世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

苦しみの果てに

2011年12月29日 | 苦境
一向に良くならない


世界情勢。




悲観論が渦巻くニッポン。




2012年。


世界はどうなる?


日本はどうなる?



あなたは


どうする?



そして


自分自身は


どう立ち向かうか?





誰しも


人生の大荒波を乗り越えながら生きている。




それも


一度きりではないはずだ。



今年を振り返るまでもなく


ボクの人生は


苦しみの連続だった。



ただ

かろうじて



前向きな自分の性格が


自らを救ってくれていた。




常に

自分自身を


叱咤激励しながら



満身創痍でここまで来た。





泣くな、笑え!


立ち止まるな、歩け!


うつむくな、見上げろ!


倒れるな、立ち上がれ! と。




来る日も来る日も



歯を食いしばって

雑草のように



生きてきた。






歳とともに衰える体力も


気力と鍛錬でカバーしてきた。




ボクは


湖面を滑るように進む

白鳥の姿が好きだ。




首をまっすぐもたげた


その雄姿は





優雅で

華麗で



凛としている。



だが

水面下で


必死で


水を掻く。




それを意識する人は少ない。


そして


優雅さに似ず


脳裏は


警戒心に満ち溢れている。




だからこそ


時に大空へと舞い上がる。






笑顔の陰には


往々にして




悲哀が潜んでいるものだ。





男の背中は


それを如実に物語る。









一年、


そして


また一年…。




ひと月


そして


またひと月。




一日、


そして



また一日、と



刻々と過ぎる時間を意識しながら、





気を張り、


背筋を伸ばして



走り続けている。





心の休まる時はない。



まるで


戦国大名のように。




危機意識が


心の中から去ることはない。





もうダメだ、


と何度諦めかけたことか。




だが

その都度


何かに助けられ


急場を凌いだ。






そしてまた



虚勢を張り、


見栄を張り



意地を張って




長距離ランナーのように

走り続けた。





そのうち


天が味方し、



運に恵まれた。






それでも


年の瀬を迎え、


ある種の限界が見えてきた。




このまま惰性で

新年は何とか迎えられるだろう。




しかし


それから先の一年という

長丁場を乗り切るには



極めて厳しい状況だ。




弓折れ


矢尽きた状態といえるかもしれない。




あとは


空拳で臨むしかない。




捨て身の覚悟で


ぶつかるしかない。



玉砕はもとより覚悟の内だ。






神は


時に試練を託す。




どうやら

神様は


人を試すのが好きらしい。





一つ一つの

人生の試練は


神からの


人生の関門での試験問題ともいえる。




その問題の

正解は一つではない。



いくつもの答えが存在する。


複数回答も可だ。



しかも

何度でも書き換えられる。



正解がない場合だってある。





不正解は


白紙答案だけ。



何らかの答えを強いられる。




人の答えをカンニングしても

構わないが、



同じ答えは一つとしてないのだから


仕方がない。




自分で

自分独自の答えを見つけなければならない。




そして


自分で出した回答に従って


行動しなければならない。




教室で出された問題の答えは


えてして

現場に転がっているものだ。





いくら素晴らしい解答を出しても


書きっぱなしでは



まさに


絵に描いた餅にしか過ぎない。







それは分かっている。





限界が見えたら



限界に挑み、


限界を越えなければならない。




その先に


新たな可能性が横たわっている。




ただただ

それを信じて。






喫緊の問題は


現在


目の前に立ちはだかっている



壁をどう超えるかだ。




理屈や言い訳は


この際


一切通用しない。





だが


一旦乗り越えた壁は


その後


かならずや

防護壁となってくれるはずだ。







今回の壁は


とてつもなく大きい。



だが


「山より大きな獅子はいない」

という。






壁は


自分の心に描いた


幻想にすぎない場合が多い。




ならば


その壁は

目の前に聳(そびえ)えているのではなく、



心の中にあるだけなのだ。






試しに

目を閉じてみる。




恐怖が勇気に勝るとき、


心の中の壁は


一層膨らみを増す。




思わず


目を開ける。





目を開けて


雑事に紛れているときのほうが


よほど気が楽だ。




一日を終え、


目を閉じ

体をベッドに横たえた時


言いようのない恐怖が襲ってくることがある。




そんな時は

まんじりともせず朝を迎えることになる。




それでも

自分の意思にかかわらず

また新しい一日は始まってしまう。




世の明けない日がないように


人生にも

必ず夜明けがあるはずだ。




そう信じたい。






