世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

地震の恩恵?

2016年07月17日 | 熊本地震
地震で被害を蒙ったが、

思いがけなく恩恵をも被った。


またこういうことを書くと、

お叱りや妬みを生むだろうが敢えて正直に書こう。


昨年暮れから約半年の間に

ボクの目の前のあらゆる事象が消滅していった。

同時に、仕事もなくなり収入も途絶えた。

一時は、所持金240円になった。


それに地震が拍車をかけた、かのように思えた。


一時は絶望のどん底に叩きのめされた。

そして、必死でそれに耐えた。

一部の心ない人の批判やあからさまな嫌がらせもあったが、耐え抜いた。


おかげで重荷だったものをすべて清算することができた。


そして、それ以上の恩恵にまで預かることができるとは、

誰が想像しえたであろうか。


感謝あるのみ。

支えてくれた愛する人に感謝、

友人に感謝、子供たちに感謝。


そして、結果、今、こうして再起を誓った。


今思えば、これまでのできごとは、すべてこの恩恵に預かるための前触れであったように思える。

ただし、これらの被災者特権はあくまでも一時的なものである。

これらの措置に甘えることなく、猶予期間に生活基盤を再建しなければならないことは言うまでもない。


月並みだけど、人生は山あり谷ありの連続である。

地震までが谷であったなら、

今は山の中腹にあるようだ。


だが、峠超えれば再び谷が口を開けて待ってる。

今度はどんな谷かは分からないが、

どんな渓谷にも耐えてみせる。

越えてみせる覚悟だけはできている。


平坦な道はつまらない。

山があり谷があってこそ人生は面白いのだ。

山高ければなお良し、谷深ければなお面白い。


いずれにせよ、人生を謳歌するに憚らない。

もちろん、恩恵返しは忘れない。


「諦めなければ、人生は必ず好転する。

それを肝に銘じて、信じて疑うな」 By Asay


     ドローンデビュー

友人がドローンを持ってきてくれた。

屋根の状況や、周囲の山の状況などをチェック。

お陰で、今まで見えなかったところを把握できた。

感謝!


【追記】

ただし、被災者対象の補助金には頼らないことにしている。

熟慮の結果、あくまでも自力更生を目指す。

自助努力を貫く覚悟である。
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スイッチライフよさようなら

2016年07月15日 | 熊本地震
長年スイッチライフを提唱してきた。

そしてそれを理想とし、実践してきた。

ボクが提唱するスイッチライフとは、

「都会と田舎、日本と海外、海と山に拠点を持ち、

それぞれの場所を転々と住み分けるライフスタイル」 のことを意味する。


阿蘇(田舎、山)、熊本市(都会?)、福岡(都会)、ベトナム、カンボジア(海外)

に拠点を作ることはできた。

(海辺にはとうとうできなかったが)

