、義、善)とするところに意義がある」  By Asay

ハラールパーティと新企画

2014年07月06日 | 国際
昨夜、ラマダーンスペシャル ハラールパーティと銘打って

ハラール料理をふるまうイベントを行った。



NPOとしては初めてのイベント企画だ。


イスラム教徒が世界的にも、国内的にも、県内的にも増えつつある現状、

その実態を知る必要がある。


マスコミもほってはいない。



テレビ局が取材に来てくれた。

その社旗的関心の強さを実感した。


そして、このためにわざわざ大阪から駆けつけてくれた美女がいる。



彼女は日本人だが、イスラム教徒である。


ラマダン期間ということで、

朝から一切飲まず食わずで新幹線でやってきてくれた。


その彼女から思わぬ提案が飛び出した。


神戸にイスラム教徒専用のゲストハウス&カフェを作りたい、と。

そしてびっしりと書き込まれた。企画書を見せてくれた。



      深夜の会議

そこで、日本を訪れるイスラム教徒の人々の2つの大きな悩みを知ることができた。


ひとつは、宿泊費が高いこと。

もう一つは、ハラール食品が少ないこと。


さらに付け加えるなら、お祈りの場所がないこと。


それらが一挙に解決できる場所を神戸に作る。

そしてそれをNPOとして応援していくことにした。


政府もイスラムの国からなお誘致に力を入れ始めた。

世界イスラム協会からも援助が受けられるという。


これは我がNPO法人IPAの十八番(おはこ)とする事業だ。