恐怖や不安に打ち勝つ


自信と勇気を持とう。




そのためにも



今の苦境から目を逸らすことなく


真っ向から対峙しなければならない。






その手腕が





試されている。

失敗の法則

2011年11月14日 | 苦境
成功の法則、


どうすれば成功するか



ということは



多くの本に書かれている。




そして



それをいくら読んでも



成功しない人は


しない。






いや


読んでいる人に限って




成功する人は少ないだろう。





なぜなら



成功しないから


読むのであって





成功する人は




読む必要がないからだ。








それより


どうすれば




失敗するのかを


学んだ方が




手っとり早いのではないだろうか。





成功者の


共通点を


上げへつらって




いくら真似しても




成功できない人が多い。






いや、



頭の中で理解できても


なかなか真似できないのだ。





要するに実践できない。








それより



失敗者の共通点を知れば



それを避けることは




できるかもしれない。






どうすれば



成功するか


でなく





どうすれば



必ず失敗するか



を学ぼう。









人の話を聞かない。


思い込みが激しい。



行動に起こさない。



すぐ、落ち込む。




完璧を求めすぎる。


つまり


何ごとも完璧出ないと許せない。





人を嫌う、憎む、嫉妬する。



人と比べる。




自分を決めつける。


自分はこんな人間だと。






そして


その殻を破ろうとしない。



その枠から出ようとしない。




たとえば


自分は音痴だからと




絶対に歌おうとしないとか。







なんでも人のせいにしたがる。




怒りやすい。



感情の起伏が激しい。



飽きっぽい。


長続きしない。



などなど。







自分にどれだけ当てはまるか



ダメンズ、


ダメガール度を計ってみよう。






自分に当てはまる


失敗する人の共通点が




直らない限り






いくら成功哲学を読んでも




永遠に



成功することはない。

サバイバルの秘訣 生き残るためには

2011年11月09日 | 苦境
まだまだ



多くの人が苦境に面している。




この状況から抜け出すには


どうしたらいいのだろうか。






戦場における



サバイバルの秘訣がある。






  「今に集中しろ」  








後先を

一切考えるな。







このときを


生き抜くことのみ


集中して考える。





とにかく


今の状況から


脱出する。





その先に



もっと厳しい状況が待っていてるかもしれない。





だが



それを案じていては


今の状況からすら抜け出せない。





その先のことは


そのときになってから


考えればいい。





とにかく



何よりも


何処よりも



誰よりも





 「今」 

が大切なのだ。








 「原点突破


全面展開」
 







ボクが学生の時から持ち続けてきた思想だ。





現に


この考えで


幾多の試練も乗り越えてきた。





後はなんとかなる。




とにかく


「今」 を切り抜けろ!




どんな手段を使っても、だ。






潰れたら


お仕舞い。





死んだら


元も子もない。





とにかく


生き抜け!






後のことは


その時になって



また考えれば良い。






これが



サバイバルだ。









戦場の中にいる。





それを


自覚しろ。

どうすれば挫折から立ち直れるか

2011年09月30日 | 苦境
どんなにモチベーションを高く保っていても



失敗する特は失敗する。


何かを成し遂げようとするとき


必ず

失敗を伴う。




むしろ



失敗もせず

何事もなく物事がスムーズにいくときは


最も警戒しなければならない兆候だ。





挑戦に失敗はつきものなのだ。




失敗すれば


挫折感が襲う。





そんな時は誰しもある。





問題は


いつまでも引きずるか



素早く立ち直るかだ。






イチローのシーズン安打が184に終わり、


10年間続いた200安打連続記録が、ついに途絶えた。





イチローをよく知る人は


「彼はいつもと同じ様子。


焦りとか弱気な姿はまったく見られなかった」



と語る。




結果が示すように


誰の目にも調子はよくなかった。



それでも184本だって大半の選手が打てない記録


なのだ。





内心慮(おもんぱか)るに


焦りもあっただろうし


弱気にもなったはずだと



と思うのは


凡人の勘ぐりだろうか。




「自己管理もしっかりしているし、

気持ちの切り替えはうまい子」


と昔の恩師は語る。







不調やスランプからは


一刻も早く立ち直るにこしたことはない。


では

どうすればそれができるか。





まずなによりも


焦らないことだろう。



それ来たか、と


失敗を失敗と認めることから始める。




失敗さんイラッシャ~イ! 


