世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

超親日国家 ベトナム

2014年05月17日 | 国際
ベトナムと中国の関係が悪化している。

言わずと知れた南シナ海での領土をめぐる対立だ。


暴動に発展し、中国企業が放火されたりしている。

日本企業もそのとばっちりを受けているらしい。


これはあくまでもとばっちりであり、

ベトナム人が日本企業を狙うわけはない。


ボクにも経験がある。


大学紛争に過激派としてしていたボクは、

ゲバ棒を持ってデモしていた時、

投石を繰り返し、火炎瓶を投げた。


だが攻撃の対象はあくまでも大学であり、機動隊であったにもかかわらず、

興奮して民家のガラスを次々に叩き壊したことがある。


興奮すると見境がなくなるのだ。

そして、スカッとして気持ちが良かった。

これも若さがなせる技だったのかもしれない。


申し訳なかったと思っても後の祭り。

こういう愚行を繰り返していたから民意が離れていったのだ。


そのうち、内ゲバ、リンチ、テロへと過激さがエスカレートしていった時、

ボクも逃げるようにその活動から手を引いた。


その反省もあって、

当時(1970年代)の「ベ平連(ベトナム平和連合)」に加担して

反戦運動に携わることになっていった。


ボクがベトナム関わったのはそれが初めてだった。

だがそれから2008年、JICAのボランティアでベトナムに行くまで、

約35年間、ボクの脳裏から全く消えていた存在だった。


2008年、JICAを機に、

まるで当時をフラッシュバックするかのように

それ以降ボクはベトナムの魅力に取り憑かれていったのだ。


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ベトナムではおもに工業団地が狙われているようだが、

そこには各国の企業が混在しているので

少なからず影響は出るだろう。


流れ弾のようなものだから、注意は必要だが、

日本人であれば普段の生活には危険性はない。


ベトナム人は極めて親日的で、

日本人をリスペクトしてくれる。

(英語ができないことは馬鹿にしているが)


それは今まで日本人が培ってきた長い歴史がそうしているといえよう。



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そこで、

今起きている事情を知るにはベトナムの歴史を紐解かねばならない。



ベトナムの歴史を一言で言うとなれば、

支配と支配からの反抗の歴史と言える。



紀元前111年から、1千年間のあいだ中国により支配され、

その後も元による進行、フランスによる統治、

日本軍と続き1945年の独立宣言までの長い間、

支配とそこから逃れるための戦争の繰り返しの歴史だった。


1945年の日本軍の降伏により、ベトミンが一斉蜂起、

ハノイを占領し、9月2日ホーチミン主席によりベトナムの独立宣言がなされた。


だが、同年フランス軍によるサイゴン占領、

1946年ベトミンとフランス軍の武力衝突がハイフォンで起こり、

アメリカの介入で本格的なベトナム戦争へと入って行く。



1975年4月30日北ベトナム軍のサイゴン占領によりベトナム戦争が終了するまで、

悲惨な泥沼の戦いが続いたことは周知の知るところだ。



だが、これで平和になったわけではない。


ベトナム戦争(1965年 - 1975年)終結直前、

ベトナムの隣国カンボジアでは1975年4月にロン・ノルの親米軍事政権が倒れ、

1976年1月にポル・ポト率いるクメール・ルージュが政権を奪取し、

民主カンプチアの成立を宣言した。


しかし間も無く大量虐殺を伴う恐怖政治を行うようになった。

また、ほぼ同時に成立した統一ベトナムとの間では対立が激化し、

1978年1月に国境紛争によって国交を断絶した。


ベトナムは

カンボジアから亡命していたクメール・ルージュの軍司令官ヘン・サムリンたちを支援するという形で

カンボジアに侵攻し、

1979年1月にプノンペンを攻略、

ヘン・サムリンによる親ベトナムのカンボジア政権を樹立した。


ポル・ポトは密林地帯に逃亡しポル・ポト政権は崩壊した。



その時ポル・ポト政権には中国が後ろ盾となっていた。

またベトナムが中国の反ソ政策に同調しない態度だった事に対応し、

当時、ソ連への敵意が強かった中国(小平と華国鋒)は

ベトナムをソ連の手先と見なし開戦を決断する。



1979年2月17日、中国は「懲罰行為」と称して、

56万の軍をベトナム国境に集結させ威圧し、

雲南と広西からまず10万の陸上軍によりベトナム北部に侵攻した。


この時期、ベトナム軍主力はカンボジアにあり、

北部には正規軍3個師団ほど(約3万人)と民兵しかいなかったが、

この民兵はベトナム戦争において米軍に勝ち

ベトナムを統一した主力であったために、

彼らは実戦経験が豊富であり、

さらにベトナム戦争時の大量のソ連製や中国製の長距離砲を含む各種の武器、弾薬も残っていた。


まさに精鋭の民兵だったのだ。



中国にとって朝鮮戦争以来の大規模な対外作戦となった本戦争は、

ベトナム北部の一時的な制圧という政治目的こそ達成されたものの、

純軍事的には悲惨な結果に終わった。


中国軍は、占領していた省から撤退するにあたり、

非人道的な焦土作戦を繰り返してベトナム領から撤退した。

その後中国政府は内外に向けて戦争勝利を宣伝する。


ここでも嘘で塗り固められた中国の体質が覗える。


だが、皮肉にも

この戦争の後、中国において軍の近代化が最優先の国家目標とされることとなる。

こうして中国は、軍事大国、経済大国へと一気に上り詰めるのである。



中越関係はその後も改善せず、

1979年から1989年にかけて中越国境紛争や赤瓜礁海戦(南シナ海)などが引き起こされ、

敗れたベトナムは、中国にとって有利な条件での国境線画定を余儀なくされた。

結局、中国の支配地域が増すこととなった。


    尖閣もこうなる!100ミリ砲でベトナム領を無理やり奪い取った中国!