そしてその各拠点を転々と旅しながらビジネス展開することに半ば有頂天になっていた。

今、残ったのは阿蘇だけになってしまった。


      フリートーク(熊本市)もほぼ片付けが終わった


思えば、そもそも阿蘇がスイッチライフの原点だった。

阿蘇の草原を馬で駆けることが夢だった。

そしてそれを実現した。


若かった。

といっても、去年、66才まで破竹の勢いで拡張を続けてきた。

ところが67になると同時に人生が一変した。

そして、この震災(昨日でちょうど3か月になる)。

すべてを清算するには都合のいい言い訳をお膳立てしてくれたのかもしれない。


新しいパートナーとの出会いもあった。

昨年暮れから今年4月の大地震までのわずか4か月間の環境の激変は

人生観をも一変させるに十分だった。


どん底を味わった。

今までコツコツと積み上げてきた積木が、

もろくもすべて崩れ去った気がした。

一時は絶望の淵に立たされた。


考えてみれば、

今までの人生はすべて、これからの短い余生への布石であったような気がする。

命があり、おまけに心身ともに健康である。

加えて人にはできないようないろんな人生経験を積んできた。


この経験こそ、積み上げてきた財産だと気づかされた。

誰にも壊せない、誰も奪うことのできないたった一つのオリジナル。

波乱万丈こそ人生の醍醐味。

そしてどんな艱難辛苦にも耐えうるだけの強靭な体力、精神力を親から授かった。

両親に感謝。


人はすべからく死ぬ。

いずれ召されることは分かっている。

それまでどこかで自分の人生の整理をしなければならない時がくる。

それが今なのかもしれない。


今までがむしゃらに突き進んで、作り上げてきた形あるものがすべて壊されたのは、

「もうおやめなさい、

もう、その段階は過ぎ去ったのです。

これからやるべきことに集中しなさい」

そう、天の声が聞こえたからかもしれない。

そうして、天から女神が下りてきた。


ボクにはまだやり残していることがある。

やらなければならない夢がある。

目に見えるものが壊れても、夢が潰えたわけではない。

いや、むしろ、その夢を実現するために、形あるものが崩壊したのだと思う。


ボクの夢は、無形文化財なのだから。




山が崩れても、川があり、森がある。

ボクには叶えなければならないでっかい夢がある。

そしてまだこうして元気で生かされている。
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街中キャンプ

2016年07月13日 | 熊本地震
通常の日常生活においてたびたび起きるハプニング。

嫌なこと、面白くないことが多いが、

起きてしまった以上、いかに楽しむかを心がけることにしている。


昨日起きたカートラブルもそうであった。

幸か不幸か大型ショッピングモールに近くだったため、

そのままパーキングにチェックイン。


カーディーラーが休みのためそこでオーバーナイト。



思いがけずキャンプになってしまった。


この愛車は、もう20年のキャリア。

キャンパーなので、震災直後の避難所生活でも大活躍してくれた。

そして、ここ2週間の引っ越し大作戦でも連日のピストン輸送にも耐えていた。

ジーゼルなのでエンジンはしっかりしているとはいえ、少し酷使しすぎたかもしれない。

我が身と同じ、オーバーホールが必要だ。


それにしても、街中キャンプは何でも揃っていて、便利の極みだ。

食べるところも、コンビニも、トイレも不自由しない。


今朝、ロードサービスのレッカーを呼んで、カーディーラーへ搬入。

見積もり、修理期間はこれからだが、

代車不足で、女神様に送ってもらいとりあえず阿蘇まで帰った。


途中、食料、酒を買い込み、籠城に備える。

大雨だし、避難勧告も発令中。

いつまで続くかわからないが

予定をキャンセルしてしばらくは籠城生活が続くだろう。


それも又、自然暮らしの醍醐味。

このさい不便ささえも享受しよう。
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阿蘇山からの贈り物

2016年07月12日 | 熊本地震
ボクのメルマガのタイトルだ。


今こそ贈りたい、この阿蘇から。

何をかって?

夢と希望と勇気を。


     すぐ裏を流れる布田川(布田川断層の源流)