と歓迎するくらいの気持ちを持つことが大切だ。






転んだ時

慌てて起きあがろうとすると


再び転ぶことがある。




まず

転んだ状態で周りをよく見ることだ。


転ばないと見えない世界が見えてくる。




転ぶということは


授業料を払って学習するようなものだ。




だからそれなりの学びを得ることを意味する。




幸い

転べば

「虫の目」 を持つことができる。



普段と違う目線で物事を見る。



「ただでは起きないぞ」、

という気概を持つ。




雪だるまのように


転ぶたびに大きくなっていく。




そこから


やおら立ち上がり

新たな挑戦がまた始まる。



Never give up.


Never quit.


Try again.

救いの手

2011年09月24日 | 苦境
ボクの周りに


生活苦に喘ぐ人が数人いる。



自分自身もその一人だなんて言ったら


怒られそうなくらい


追い詰められている。






その中でも

本当に切羽詰まっている家族がいる。




電気も水道も止められ


今月にも借家を追い出されそうだという。






独り身ならまだしも



母子4人だ。





子供も


中学生を筆頭に


小学、幼稚園と3人を抱える。





まだ子供たちは小さい。




そのうち一人は


社会不適合者だ。




以前その子から


「助けてください」

とのメッセージを受け取っている。




素直で優しい子どもたちだ。







何とかしてやりたい。




いや

何とかしなければ




最悪の事態に追い込まれるかもしれない。






わずかでも

とりあえずのお金を渡すことは出来るかもしれない。




だが


それでは一時的でしかない。






彼女は自営の仕事を持っていて



日夜

必死で働いている。





10年来続けてきているが


ここへきて


売り上げが芳しくないようだ。





ただ

子供手当はあるはずだ。



母子手当とかもあるのではないか。





ライフラインを確保するくらいの収入はあると思うのだが



どうも


使い方に難があるように見受けられる。





あまり深入りは出来ないが

いろんな方面からアドバイスは続けている。




今のところ効を奏していない。





とにかく


子供たちのことが心配だ。






今年は冬が駆け足で矢て来そうだ。




手遅れにならないうちに


週明けに訪ねてみたいと思っている。

問題が起きた時、どう対処するか

2011年09月16日 | 苦境
災いは


突然やってくるのが常である。



どんなに注意深い人でも、


水も漏らさぬほど準備万端

ぬかりないと周到に構えていても




その間隙をぬって


予期せぬところから


思いがけなく襲ってくるものである。






そして


どんなに冷静沈着に見える人でも


少なからず動揺するだろう。






初期の段階では


その 「対応姿勢」 が問われる。




よほどの緊急性を必要としない限り



あわてて動く前に


まず


冷静さを取り戻すことだ。





あとから


初動の対応の適格性を問われることがある。





慌てて動くと



まずロクなことはない。






平常心を取り戻すことが先決だ。






そして


逃げないで


正面から受け止める。




微笑みを浮かべるくらいの


余裕があってもいい。





愛と慈しみの気持ちがあれば


それは自ずと浮かんでくるかもしれない。










その次に問われるのが


「問題解決力」 だ。




あらゆる情報を収集する。



そして


すべてを鵜呑みにしないで


情報の成否を判断する。





それから


どっこいしょと、

やおら行動に移しても遅くはない。




一般には

素早い行動が求められるが、


緩急織り交ぜることも必要だ。






ときには




動かず静観することが重要な時もある。




山での遭難などは


じっと留まって待つことが要求されることが多いと聞く。







反応しなことに



相手が苛立つこともある。





北風のように


激しく攻撃してくるかもしれない。




「こっちを振り向きなさい。


私の要求に答えなさい」 とばかりに。








そんなとき