   もう一度載せておこう。 見ていない人はぜひ見て欲しい。


冷戦終結後両国関係はおおむね安定しているが、

ベトナムでは自国への侵略戦争として、

中国では一般的に中越戦争を裏切り者

(ベトナムは中国の支援のもとで対南ベトナム・アメリカの戦争を戦った)への侵攻と認識され、

また旧南ベトナムの経済を支配していた華僑への迫害や、

ベトナム難民(ボート・ピープル)が20年に渡って香港の深刻な社会問題となっていたため、

中華圏でのベトナムのイメージは、

中越戦争以降悪いままである。



大陸国境線は2000年代に入って画定したが、

中国の侵攻により占領された西沙諸島および南沙諸島の国境線は画定されていない。



長くなったが、以上が今回の紛争の原因である。

日本人とは

2014年05月15日 | 国際
どうも世界のきな臭さが増している。


あのベトナムでも反中の暴動が起きた。

もちろん中国のせいだが。

あのというのは、同じ社会主義国なのにどうして仲が悪いのだろうか。


どうやら中国はアメリカ以上に世界の嫌われ者らしい。



尖閣でも同じことが起きているのに

日本ではなぜ暴動は起きないのか。


第二次世界大戦でギャフンと言わされ、

学生パワーも70年安保闘争で潰されてしまった。


その後は、空前の経済成長を遂げ

ものの豊かさとともに日本人の牙は完全に抜かれてしまったのだろう。



日本人は太古の昔から調和の精神を培い、

勤勉を由としてきた。


正直さと精緻さのもとに技術力と信頼性を勝ち取ったのだ。



国を比較するのにはいくつかの基準が設けられている。

経済成長時代の豊かさの基準はGNP(国民総生産)だった。


ところが、心の豊かさを示すGNH(国民総幸福度)がブータンから示されると

雪崩をうって豊かさの方向性が変わっていった。


いま、GNMなるものを設けて測るとするならば

日本は世界一になるだろう。


GNM(Gross National Moral) とは国民総道徳度とでもいおうか、

ボクが勝手に作ったものだ。


東北の大震災での日本人の行動は世界で高く評価された。

「もったいない」や「おもてなし」の精神も日本の道徳観に基づくものだろう。


日本でも原発反対などのデモが散発的には行われているが

非常に整然としていて、お祭りイベント的なものになってしまっているようだ。


シュプレヒコールの声も小さい。

ジグザグでももない。


暴力や破壊工作はいけない。

70年代までの学生運動も、

リンチや内ゲバ、テロ行為になって大衆から見放されていった。


ボクも、ゲバ棒を持ち、火炎瓶を投げたクチだから身をもって体験している。

だが、若さのエネルギーを発散するには不謹慎ながら最高だったのだ。


今の若者は(あまり使いたくない言葉だが)