震源地で、激甚災害を被ったこの場所で、

楽しく生き抜いてる姿を見てもらうことで、

世界中の人が、ほんのちょっとでも希望を持って生きていけたらいいなー、って。


たとえ国に希望がなくても、

人の心から希望を奪うことはできない。


どんな所でも、

希望さえあれば人は生き抜いていける。




だって、人はみんな死ぬまで生きているんだから。

どうせ生きてるなら、

どんな状況下でも、希望をもって楽しまなきゃ、損。


それがボクが阿蘇から届けるささやかな贈り物。




みんなが笑顔で集える場所づくりをしているから、

もう少し待ってね。
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ワンストップ相談会

2016年07月09日 | 熊本地震
瞑想カフェオープンに向け、

本格的に動き始めた。

それも、益城と並ぶ激甚災害の真っただ中、阿蘇・西原村。

敢えてそこへ打って出る。


これまで宿泊業を核に、飲食、雑貨のどの分野も手掛けてきたわけで、

瞑想カフェはその延長線上に過ぎない。

いわば、業種のマイナーチェンジだ。


ニーズは時代とともに移り変わる。

ペンション、観光牧場、ログハウス、露天風呂、古民家、ゲストハウスと

宿のテーマやスタイルも変遷してきた。

時代に即したというより、時代を読み、先駆けて仕掛けてきた。

そしてそれらはそれなりにヒットした。


カフェのスタイルももテーマが先行した。

英会話、ベトナム、日本語、そしてこれからのテーマが

瞑想というわけだ。


あとは、どこまで設備投資をするか否かである。

というか、どれだけお金をかけるかなのだ。


そこで、

阿蘇・西原村で「ワンストップ相談会」なるものがあるということで行ってきた。



いわゆる、これからの生活をどうしたらいいかという、全般的相談に乗りましょうというものらしい。

思いのほか相談者はいなかった。


     ガランとした会場

周知が不徹底なのだろう。


ボクは、経営相談。

新事業立ち上げの資金について。

そこで、福岡からおいでの中小企業診断士の先生からいろいろ教えていただいた。




まずは2種類あるということ。

一種類目。

小規模事業者持続化補助金

200万円まで下りる。

これで内装とエクステリアの充実を計ろうと思う。


もう一つは、

熊本県中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業復興事業計画認定

という長ったらしい訳の分からない補助金だ。

これは商工会に入り、グループとして申請しなければならない。


説明を受けた後、さっそく商工会へ。


     被災した商工会の建物

大丈夫かなー、と思いつつ。


最後は、役場に戻り、罹災および被災証明を申請。



いずれもなかなか煩雑だ。

とりあえず補助金には締め切りがあるので急いで仕上げなければならない。

ボチボチ急ごう。

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戦士の休息

2016年07月08日 | 熊本地震
あの忌まわしい大地震からもうすぐ3か月が経とうとしている。

わずか3か月の間の目まぐるしい環境に変化で、

何年も前に起きたような出来事に思えてしまう。


今日は久々の雨。

梅雨を忘れさせるような晴天と猛暑がここ数日間続いていた。


      窓の外は緑がいっぱい


フリートークの片付けも、ほぼメドがついてきた。

ネパールから帰って休みなしで10日間運搬作業を続けた。

身体のあちこちがが悲鳴を上げている。


少し体を休めるには良い日だ。

久しぶりにゆっくりベトナムコーヒーを淹れて飲もう。


時間とお金にわずかばかりの余裕ができると、すぐ旅に出たくなる。

暇だと旅の虫が蠢き始めるのは悪い癖だ。

国内の温泉もいいけど、あまり非日常的でないような気がする。

行くならやっぱり海外。

非日常性とハプニング。

この醍醐味は何事にも代えられない。


今日は格安旅行情報を眺めて過ごそうか。
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阿蘇瞑想カフェ(AMC)へ向けて

2016年07月07日 | 熊本地震
フリートークの移転作業を10日間ブッ通しで行っている。

フラフラになりながらもね。


大きくて重いものは独りでは抱えきれない。

そんなとき、ふっと来て手伝ってくれる友人がいるのは本当ににありがたい。

感謝、感謝、ありかとう!


瞑想カフェにもカウンターがお目見え。


     ブランコのあるアイランドキッチン横においたよ

フリートークで活躍した代物だ。

Reuseしなきゃもったいない。


チョッとしたバーの雰囲気も乙なもの。



まだまだ震災後の片付けが終わってないし

宿泊棟の整備もまだこれからだけど、

瞑想カフェオープンに向け着々と進行中。


みんなが元気になるように、

ここ阿蘇・西原村も元気になるように少しでもお役に立てれば嬉しいな。

そんな気持ちで、老体に鞭打って梅雨の合間の炎天下で汗を流してます。

オープンまでもう少しお待ちを。


【追記】

今日は七夕様。

昨夜も星がきれいだった。

今夜も沢山の星を見上げよう。


願い事、たくさんしようね。

夢がなくなっちゃおしまいだよ。


何がなくても、愛と夢だけは持ち続けなきゃ。
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ランニングハイ