不安と恐怖が交錯するだろう。





重要なのは


弱音や


愚痴、



否定的言葉を吐かないことだ。





相手を罵ることも禁物だ。




なぜなら


相手と同レベルに墜ち込む危険性があるから。








直面している艱難をいかに切り抜けるか


その一点に的を絞って



冷静に

そして


ひたすらにあらゆる機能を働かせる。







あるいは

苦しみが襲うだろう。


だが


その苦しみが工夫を生み、


創造力を豊かにする。







そこから思わぬ展開が訪れる。






相手のある問題については、




真摯な対応こそ不可欠だ。





相手の立場


気持ちを慮(おもんぱか)る。




だからと云って


相手の要求をすべて受け入れる必要もない。





心から相手のことを思えば



たとえ


相手が望んでいない結論に達しようと


それが相手のためになることがある。




相手の要求にそぐわなければ



怒り狂い

その時は怨まれるだろう。





だが


長い目で見れば


いつか分かってくれることもある。




「情けは人のためならず」

という言葉もある。





ときには


突っぱねることが


真に相手を成長させることにつながることも多い。





相手を怨んではいけない。



だが


恨みを買うことを恐れてはいけない。





それも


真の勇気の一つなのだから。







そういう問題が


つい最近、ボクの身に起こった。




そして

つくづくそう感じた次第だ。

モラトリアム 2

2011年07月30日 | 苦境
「一週間ほどで返事します」

と言われてから



ひと月近くがたって

ようやく担当者から電話がかかってきた。




「一年の猶予期間後

返済の確証はあるのでしょうか?」


と、冷たい口調で聞かれた。





確かに

この厳しさが


一年後解消されるという保証は、



ナイ。




担当者の疑問は


自分の疑問でもあった。




景気が回復するという


保証もないし、兆しもない。





むしろ



巷では

悲観論が主流を占め



現実、悪化傾向にある。






エコノミストのもっぱらな意見として


モラトリアム終了後、

中小企業の倒産が急増する、と警鐘を鳴らす。





モラトリアムによって


状況は改善するどころか

さらに悪化する、と。




その可能性は、


極めて高い。







だが

それが分かっていても、


一年間は

生き延びられる可能性がある。



藁にもすがる思いである。







デフォルトが


個人レベルでなく


国家にも及ぶ昨今、




アメリカも例外ではない。






マクロ的にも


ミクロ的にも


世界大恐慌は避けられないのか。





個人的な

一切の努力は水泡と帰すのか。





弱気な自分が出現する。




それを振り切るように



「なんとか経営努力をする」 という


口から出まかせ的な返事で


お茶を濁した。



分かったのか、分からなかったのか

担当者は


「また連絡します」

という言葉を残して電話は切れた。






それからさらに一週間以上が過ぎた。



今月末の支払い日が迫った日、

「申請どうりの方向で話を進めていますので・・・」



という繋ぎの電話がやっときた。



そしてさらに2日後、

「ご希望通り、返済猶予をいたします。

正式には書類を送りますので記名捺印して送り返してください」



との最終回答があった。




思ったより時間もかかり難航したが


一様、ホッとした。




クロスプレーで


ギリギリ、セーフ。




なんとか首の皮が一枚つながった感じだ。







だからといって


本質的なゆとりが生まれるわけではない。




それは

満身創痍に


モルヒネを打ってもらった状態に近い。




むしろ



副作用が出る

一年後が怖い。





そのためにも


これからの一年が


命を懸けた勝負の年になるだろう。





死に物狂いで


ありとあらゆる方策を考え


断固としてやり抜かねばならない。





だから

今日も



考え、


動き、



働く









それは




自分のためではなく





愛する人のために。




だから


頑張る。



まだ、頑張れる。

不安への対処の仕方は?