エネルギーを封印されているようで可哀想に映る。



日本においては、

憲法21条1項で、

「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、 これを保障する。」とされている。


憲法(19条)の思想・良心の自由もある。


だから、暴力に訴えなくてもいろんな形で意見を訴えることができる。


だが、国境を越えて押し寄せてくる圧力にはどう対抗すればいいのか。


特に、上記の自由のない国においては尚の事だ。


先日上海に行った時にも、

若者たちが10人ほどたむろしているだけで、

公安が二人寄ってきて監視している光景に出くわした。


中国国内においてもウイグル人やチベット人は差別のもとに置かれている。

雲南省に住む約900人のウイグル人が忽然と姿を消されている。


嘘とごまかしとゴリ押しがまかり通る国につける薬はあるのか。




もうひとつ、

ベトナムは平均年齢が28歳とも言われる若者の国だ。

一方日本人の平均年齢は、47歳という。


エネルギーが違うわけだ。



大人の国と子供の国といえば、日本には聞こえはいいが、

良し悪しは別としてこれが成熟国家(年寄り国家)と新興国(若者国家)の違いの表れの一つだろう。

侵略国家とどう付き合うか

2014年05月14日 | 国際
中国とベトナムの関係が悪化している。


原因は、言うまでもなく、中国の南沙諸島への侵略行為だ。

それに対し、ベトナムが激しく抵抗している。


これは、日中の尖閣問題とほぼ同じ図式に当たるだろう。

中国は資源の確保のため身の振り構わず海洋へと侵略行為に打って出ている。


それに対してベトナムは毅然として戦う姿勢を見せている。

それは政府に留まらず、今や国民にも飛び火している。


南部の有名なリゾート地、ナチャンではホテルやバーが中国人を締め出し始めた。


そして、ホーチミンに住むベトナム人の友人から以下のようなメッセージが昨日入った。


「今日の出来事ですが、

自分の勤め先の周りにある工業団地内にある中国系企業は千人規模のデモ隊にやられてひどい有り様でした。

うちの企業にも入りましたが幸い日系なので物を壊されただけでした。

警察もミテルダケの状態でした」


日本でもベトナム人の抗議デモがあったばかりだ。



尖閣問題も同じでありながら、

日本人はこうした目だった動きを見せていない。



政府間ベースではもっと毅然とした対応が必要だと思うが、

民間ベースでは、温和な対応が求められる。


中国も韓国も、個人的には良い人が多い。

在日外国人をターゲットにすべきではない。


ただし、中国大使館へのデモは行うべきだろう。

それは抗議の意思を伝えるためであって、

暴力や破壊工作はもってのほかだ。


幸か不幸か、日本は島国であり、どことも陸続きの国境を接していない。


だが、他のほとんどの国は陸続きで国境を接する。

この危機感は日本人には想像できないだろう。


歴史上、ほとんどの国が他国の侵略にあっている。

日本は、第二次大戦後一時的にアメリカの支配下に置かれたものの

ほとんど他国からの侵略を経験していない。


中国のある高官は、日本との戦争も厭わないといった発言をしている。

それは日本にもいる。


戦争は絶対にすべきではない。

だからといって日本人の平和ボケは救いようのないところまで来ている。


それを見透かすかのように、

安倍内閣は集団的自衛権を行使しようとしている。


侵略行為は断固として阻止しなければならないが、

打って出るだけの意味はない。



日本は、西欧の列強からアジアを守るみ旗の下、

事実上のアジア侵略を犯した。


もちろん、アジア諸国の独立に大いに貢献したことも事実だが、

日本人の犠牲者はあまりにも多かった。



リーマンショック以降、アメリカは世界の覇者としての力を失いつつある。

それに乗じて、ロシアや中国がこうした侵略行為を露骨に見せ始めた。


中国は国内に新疆ウイグル、チベットいう火種を抱えている。

内憂外患を自ら引き寄せている格好だ。



果たして、世界は群雄割拠の戦国時代へと後戻りしてしまうのであろうか。


そうは思わないし、またそうなってはいけない。






いずれにせよ、

世界の厄介者をどう導くべきか、

そしてどう付き合っていくべきか

一人ひとりが真剣に考えなければいけない時代に来ていることは事実だ。


そろそろ平和ボケは払いのけなければならない。



ただいつの時代も、悪は滅びた。

そして、最後には正義が勝のだ。

NATTO Project

2014年05月07日 | 国際
「NATTO プロジェクト(世界戦略)」が徐々に広がりを見せている。


今朝、ホーチミンから連絡があり、

6月2日に行われる「NATTO料理コンテスト」に

ベトナムの食品工科大学からも講師を招聘するよう働きかけていることが分かった。


納豆の価値をアカデミックな分野からも後押ししようというものだ。

日本食文化、栄養学としても研究価値は十分ある。


単なる美味しいというだけではなく、

日本食(和食)ということだけでも


健康につながるイメージが強い。



日本貿易振興機構(ジェトロ)が3月に発表した調査資料によると、

ホーチミン市民の37.8%が「好きな外国料理」として日本料理を挙げ、

外国料理の中で日本料理を最も好んでいることが明らかになった。

 
ホーチミンでは、「好きな外国料理」トップが日本料理の37.8%。

以下、◇中国料理23.4%、◇韓国料理13.8%、◇イタリア料理7.2%、◇フランス料理7.0%などと続いた。



NATTOは日本の健康食品ということが浸透すれば、

NATTOを食べる習慣が根付くことは十分可能性が高い。

それを現地の学術界からもお墨付きが出ればこれほど説得力があるものはないだろう。


加えて、マスコミにも働きかける。

新聞やテレビの影響力はまだ日本より強い。


いろいろな方面から働きかけて、

NATTOの知名度を上げなければならない。


だが、あくまでも一番の強みはネットによるクチコミだ。


若者とネット社会の影響力は新興国ほど強い。


ベトナムにもファーストフードの悪影響が増している。

それにつれ、ダイエット、健康に興味ある女性が増えている。


納豆は美容にも効果があることが証明されている。

それは江戸時代から「納豆食う人、色白美人」と言われる所以でもある。

納豆菌は消化を高め、腸の中をきれいにすることから


便秘を予防し肌を美しく保つのです。


血液をサラサラにすることは周知のことだが、

コレステロールを下げ、脳の老化を防ぎ、

骨粗鬆症も予防してくれる。


それは、ボク自身が身をもって証明している。


こうした裏付けがあって初めて、世界に納豆を普及させる意義があるのだ。


”KARAOKE”,”SUSHI”についで、”NATTO”が世界で通用する日はそう遠くない。




【追記】



納豆の効能 納豆の“ネバネバ”に秘められた驚異のパワー


古くからの伝承をはじめ,納豆にはさまざまな効果が語り伝えられています。

医学的に立証されつつあるものから,おばあちゃんの知恵袋的なものまで,納豆の効能をご紹介します。

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語り継がれる納豆の効能


•納豆食うひと,色白美人。(秋田美人)

納豆中のビタミンB2は肌や粘膜を守る働きがあり納豆を食べつづけると肌が白く滑らかになります。

秋田美人のルーツは納豆にあり―


•うなぎの蒲焼食ったら納豆を忘れるな。

納豆に含まれている各種の消化酵素が脂肪の多い蒲焼の消化を助け,胃腸の調子を整えます。

ジアスターゼの多い大根おろしを薬味に使えば効果はいっそうアップします。


•納豆を常用すると結核が逃げていく。

納豆中の豊富な栄養が体力をつけ,病気に対する抵抗力を強めます。


•五月肩こり月,納豆月。

農繁期の五月になったら,納豆を食べると疲れがたまらないという意味。

昔は寒中に感想納豆や納豆漬けを大量に仕込み,田植えの時期に備えました。


•納豆の粉末を用いると胃の調子が良い。

多彩な消化酵素が消化を助け,ネバネバが胃壁をガードしてくれます。


•心臓や血管を丈夫にする。

納豆中に含まれているリノール酸などの不飽和脂肪酸が,血管中のコレステロールを洗い流し,

納豆タンパクが心臓や血管の筋肉をしなやかにします。


•肩こりにも納豆。

納豆をすり鉢でよくすりつぶし,わしか木綿布に引き伸ばして患部に貼ります。


•ねぎをたっぷり入れた納豆汁は,風邪のひきはじめによい。

ねぎの薬効と納豆のバランスの取れた栄養が合体して体力をつけ,からだを芯から温めます。


•腹くだしが起こったら叩き納豆。

納豆を包んでていねいに叩き,あつあつのご飯にかけて食べます。

納豆菌の生長効果を生かしたもの。


•根がつき,粘りが出る。

納豆にはビタミンBのグループがほとんど含まれており,バランスの良いアミノ酸とともにスタミナがつきます。


•一月六日の納豆の年取り。

この日に納豆を食べると万病の根が抜けていくといい,夕方の膳に必ず納豆汁をとります。


•納豆は夏負けの妙薬。

消化の良いタンパク質と豊富なビタミンは,暑さで弱ったからだに体力をつける上で役立ちます。

納豆に梅干を混ぜ,よくたたいてから食べるとより効果的。


•納豆めしに食あたりなし。

納豆めしなら酵素によって消化吸収が良くなるので,多少食べ過ぎてもすぐに空腹になります。


•納豆どきの医者知らず。

昔は納豆の仕込みは秋から冬にかけてがシーズンでした。

納豆を食べるころになると,体力が充満してきて病気にかかる人もいなくなってしまうというたとえです。


•酒を飲むときに納豆を食べると悪酔いしない。

二日酔いを防ぐ。

納豆のアミノ酸と豊富なビタミンがアルコールをすばやく分解してくれます。また,ネバネバが胃壁をアルコールから守る効果もあります。


•カラスのお灸(口角炎)ができたら納豆。

口角炎はビタミンB2が不足するとできますが,納豆にはビタミンB2がたっぷり含まれているので効果的です。


•頭にシラクモがでたらネバがよい。

シラクモというのは一種の皮膚病で,その病原菌退治には納豆菌が効果的。




なるほど。

ボクも知らなかったことがいっぱい。


納豆は奥が深い!