2016年07月04日 | 熊本地震
昨夜は疲れ果てているにもかかわらず、珍しくなかなか寝付けなかった。

興奮状態にあったのだろう。

これから起きる素晴らしい未来の映像が頭の中で映し出されていたからだ。

心がハイになってしまった。


ネパールから帰国後、

一週間休まず荷物の運搬に明け暮れている。

フリートークの引っ越し作業だ。


ほぼ一人で、ワンボックスカーに乗せれるだけ乗せて、

阿蘇の西原村まで毎日ピストン輸送の日々が続く。


帰りは毎晩9時~10時だ。

食事もそれから。


汗びっしょりで、空腹で倒れそうになる。

久々のランニングハイを味わっている。

なんとなく、このヤッター!感が好きだ。


      阿蘇・西原村のニンニクはいかが


これを片付けなければ、次に進めない。


一つ一つ目の前の課題を確実に処理していく。

階段を一段一段上るように。


阿蘇・西原村再興は厳しく険しい。


      負けんばい!西原村

それでも、いや、それだけにやりがいがある。

そして、根拠のない自信が湧き上がってくる。

やれる!という確信がある。
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阿蘇・西原村再興物語

2016年07月03日 | 熊本地震
現在ボクに残された唯一の住処は阿蘇・西原村である。


       周りは緑一色

そこも、大雨が降ると土砂災害の危険性があるとして避難勧告が出される。

地震直後は山に亀裂ができ、梅雨には持たないだろうとまでいわれていた。


      山には土砂崩れの爪跡がくっきり

だが、先の大雨にも全く影響されなかった。

少なくともボクの住処までは道路も開通しているし安全である。

それは現在自分自身が寝泊まりしていることで実証している。


大地震から2か月半が過ぎた。

この間、ボクは避難所(城東小学校)暮らし、

そして疎開(福岡)、さらに海外逃亡(ネパール)と

西原村に帰らず転々として様子をうかがっていた。


そして今、満を持してこの西原村の住処に戻り再起を誓ったのだ。


まだまだ室内は物が散乱し、

家の周りは雑草が生い茂っている。

加えて、フリートークの品物があふれかえり、足の踏み場もないほどである。


ここをゆっくりかたずけて、庭の整地も済ませれば以前のような素晴らしい癒しの空間となる。

今週いっぱいで、フリートークも片付くだろう。


そうすれば思いっきりこの住処を磨き上げることに専念できる。

そして、「瞑想カフェ」「阿蘇瞑想センター」として生まれ変わり、

癒しの場としてお披露目ができるだろう。


一人でも多くの人の心の傷を癒したい。


今のところ、7月17日(日曜日)にオープンパーティをするべく計画中だ。


ただ、まだ梅雨が明けたわけではない。

油断はできない。


それに、先月オファーがあったミャンマーのプロジェクトの件がまだどう転ぶか予断を許さない状況にある。

そうした状況をにらみつつ、粛々と西原村再興へ向けて大きく舵を切った。


狙いは定まった。

迷うことはない。

あとは全身全霊をかけて打ち込むだけである。


さあ、勇気をもって新たなページをめくろう。

今まで以上に面白い人生のストーリーが始まるよ。
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フリートーク再開に向けて

2016年07月02日 | 熊本地震
地震以来閉鎖していたフリートークだが、

ビルそのものに亀裂が無数の入っており、

一部崩落して崩壊の危険性があり、

ビルの管理組合もお手上げ状態で、

修理の目途も全く立たないことから、

やむなく移転することにした。


現在コツコツと備品の運び出しを行っている。


英語の必要性はますます高まっており、

日本人の英会話力向上に貢献することを放棄することはできない。

一人でも多くの日本人が世界に飛躍できるようにお手伝いすることがボクの役目の一つだから。


英語に限らず、ボクを必要とする人が一人でもいる限り、

ボクは世界の果てまでも出かけていく。


再開については、追ってご連絡します。


【追記】


何のために英語は勉強しなくてはいけないのですか。

別に英語が喋れなくても生きていけるし。


なんてことを何人かの男性に聞かれた。


それはね、世界中の女性と恋ができるようになるからだよ。

そう思うだけでもワクワクするだろう。

そのワクワク感があらゆる面で君の人生を豊かにするんだ。
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中国は・・・