2011年07月21日 | 苦境
時々、

不安が頭をもたげる。





悪魔のささやきが聞こえるように



強烈な恐怖が襲い


夜も眠れない時がある。




弱気な自分がヒョッコリ出没するのだ。






「人間だもの、


落ち込むときだってある」




等と言い聞かせ、





どんなにポジティブ思考を心掛けても



そうした不安を打ち消そうと


頭を激しく降ってみたところで





不安という魔物は


一旦かかった濃霧のように


ボクの脳からそう簡単には立ち去ろうとしない。







当然ながら

将来に対する不安が多い。





不安はそもそも


見えないものへの恐怖だ。




自ら作り上げた

現実ではない


仮想としての産物にすぎない。




それが分かっていながら

勝手に想像しては、

怯える。






自作自演で



傍から見ると滑稽に見えることもあろう。





いや


むしろ情報過多で

先が見えすぎるために


想像という映像が



勝手に独り歩きし、

その光景があまりにも現実的で



恐怖に変わるのかもしれない。







成功したければ




または

幸せになりたければ



「そうなった自分の姿をありありと描きなさい。


そうすればそれは

現実となる」





と、多くのサクセスストーリーは諭す。






だが


よほどの能天気なバカでもない限り




バラ色の世界を描きながら


いつも乙女チックな妄想ばかりに浸っている訳にもいかないだろう。






誰しも時には


どうしようもない悲嘆に陥るときだってある。






こんな時はどうすればいいのだろうか。





ならばと

思いっきりそこに落ち込んでみた。



「最悪のシナリオ」 を想定してみる。





事業に失敗し


あるいは


仕事を追われ

収入がなくなり



返済が滞る。



あげく


差し押さえられ

住むところもなくなる。





家族も、


友達も


仲間もいなくなる。





体力も気力も衰えれば


当然

身体も壊す。





ここまで落ちたらどうするか。


そうなったら

どうもこうもしようがないではないか。






脳は


自分が描くイメージに沿って動く



とも言われる。




このままいけば

現実のものともなり得ない。





ならば




脳の中にはびこった


灰色の霧を消し去り、



やはり

脳の中のキャンバスを

バラ色の世界一色に塗り替えるべきなのだろう。






【結局】


不安さんこんにちは


恐怖さん、イラッシャ~イ!




と開き直るのも、

一つの手。




どんなに落ちても


酒やギャンブルに浸ったり




犯罪に手を染めてはいけない。






自分のなりたい最高の姿をイメージしつつ


常に

最悪のシナリオを想定し、

対処できるよう心掛ける。





分かっちゃいるんだけど、ネ。







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どう行動すればいいのか

2011年07月07日 | 苦境
とにかく 「行動しなさい」 と、


よく物の本には書いてあるし、


ボクもよく言う。




松下幸之助氏は


「こけたら立て」


「立ったら歩きなはれ」




と言っている。




しかし


やみくもに動き回るだけではいけない。




行動学的にいえば、

行動の中には


『静』 と 『動』 がある。



目を閉じて静かに座すことも


行動のうちだ。




動くことが神髄のスポーツにも


一瞬の「静」 があり


「間」 が存在する。




実は

この時の

「静」 や 「間」 こそ



次の 「動」 を左右する


重要な 「行動」 だ。






こけたら


その状態で考えることも時には必要である。




立ち上がっても


あたりを見回し

状況判断する 「間」 が必要となる。




それをせずにやみくもに動けば


また、こける。




何故こけたのか、


どっちへ歩き出せばいいのか




熟慮の時間も必要だ。





ここで求められるのは


瞬時の 「判断力」 だろう。



そして


「決断力」 だろう。




どのような 「行動」 に移すか


「判断」 と 「決断」 によって決まるからだ。





今回の旅は


「静」 を求めてやってきた。



本当は


インドかネパール

または、ブータン当たりに行けばよかったのだろうが、




敢えて


猥雑な喧騒の中に身を置くことで



何かを悟りたかったのかもしれない。





少なくとも


疲れは取れた。




この半年間


怒涛のように突っ走ってきた。





身体に変調をきたしていた。


このままいけば


遠からず倒れるだろうと感じていた。






『動かざること山の如し』


ときには


武田信玄を気取るのも良いだろう。





この10日間、



ホテルを一度も変えることなく


居続けた。



思えば


これほど動かなかった 「旅」 も珍しい。




しかし


SKYPE等を利用し



日本と連絡を密にとることもできた。




お客様と英語で会話をし



スタッフにも毎日連絡を取り


報告を受け、指示を出した。



スタッフもよく頑張ってくれている。


感謝!