フリートークから世界へ羽ばたく人々

2014年05月03日 | 国際
お陰さまで、フリートークも4年目に入りました。


これもひとえに足繁く通っていただくゲストのみなさんと

親身になってゲストのお世話をする外国人スタッフのおかげです。


ここまで、いろんなゲストの方がこられ、

それぞれの夢と目的を持ってこらた。


留学、起業、就職、転職、そして海外への旅立ち、移住などなど。


この3年間、いろいろな人生を垣間見てきた。


あるものは挫折し、また立ち上がった。

あるものは心を病み、それでもなんとか立ち直ろうとする。


海外に旅立つもの、

独立して起業するもの。

新しい家庭を築くもの。


そうした人々をひとりでも多く輩出すべく

フリートークは日夜努力している。


志半ばで諦めてしまう人もいる。


だが、ボクはその人たちを諦めない。


夢を語る人はそれだけでも素晴らしい。

夢を実現する人は、もっと素晴らしい。


だけど、その影には、夢に敗れる人も多い。


だけど、言いたい。


夢を諦めるな、と。


もしも、どうしたらいいかわからなくなったら、

道に迷ったら、ボクが手を貸してあげよう。


フリートークを訪れる全ての人の味方だから。

悩みがあったら聞かせて欲しい。


問題が起きたら、恥ずかしがらずに話して欲しい。


人はすべからく問題や悩みを抱えて生きているのだから。


一番問題なのは、

それをひとりで抱え込むことだ。


そして、泥沼へと入ってしまうことだ。



聞かせて欲しい、君の気持ちを。

話して欲しい、君の心を。


ボクはいつも君のそばにいるよ。


ここは”フリートーク”なのだから。

フィリピンとの業務提携

2014年05月02日 | 国際
遅ればせながらフィリピン進出の兆しが見えてきた。


フィリピンにある、韓国系の英会話学校から打診があった。


フィリピンには、セブやバギオを中心に

合宿制の英会話学校が多く存在する。


最近は、日本人も増え日本資本も進出している。


ボクも、2年ほど前マニラの同校を訪れ無料のワンデイトライアルを受けたことがある。


フィリピン人の多くが英語を話す。

Skype によるオンライン英会話も有名だ。


その一角に食い込もうという魂胆だ。


だが、真意は人材交流にある。

フィリピンとの太いパイプを持つことで、

日本にALTとして招聘することを目指している。


一校に一人のALTを置くことは当初からの目標だ。



そして、もうひとつ、

「インターナショナル・フリースクール」の設立だ。

場所は、阿蘇、西原村。


そこの先生にもフリピン人の起用を考えている。



問題は、その企画に携わる人材だ。


ネットショップ・ビジネスも専属のスタッフを募集している。


ハラールビジネスも然り。


仕事は山ほどある。

我と思わん人は集結して欲しい。

ハラール

2014年04月29日 | 国際
ハラールをご存知だろうか。


ハラールとは、イスラム法において合法なものの事をいう。


一方、非合法なもののことをハラームという。

最近ではそれ以外のハラールでない物の事を非ハラール(non halal)と称する事もある。



ハラールには2つの意味がある。

1つはイスラム法で合法であること、

そしてもう1つは健康的、清潔、安全、高品質、高栄養価であることだ。


特にハラールフードに関しては厳しく制限している。

豚肉とアルコールを禁止するイスラム教徒のハラール食へのこだわりは、

ただ単なる人の好き嫌いでない。


豚肉入りの物を豚をよけたからといってハラールになる訳でもない。

スープやブイヨンにそれらが使用されていたら、

いくら見た目は分からなくても、食することはできない。

トンカツをあげた同じ油であげられた野菜や魚も食することもできない。

フランス料理で使われるワインや日本食・中華で使われる料理酒は

たとえ使用する食材がハラールであっても、

アルコールを入れることでハラールではなくなるのだ。



これらはすべてコーランの教えによる。


神が良いとしているもののみを食する、

それ以外の行為をすることはすなわち背信行為にもなりかねない。

従って、神に身を委ねるイスラム教徒にとって、

ハラールではない物を口にすることは罪を犯す事になる。



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これからはハラールフードの攻略が

ビジネスには欠かせないものになっていく。

特に東南アジアにおいてもそう言える。


東南アジア6億人の市場の2億5千万人がイスラム教徒である。

そしてそれは増加の一途をたどっている。

今やハラール対応しないと食材、化粧品は小さなマーケットしか獲得出来ない状態だ。



これらを見越して行政も積極的に動きを強めている。



熊本県はイスラム圏市場開拓へ向け、牛肉輸出や観光誘致を打ち出した。


2014年01月04日の、ニュースによれば


「世界人口の4分の1を占めるイスラム圏の市場開拓のため、

熊本県は、

イスラム教の戒律に従って処理したことを証明する「ハラール認証」をてこに、

県産牛肉の輸出拡大やイスラム圏からの観光客誘致に本格的に乗り出す。

2014年度を「ハラール元年」と位置付け、

フードバレー構想を進める県南をハラールの一大メッカとする。


県内では、錦町の食肉業者「ゼンカイミート」が12年にインドネシア、

13年にトルコの認証を国内で初めて取得。

在京のトルコ商社が中心となって

ハラール牛肉の流通・販売を担う「はるかフーズ」(益城町)を昨年10月に設立し、

試験販売している。


当面は国内用に月6トンを販売目標に掲げ、

輸出に向けた環境を整える。

現在の県産牛の輸出先は主に香港で、

12年度の輸出実績は11・4トン。

ハラール牛肉輸出が軌道に乗れば、

その数倍になると想定している。


県農林水産部はこれまで、

インドネシア要人向けのハラール牛肉のPRを同国で展開。

昨年12月にはプロジェクトチームを部内に設け、

県産農林水産物の輸出拡大を支援する。


一方、県は観光分野でもハラール戦略を加速させる。

13年は初めて「ハラールツーリズム」をテーマにした

セミナーやインドネシアの現地市場調査を実施。今後も拡充する。


少子化で国内市場が縮小する中、

政府は海外の巨大マーケット獲得を喫緊の課題に挙げている。

14年度予算案でも重点事項として「グローバルな食市場の獲得」を掲げ、

ハラール対応食肉処理施設の整備等に60億円を計上した。


イスラム圏の人口は世界で約16億人、

国内の居住者も数万人といわれている。

経済成長が著しく、ハラール食品の世界市場は6千億ドルともいわれ、

東南アジアや欧州では大規模な見本市が開催されている。


観光宿泊客数も増加傾向にあり、

受け入れ態勢の整備が進んでいる。


県内ではホテル日航熊本(熊本市)が昨年、

イスラム圏の宿泊客が礼拝できるよう、

九州で初めて全客室にメッカの方角を示したシールを張ったほか

拝礼マットなどを準備した。




また熊本市も今月積極的行動に出た。


ハラール対応へ覚書 熊本市とマレーシア公社 2014年04月09日 付熊日新聞によれば、


「熊本市は9日、

マレーシア10+ 件の政府系機関「ハラール産業開発公社」(HDC)と

協力関係を確認する覚書を結んだ。


イスラム法に従った食やサービスの基準「ハラール」に対応した態勢づくりを進め、

イスラム圏諸国からの誘客を念頭に観光、飲食業の振興を図る。


市によると、HDCは世界唯一の国直轄のハラール認証機関。

日本の自治体と覚書を交わすのは熊本市が初めて。


イスラム教徒の方々が熊本に旅行する際、

安心して過ごせる環境づくりに努めたい」と述べた。


市は、HDCと協力し、観光業や食品加工など分野別のセミナーを開き、

注意事項などをまとめたハラールのガイドラインを策定する計画。


市内の宿泊施設や飲食店でのハラール対応を強化し、

東南アジアを中心にしたイスラム圏諸国への輸出を目指す企業も支援する。



こうしたことで、熊本は国内でも有数のハラール先進県になっている。



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現在縦覧中である

NPO法人「インターナショナル・プロジェクト協会(IPA)」

「ハラール研究会」を立ち上げることにした。


いま懸案の納豆に関しても

ハラールの認証を得るべく検討中である。


それは、納豆普及の東南アジア戦略の一環であり、

世界戦略にもつながっていく。



フリートークは、インターナショナル・カフェとして

世界に扉を開けている。


興味ある人は、集結して欲しい。

人種差別 (Discrimination)