2016年06月28日 | 熊本地震
久しぶりの中国だった。

ヤッパリ本質は変わらない。

いくら表向き着飾っても、人間性まで変えることはなかなかできない。

北京空港のセキュリティとひと悶着あったのは、
そんな体質の表れが原因だった。

必要以上にチェックが厳しいわりに、
そのやり方はずさんで、対応も無責任極まるものだった。

バッグの中身をわしづかみでかごに放り込むと、
ファスナーを開けたままスキャンにもどした。

ボクの注意も全く聞こうはしない。

というか、英語がわからないらしい。

挙げ句、荷物の中身をひっくり返す始末。

あとで調べたら中味が足りない。

その事を指摘しに戻ると、知らぬ存ぜず。

大声で強く主張すると、別の部署に連れて行かれた。

またもや拘束覚悟で、相手のミスを指摘。

そうすると、やっと袋にまとめられたバックの中味が返ってきた。

成る程、人の物も自分の物と平気で言い張る体質は
こういうところから来ているのか。

東シナ海も南シナ海も、同じ論理。

これはほんの一例にすぎない。

ま、拘束されなくてホッとしたが。

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熊本大洪水

2016年06月21日 | 熊本地震
確かに熊本は今、集中砲火を浴びている。

地震、雷、竜巻、大雨、洪水、土砂崩れetc。

地下から、地上からありとあらゆる自然災害が一気に熊本に遅いかかった。


地震で地盤が緩み、

大雨で土砂崩れが発生すし、人が生き埋めになる。

川が氾濫し、多くの場所で避難勧告が発令されている。

1時間に150mという記録的豪雨を観測。

熊本と連絡を取りながら、その状況を聞くにつれ悲しくなってくる。


ここカトマンズも毎日雷やスコールが半端ない。

土の道路はぐしゃぐしゃになり、滑りやすく足を取られる。

外に出るたびに靴は泥んこになる。

加えて、毎日数時間は停電状態だ。

多くのホテルやレストランは非常用電気でしのいでいる。


今や世界中安全な場所などないと思ったほうがいい。


とはいえ、熊本はその比ではない。

ボクの家も土砂で埋まる可能性がある。

いや、今頃はもう埋まっているかもしれない。


これまで熊本は全国的にも災害が少ない県として自他ともにみなされてきた。

そのジンクスが一気に崩れたここわずか2か月余りの出来事だ。


早く帰りたくもあり、帰りたくない気持ちもある。

それ以前に、帰る家があるのだろうか。


     カトマンズ市民の憩いの公園にて

異国の空から、故郷を案じる。


ボクは今自分自身に貸した大きなミッションを抱えてここネパールに来ている。

すべての人に健康になってほしいという願いがある。

とくに精神的に。

病気の8割は心からくるといわれる。

ならば心を癒せれば8割の病気は治る。

精神科医という専門職があるにかかわらず、

心を病む人は減るどころか、増える一方なのはなぜだろう。

ボクはずっとこの命題に取り組んできた。


今までは、自分がそうならないようにするのが精いっぱいだった。

ボクは、今まで培ってきた座禅や気功、瞑想といった手法で、心身ともにすこぶる健康でいられる。

こうして旅ができるのもそのお陰に他ならない。


今、未曽有の災害がボクのふるさと熊本に降りかかっている。

そして、それに伴い多くの方が精神的に不安定になっていく姿を目の当たりにする。


そこにボクの役割、なすべきことを見出したのだ。

どうやればそうした人々を救えるのか。

その答えを探しにまずはこのネパールにやってきている。

修行の日々は続く。

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瞑想カフェ

2016年06月18日 | 熊本地震
ただいまネパールで瞑想猛特訓中。


メンタルを患う人が急増中。

そんな中、日本に帰ったら

阿蘇西原村で何をしようかと考えながら、

ここネパールのカトマンズで日がな一日考え続けている。


瞑想によるメンタルケアを行うことは決めている。

それを具体的にどういう形でそれを行うか、模索中である。


瞑想道場、瞑想センターといった名目だと漠然として、

少し敷居が高すぎるのでないかと思っていた。



そこでボクの大好きなカフェスタイルにしようと思いついた。

古民家カフェ、英会話カフェ、ベトナムカフェ、日本語カフェと来れば、

次は瞑想カフェというわけだ。

性懲りもなくカフェにこだわる。

コーヒー大好きだから。


広く開いた入口としてのカフェ。

カフェなら気軽に訪れることができるだろう。


お茶しながら、気軽に瞑想を楽しむ。

瞑想談議に花が咲く。

お茶しながら英会話を楽しむのと通じるものがある。


     指の合わせ方


    それぞれの指には意味がある


瞑想イベント・パーティ

瞑想合宿

瞑想ツアーなど

今まで培ってきた経験がそっくりそのまま生かせる。

また楽しくなってきたぞ。


     手当の仕方


【余談】

ブログの開設から 3,650日になるという。

ちょうど10年だ。


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6月12日(日)のつぶやき

2016年06月13日 | 熊本地震
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アー、Wi-Fi

2016年06月13日 | 熊本地震
空港から、いきなりネパールの山に来た。

Wi-Fiがない。

えー、ブログ更新できないじゃん!
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