「現場に行け」


はボクの行動指針だが



「いつまでも現場に留まる必要ない」

ことも忘れてはならない。




世界のどこにいても


仕事はできる。




『ノマド』 的ライフスタイルの実践が果たされようとしている。




考えようによっては

贅沢なものだ。




これから帰国の途に就く。



今回は、台湾経由になる。






久々に

静養と休養と、栄養をたっぷりとった


「旅」 だった。




世界に感謝。

戦国時代

2011年06月28日 | 苦境
司馬遼太郎の


『国とり物語』


が好きだ。




かなりのボリュームだが



ずいぶん前に読破した。




そして、今


その時代にタイムスリップしたかのように感じる。






家や


会社(職場、仕事場) を





「国」 に見立てれば



そう思わざるを得ない。




あるいは


文字通り




日本国を考えれば


はっきり分かる。





自分の立場が。






家や


職場を追われるか




死守するか。





または


日本を抜け出すか、



留まるか。






列強の


智策が蠢(うごめ)き




一歩間違えば


それは死を意味する。






生死を分かつ選択に等しい。










「何を大袈裟な」


と思った人は




危機感が足りない。






よっぽど


能天気なのか




本当に


心配する必要のない人だろう。





世は


まさに 



「戦国時代」 


と思ってことに当たった方がいい。







今日から


ベトナム。




対中デモが起きている。



しかと


この目で確かめたい。






場所を移しても


気の抜けない日々は続く。

困った時はお互い様  逆境の置き土産

2011年06月21日 | 苦境
他力本願はいけないけど



自力過信はもっといけない。







「自助努力」





自分で何とかしようとする気持ちは大切だ。



しかし


人は


人によって生かされている。





自分ひとりで生きている訳ではない。




どんなに



偉そうな人でも、





引きこもりでも



世捨て人でも、だ。







頼る時は


頼ればいい。




困った時は


相談すればいい。




甘えたいときは


甘えればイイ。



泣きたいときは


泣けばいい。





素直に自分をさらけ出すことは



大切だ。




そして


けっこう


難しい。





素直に生きるということは。





「お互い様」



という言葉と


「お陰さま」





どちらも


「もったいない」



と同じくらい


素晴らしい日本語だと思う。





的確な英語表現は難しいし



英語で言うと


どこか空ぞらしく聞こえる。







いつもこの気持ちを持ち続けて



今日も誰かの力を借りて


生きていこう。




そして


恩恵を被ったら




「恩返し」






「お裾分け」    



をしたいものだ。








震災や


逆境はつらいけれど




少しだけ




そうした気持ちを


置き土産として残してくれる。

苦しみの先にあるもの

2011年05月26日 | 苦境
「やらなきゃよかった」



と思わない訳ではない。



一種の


ホームシック?


五月病?