2014年04月28日 | 国際
"Japanese Only" の張り紙を出す店が増えているという。



信じられないことだ。


サッカーだけの問題ではなかった。


「Japanese Only」「Foreigners are not allowed」

北海道のパチンコ店、群馬のパブ、愛知のクラブ、大阪の不動産屋、広島のバー、沖縄のカラオケ店……。


いたる場で、「外国人お断り」を意味する看板や案内を確認した。

と、調査したある新聞記者はいう。

その数、50以上。


店主は語る。

「外人は不安を与える」「日本のマナーに従わない」


「はっきり言って中国人だよ。団体客に困ってたんだ」


「土足で畳に上がったり、勝手に2階に上がったり。

衛生面で営業停止になったら困るのはうちだ。

誰が責任をとってくれるんだい」



「けんかしたり、騒いだり。

こちらも英語が苦手だから、日本語が出来ない方をお断りしていた」



これが日本社会の縮図なのかと思うと、情けない。

それで店も国もやっていけると思ったら、大間違いだ。




「差別する国は差別される国になる」―と韓国紙に記事が載った。




「こうした背景には安倍政権の基本認識がある。

菅官房長官は「法務省で外国人への偏見や差別を解消する啓もう活動を行っている」と話すが、

「啓蒙」だけで、解決するための「措置」はない。


日本政府のこうした態度が

地方自治体や右翼団体、さらには個人タクシーの運転手も「Japanese Only(日本人以外お断り)」に傾く。


そして「Only Japanese(日本人だけ)」という孤立を招く。


差別する国は結局、差別を受けることになるのだ」と。


その通りだ。



歩道を自転車で走る。

路上で飲食をする。


これなど外国人に限ったことではない。

日本人も平気でやっている。


路上で飲食はボクもやる。


それが嫌なら、注意書きを書けばいいではないか。


喫煙お断り、

ペットお断り、などなどはさほど違和感はない。


温泉の「入れ墨お断り」も何故か日本では公認されている。



フリートークの近くには。入れ墨OKの温泉がある。

ボクも時々行くが、さして問題はない。

少し緊張はするが。


白人女性のワンポイント入れ墨は今や珍しいことではない。


入れ墨はヤクザがするものだ、という偏見が未だにまかり通る日本は

やはり世界から見ると異常なのかもしれない。



政治的には中韓との関係は悪化の道をたどっている。

これは不幸なことだ。


だが、ひとりひとりの人間としては決してそんなことはない。


好き嫌いはあっても

それを一派ひとからげに人種差別問題にする必用はどこにもない。

ヘイトスピーチも然り。



日本人はややもすれば閉鎖的な人種になりやすい。

これからは移民を受け入れずに日本はやっていけなくなる。


問題もたくさん起こるだろう。


だが、それを乗り越えないと日本に未来はない。

日本人は、もっと器の大きな人種になるべきだ。


グローバル時代は

Diversity(多様性)と Inclusion(包括性)の精神を忘れてはいけない。

海外で一旗揚げる

2014年04月21日 | 国際
アメリカンドリームというものがあった。


アメリカン・ドリーム(American Dream)とは、

アメリカ合衆国における成功の概念であり、

均等に与えられる機会を活かし、

勤勉と努力によって勝ち取ることの出来るものとされた。



つまり、

誰もが機会を得て、天与の能力を可能な限り発揮し、

より充実した豊かな生活を追求していけるという、

アメリカという土地特有の「成功の夢」だったのだ。


独立宣言でうたわれた、

幸福を追求する権利、自由な競争、機会の均等、などの原理を拠りどころとし、

個人の欲望とアメリカ人としてのアイデンティティーを橋渡しする価値観、レトリックである。




歴史を遡れば

18世紀のアメリカ黎明期においては、

ヨーロッパに比べ、出自や身分が決定的な役割を果たすことが少なかった。


黄金郷の探索や豊富な地下資源のもたらす巨万の富など、

志を抱き、情熱を燃やした多数の人間がヨーロッパから新大陸へと渡ってきた。


そんな中、「アメリカン・ドリーム」という言葉は、

そんな彼らの荒唐無稽で不遜な夢を奨励し、鼓舞し続けた。



独立宣言書を起草したトーマス・ジェファーソンは、

自ら構想した独立宣言において、

ジョン・ロックが『統治二論』で不可侵の権利として挙げた「生命、自由、財産をめぐる権利」という言葉を、

「生命、自由、幸福の追求の権利」に書き換えた。


これは、国家レベルにおいて夢を見るという行為に価値が付与され、

アメリカの起源として重要な意義を持つこととなった。


やがて迎える西部開拓時代に先立ち、

アメリカ第6代大統領ジョン・クィンシー・アダムズは、

1802年、プリマス上陸二百年祭の演説において、バークレイ主教の詩の一説を引用し、

「帝国の進路は西を目指しゆく」と叫んだ。


大西洋岸に到着した彼らの夢は、帝国拡張の必然的経路として際限なく広がる「未開」の西の大地へ向けられた。


ホレス・グリーリーの「若人よ、西部を目指せ」の言葉どおり、

1862年に成立した自営農地法は、虐げられてきた者たちの、土地所有の夢を実現させるに至った。



その後、麻薬・銃・犯罪が人心の荒廃をもたらし、

家族制度が空洞化すると共に、「アメリカの夢」は徐々にその形を変え、求心力を失っていく。


1992年のロサンゼルス暴動が明らかにしたように、

人種・民族・世代間の軋轢(あつれき)が高まるにつれ、

「夢」の分化、モザイク化も着実に進行した。


企業の合理化戦略の推進などによる中産層の二分化は、

物質的豊かさを求めるばかりが「夢」ではない、という認識を広めもした。


にもかかわらず、

以降も持ち家を実現するための住宅ローン支援政策等を重視しているなど、

このアメリカ固有の精神、ビジョンは、依然として変わらぬ潜在力を保持している。

                  (WIKIPEDIA参照)