だが


それでも 「やらなきゃいけないこと」 がある。








すべての流れがそうなっていた。




もしその流れに逆らって



やらなかったら



ここで止めたら



とも考えてみた。





敢えて


火の中に飛び込んで


何をつかもうというのか。





だがそうしないと


「一生後悔が付きまとう」 

と思った。




「ここで引き下がったら

男が廃(すた)る」



みたいな

いまどき時代錯誤的感覚がよぎる。





最後は



お得意の

「直感」 で決める。







むしろ

トコトンやり尽くし

燃えつくしたら


清々しさすら残るだろう。





だが


なんといっても

まだ緒に就いたばかり。




燃え尽きるには早すぎる。




いや

こんなところで燃え尽きる訳にはいかない。





すべては

これからなのだ。






もうダメだと思うまで


苦しみもがき続けた時


希望の灯りが見えることが、よくある。




むしろ


苦しみは


希望へとつながるプロセス、



儀式のようなものかもしれない。





苦しまざるして


希望は見えないよ、って言われてるような。






「今は苦しむ時」


と割り切ったとき



その苦しみさえも


楽しくなるのは何故だろう。





そして


不思議にも

その先にある希望の光が必ず見えてくる。




あとは


自分を信じて

光に向かって愚直に進むのみ。




それがボクの進む道。





【今日の格言】



何かを始めるのに



遅いということはない





常に


「今がその時」





忘れてはいけない、


諦めてはいけない。




人生は


常に


『今が旬』 なのだ。

迷い

2011年05月20日 | 苦境
迷いがある。




不思議と不安はない。





スタッフとミーティングを行った。


たまたまお客様として同席していた方が


コンサルタントの方で


貴重なアドバイスやアイデアをいただきながら進んだ。






今回のメインテーマは


「価格設定」 だ。





『FREE TALK』 は


そもそも

喫茶店なのか


英会話スクールなのか


という 「迷い」 から始まった。




ポジショニングを明確にしなければ


当然、それに見合う値段もつけようがない。






どちらでもあり


どちらでもない、




というのを答えとしたいが


それでは明らかに答えになっていない。



YesかNoで答えよ、

とか

はっきりせよとか


ヤジが飛びそうだ。




気持ちとしては


6:4か7:3で

喫茶色に重きを置きたいところだ。




なぜなら


「英語ができないと行けない」 のではないか、


「敷居が高い」



というイメージが先行しているからだ。




一方で


英会話ができるから


英会話をするために来て下さるお客さまも

少なからずおられる。






店としてのスタンスを決めなければ。



スタッフの意思統一を図らねば。



ブレてはいけない。





そう思いつつ

一方ではフレキシブルな対応も求められる。





そんなこんなの想いが交錯るなか


価格設定談義は進んでいった。







走りながら考える。


走りながら修正し、改善していく。





何事も

トラブルを起こさないようにするることは必要だが



トラブルが起きたときのことを


常に想定し


対処する心構えをしておかなければならない。






誰もなしえなかったことに挑むには


強靭な精神力に加え




「柔軟性」と 「強かさ」が求められることは

言うまでもない。

人の人生を背負うということ

2011年05月09日 | 苦境
一カ月の節目のミーティングを行った。



目標の半分にも届かなかった


厳しい現状を伝える。




具体的数字を明らかにしながら。




反省と同時に


今後の方針、


対策も同時に提案する。




彼らの意見も取り入れる。





彼らはよくやってくれている。


人柄も良く

仕事もできる。





これ以上にない


環境に恵まれている。




感謝の一語に尽きる。





だが


気持ちと裏腹に


現実の数字は冷酷だ。





当然のことながら


彼らは提示した給料を当てに


仕事をし、

生活設計をしている。





だが

売り上げによる利益だけでは


賄いきれない。





現状は現実としても


彼らの家族のことを考えると




何としてでも


どうにかした気持ちで一杯になる。





最後は団体交渉の体を様した。






彼らの熱意は痛いほど伝わった。







方向性は決して間違ってはいない。


そう言いきる自信はある。




やり方の問題なのだ。



工夫が足りないのだ。





良いと思ったことは


すべてやる。




即行動に移す。



常にフィードバックして


動きを止めてはならない。





そして


決して諦めない。




それだけは


肝に銘じた夜だった。







遅まきながら分かったこと;




従業員は


経営者のために働くのではない。





経営者(リーダー)は


従業員のために


身を粉にして働かなければならない。




もちろん



従業員も経営者も



「顧客(社会)のため」 という


同方向を向いていなければならないことは


言うまでもない。





「滅私奉公」 とは


経営者(リーダー)に向けられた言葉だ。




さて


自分に


その資格ありや。



【教訓】


日々勉強。


日々努力。


日々精進。


日々修業。


そして


日々成長。




怠るなかれ。

客足が伸びない理由は?

2011年04月27日 | 苦境
客足が一向に伸びない。



知り合いがお義理で来る時期は過ぎた。



チラシ配りもかなりやった。


看板もそれなりに目を引く。





広告は一切していない。



口コミと

リピーターが頼りだ。



それだけでは心もとないのだろう。






話題性はあるはずだ。



マスコミやミニコミ媒体にもアプローチした。



だが思ったより反応は鈍い。




数年前に比べて

無料の広告媒体がめっきり減った感もある。





四面楚歌の中


テナント料も含めて

経費は何とか出そうだ。




当然のことだが

人件費が大きくのしかかる。







初期投資は少ない。


今回の事業を始めるに当たって

幸い借り入れもない。



なけなしの自己資金でオープンすることができた。



それは

スポンサーのお陰である。





悪い原因を挙げることは

ある意味簡単だ。



問題は


それをクリアにして


どう解決していくか。




つまり


具体的に


どうやってゲストを増やし


収益を確保するか


に尽きる。





逆風も


帆の張り方で


船は前に進む。




例えその先に


滝が待っていようとも。





既に、崖っぷち。


正念場を迎えている。