日本でも、バブルの頃ジャパン・ドリームの兆しがあった。

だが日本にはそうしたベンチャーの風土は育ちにくい。


それどころか、

ますます日本は住み辛い国になっている。


人口は減り、高齢化は進むばかり。

社会保証も先細りで安全保障も脅かされている。


アメリカンドリームも今は昔になっている昨今、

どこに向かって夢を抱けばいいのか。



夢と希望をなくした人間や国家は滅びる運命にある。


夢の矛先は、今や東南アジアに見出すことができる。

サウスイースト・エイシアン・ドリームだ。


東南アジアで一旗揚げたいという人々が増えている。



ただ、一旗の揚げ方は明らかに変化している。

アメリカンドリームは資本主義の論理にのっとったものだった。


具体的に言えば、

株主価値の最大化や市場経済の効率性を最優先とした「米国型資本主義」だ。


だが、今やアメリカにおいてさえ、

08年9月に起きたリーマン・ショックが大きな転機となり、

行き過ぎた市場主義や、

富の一極集中や自らの報酬を極大化することに邁進した

「グリーディー・キャピタリスト(欲深い資本家)」を批判する方向に傾いている。



結果、

「クリエーティング・シェアード・バリュー(CSV)」と呼ぶ概念が芽生え、

社会と企業の共栄共存を目指すことが、これからの企業に求められるようになった。


こうした新たな角度からビジネスをとらえ直し、

社会問題の解決を営利企業が担う「社会的企業(ソーシャル・エンタープライズ)」や、

低所得者層向けのビジネスを追求する「ベース・オブ・ピラミッド(BOP)」

などといった新機軸を探る動きが出てきた。




今、東南アジアに夢を求めるとき、

旧態依然としたキャピタリズムの論理を持ち込むのではなく、

「ソーシャル・エンタープライズ」の思想こそが


真に国や人間を発展させるものだと信じる。




そこを間違ってはいけない。


かつて発展途上国は搾取と奴隷の源であった。


だが今、日本のような成熟国家にあって

そのエネルギ-たるや見習うものが多い。


リスペクトと幇助の精神こそお互いの発展を約束するものである。



先のホレス・グリーリーの言葉を借りるならば、

「日本人よ、東南アジアを目指せ」となる。


世界情勢

2014年04月20日 | 国際
グローバル時代とは、

常に世界の情勢を見ながら行動しなければならないことを意味する。


世界全体の流れとして、

米・中・ロ・欧が今どういう力関係になているのかが重要だ。


特に、ウクライナ情勢で米欧ロの中で

中国の動向が注目される。


ロシアは、エネルギーを盾に取り、欧米の切り離しを目論んでいる。

その動きを横目で見る中国。


アメリカの弱体化とともに、

一気に尖閣(日本)と南沙に躍り出ようと虎視眈々とそのタイミングを狙う中国。

同時に、東南アジアやアフリカにその影響力を強めようとしている。


ヘタをすれば、日本は中国の属国になりかねない。

これは悪夢だ。



来年、経済統合するASEANも決して一枚岩ではない。


今、中国が強大になるにつれ、

東南アジアは3つの集団に分かれていくとの分析がある。


ひとつは、中国の支配に抵抗しようとするベトナム、ミャンマー、フィリピンといった対米友好国。

次が、中国に近接し、親中にならざるを得ないカンボジアやラオス。

残りが、その中間であるインドネシアやタイ、マレーシア、シンガポールだという。

とはいえ、マレーシアやミャンマーも中国の影響は無視できない。



ただ日本に救いがあるのは、

外務省が先月、東南アジア7カ国で実施した世論調査で


「将来、重要になるパートナー国」を複数回答で聞いたところ、

1位が日本(60%)、次は中国(43%)、3位が米国(40%)の順だったことだ。


さらに、

「最も信頼できる国」に日本を挙げた人は33%で1位、

米国は16%で2位、中国は5%、韓国は2%だった。


経済力の影響は受けているものの、中国や韓国は信頼に足りないことは周知の事実だ。


これはASEAN全10カ国を訪問した安倍外交の成果の表れといえるだろう。




そうした中で、日本の取るべき道が見えてくる。


好むと好まざるにかかわらず、

日米関係を強化し、

東南アジアへの影響力を強めていくことだ。



その中にあって、我々日本人ひとりひとりはどうすべきか。

自明の理である。


企業といわず、個人個人が東南アジアと係わりを持つことが急務である。


それは、事業であったり、文化であったり、人間関係の構築であったり様々だ。



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そこで、

NPO法人「インターナショナル・プロジェクト協会」(認承待)は、

来る23日、水曜日、午後7時よりフリートークにて


「東南アジア起業相談会、及び東南アジア進出戦略会議」を開催する。

興味のある方は多数お集まりください。

メコン川流域国とASEAN

2014年04月04日 | 国際
メコン川流域4カ国をご存知だろうか。


これからASEANを牽引する4カ国だ。

それは、カンボジア、ラオス、タイそしてベトナムである。


MRC Countries, Cambodia, Lao PDR, Thailand and Viet Nam


    道には横断幕が。


このメコンサミットが開かれていることも日本ではあまり知られていない。




The Second MRC Summit in April 2014 が、このホーチミンで開かれている。

2010年のタイが一回目で、

メコン川流域の持続可能な開発のための 協力を呼びかけた。


さらにそのときは、

中国に対して 正式にダムの放水を要求する方針を打ち出した。

世界水戦争の魁(さきがけ)だろう。

中国の傲慢さがここでも大手を振って歩いている。



このように、東南アジアは共通の利害関係を持って発展している。




今回ホーチミンを訪れて驚いたのは

マレーシアやタイからの観光、ショッピングツアー客があちこちに見うけられたことだった。



        イスラム教徒はすぐにわかる。


みんないろんなベトナムのものを買いあさっていた。





これは何を意味するのか。

マレーシアやタイの中間富裕層が、まだ物価の安いべトナムに買出しに来てい居るのだ。

しかも陸続きなので安いバスで来るという。



来年のASEAN経済統合を待たずに、もう、事実上国境の壁はないようだ。

彼らはビザなしで自由に行き来している。


こうした流れは今後急速に拡大していく。


そしてそれはわれわれ日本人にとっても決して他人事ではない。


こうした世界自由貿易の波が我が日本をも席巻することが確実になっているのだ。


それに対して早急に準備が必須になっている。



TPP加入も時間の問題であり、

ASEAN経済統合は待ったなしである。

日本も、ASEAN + 日米としてこの流れに積極的に入り込まなければならない。


そうしなければ日本は取り残されてしまう。



さてこれからカンボジア、プノンペンへ向かう。

6時間のバスに揺られて。

納豆行脚 第二弾

2014年03月30日 | 国際
1月に引き続き、

納豆ビジネスを開拓すべく、

アジア歴訪の旅に出立する。


まずは、上海経由でホーチミンへ。


久しぶり(10年ぶり)の上海だが、

どう変わっているか、見るのが楽しみだ。



そして明日はホーチミンで納豆オジサンに会うことになっている。

ベトナム人の作る納豆とは、果たしてどういうものなのか。


こちらも楽しみだ。


供給先が決まれば、

あとは店舗展開が待っている。


ということで、まずは中国へ。


経過はfacebookのタイムラインで逐一報告します。


またまたどんなハプニングが待っていることやら。

Missing Flight(行方不明機)になるかも・・・。


オッ楽しみに~!

旅立ちの春

2014年03月28日 | 国際
老いも若きもボクの周りで海外に飛び立つ人が増えている。


日本において、4月は出立の月でもある。

学校では入学式、会社では入社式が一斉に行われる。


日本のように旅立ちを祝う国は少ないように思う。

そして4月という区切りも少ないようだ。


それは桜と関係があるのだろうか。


桜も年々開花が早くなっている。

そしてその鮮やかさも、心なしか薄れ気味に感じる。



若者が新たな挑戦を求めて海外に飛び出すことは素晴らしいことだ。

加えて、遅まきながら中高年になって初めてパスポートを手にして

恐る恐る海外に出かける人もいる。


こちらも見ていて微笑ましく、その決断と勇気にに拍手を送りたい。


一度海外に出かけると、大概の人は病みつきになるようだ。


海外に出かけると、2つの大きな効果(変化)がある。


ひとつは、もちろん異国を知ることだ。

そしてもうひとつは、自分の国を再認識することである。


いずれも新たな視点が生まれる。


ボクは海外に行くたびに、日本人として生まれたことに誇りを感じる。

素晴らしい星の下に生まれたことに感謝する。


だからといって驕り高ぶってはいけない。

むしろ、謙虚になって相手を敬う気持ちを育てなければならない。


自分の国を誇りに思うことは素晴らしいことだ。

またそうでなければならない。


だが、その裏返しとして他国を見下すこともしてはいけない。


かつての日本はそうであった。

それが戦争へと駆り立てた。

今その同じ道を歩こうとしている。


日本は負けたことで謙虚になった。


本来の日本人としての控えめなところや、

和を持って尊しとする調和の精神はどこの国にもない長所だと思う。



グローバル時代。

国と国との威信が問われ、激しい駆け引きが生まれる。


      日本の国際力が試されている


いま日本は、苦手な外交という大きな壁にぶつかっている。

中国、韓国との関係は今までになく悪化している。


さらに、アメリカともギクシャクし始めた。


そんな中、進む道を、やり方を誤ると、日本は世界から孤立する危険性もある。


ロシア、ヨーロッパ、中東、中国、そしてアメリカ。

この5つどもえの力関係に日本は弾き飛ばされかねないのだ。


アメリカの脆弱化に乗じて、ロシアが影響力を増し、

中東の力関係にも変化が生じ、

その間隙を狙って中国が尖閣を落とし、韓国も竹島を橋頭堡として日本に圧力をかける。


頼みのアメリカは、ロシアを牽制するために日本を見放し中国寄りになるだろう。

少なくとも中国はそう読んでいる。


さらに、今回の日韓会談の様子を見れば、韓国の幼稚さが見えてくる。

血気だけは盛んである。


ただだからといって見下してはいけない。

しかし、相手に心を開く寛容が見られなければ相互の関係はこじれるばかりだろう。



そうした世界情勢を見極めるためにも

日本人一人ひとりが世界に飛び出さなければならない。


そして拙くてもいいから、

笑顔で現地の言葉で言うのだ。


「マンナソ パンガプスムニダ(お会いできてうれしいです)」…と。


たとえ相手が笑顔でなくても、握手を交わそうとしなくても。


日本は大人の国として。


待ったなし! 時々刻々(ジジイコツコツ)

2014年03月26日 | 国際
どうも世界が益々きな臭くなってきている。

ナイチンゲールで有名なクリミア半島も昔から世界の弾薬庫の一つだった。


今、また世界大戦の火種となろうとしている。

G8が破綻し、世界が分裂し無秩序になる危険性がある。


このように世界のバランスが崩れ、群雄割拠の状態になった時が最も危ない。

ここに経済停滞が現れれば世界はこぞって戦争の道へと進むのだ。


今、確実にその方向性をたどっている。

日本もまさに安倍デビルが猪突猛進の勢いをかけている。



ただ、アメリカもロシアも中国も戦争に賭けるエネルギーを持ち合わせてはいない。

どの国もそうだろう。

ただ、見境なくミサイルを発射し続ける愚かな国(北朝鮮)のようにならないことを祈るばかりだ。



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そうした状況を見据えた上で、

我々はどうすればいいのか。


我々は少なくとも日本が戦争の道を歩まないようにしなければならない。

だが、中国やロシアが虎視眈々と日本侵攻を狙っている状況で、

あるいは、日米安保がある以上嫌が応でも戦争せざるを得なくなる。


安倍はそのための悪魔の使者なのだ。

アベノミクスば絵にかいた餅に過ぎない。


このままいけば日本経済は破綻する。

なぜなら庶民の生活はますます苦しくなるばかりだからだ。

消費税が上がっても、さらなる増税に加え、福祉は後退するばかり。


政府、日銀、財界あげて好景気を謳い、国民を錯覚に陥れても

化けの皮が剥がれるまで総時間はかからないだろう。


だから、安倍は戦争をしたくて仕方がないのだ。

これは、中国も韓国も、北朝鮮も皆同じ。


国内の矛盾、紛争、問題を外に向けさせてごまかさなければならないのだから。

これは今まで世界の愚かな指導者がとってきた常套手段なのだ。


人類とはここまで愚かなものなのかと、つくづく思う今日この頃だ。


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そこで我々はどうすべきだ。

戦争反対を叫ぶのは当然として

他に、具体的にどうすればいいのか。


すでに社会のあらゆるものが拠所(よりどころ)ないもになってきている。

つまり、頼れるものがないということだ。


仕事も、会社も、家庭さえ陽炎(かげろう)のような存在になってきている。

悲しいかな人の心も荒(すさ)んでいる。


日本は完全に沈没しかかっている。

経済(財政)破綻も高い確率で可能性がある。


ただそのツケは今の若い世代が背負うのだ。

そのことをどこまで認識しているだろうか。


ほとんどしていないといってもいいだろう。

日々の享楽に興じていられるのだから。


ただ、少しずつその危機意識を持つ人が増えていることも事実だ。

ケツに火がつくまで分からないのがほとんどだが。


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さて、引っ張って申し訳ないが、

我々はこれからどうすべきか。


日本を救う道はあるのか。

ある。


その方法を今夜報告する。


『NPOインターナショナル プロジェクト協会(申請中)』の第8回総会の席において。

少しでも危機意識を持つ人は来て欲しい。


世界を洗濯いたし早漏、

じゃなかった、

世界を洗濯いたし候!


これからは日本だけでなく、世界規模の洗濯が必要だ。

マレーシア機はどこへ行った。

2014年03月22日 | 国際
世界の情勢を事細かに知ることは不可能に近い。


少なくとも、日本にいて日本の新聞やニュースを見ている限りでは

当然のことながら、ほとんど日本に関連することしか知ることができない。


ウクライナのクリミア情勢などは小さく扱われ、

直接的に日本に関係がないように思われ扱いは少ない。


同じく、クアラルンプールを北京に向けて飛び立ったマレーシア機が

消息を絶って2週間になるが、

日本人乗客がいないことからか他人事のような扱いだ。



フリートークではCNNを一日中流している。

そのためか、世界の多くの情報が得られる。


特に一昨日からは、

オーストラリア海上保安局(AMSA)が、

同機と関係がある可能性のある二つの物体をインド洋で見つけたと発表したことから、

ワイドショー張りにその話題を取り扱っている。


続いては、クリミア情勢寒冷のニュースが多い。


CNNはイギリスのBBCと並んで世界情勢を知るには最高のニュース番組だ。

月、1、000円ほどの料金を払えば衛星放送で見ることができる。


世界の情勢を知りながら、英語のリスニングにもうってつけだ。

もちろん日本の話題も取り上げる。

Japanという声を聞くと思わず画面を振り返る癖がついてしまった。



日本にいては、アフリカや南米のことを知る機会が少ないように

反対にアフリカの人は日本のことをほとんど知らない。


アメリカ人でさえ、日本がどこにあるのか知らない人が結構いると聞く。


フィリピンに行くと、

日本人向けの日本語の新聞が出ていて分かりやすい。


驚くことに、日本では全く報道されない日本人の被害の記事が多いことに気づかされる。

死亡記事以外は日本では報道されないが、

日本人が、ひったくられや強盗に合う事件は日常茶飯事で起きている。


これは、毎日ではなくても

他のあらゆる国で起きている事件だ。


ボク自身も、アフリカのモロッコや中米のコスタリカ、

そしてベトナムでも被害にあったことがあるが、一切新聞に載ったことはない。



飛行機に関しても、国際線をよく使う身としては

マレーシア機の行方不明事件(事故?)は人ごとではない。


いつわが身に降りかかっても不思議ではないのだ。


幸い今まで生きてきて、

大病したり、大きな事件や事故にあまり遭遇していないことを思えば

ラッキーとしか言いようがない。



なかにはよく怪我をしたり、病気に見舞われる人がいる。

これは、運が悪いのか、本人の不注意なのかはよくわからない。


いずれにせよ、

日々、日夜緊張感と危機意識を持って生きていかなければならないと思っている。



海外で歩くときは特に、時々後ろを振り返る。

何度も同じ顔を見るときは、つけられている証拠だ。


そういうやからは隙あらばひったくりやすりを働こうと虎視眈々と機会を狙っているものなのだ。

振り返る癖は、日本でもついてしまった。


それは、綺麗なお姉さんとすれ違った時が多いのだが。


それだけ日本はまだ平和な国なのだと実感させられる。

だが、いつまでもそうだという保証はどこにもない。


そのためにも、今は何事もなくても気を引き締めて毎日を過ごさなけれならない。