世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

東南アジア最新情報

2014年02月16日 | 国際
カンボジアの首都プノンペンにいる友人から連絡が来た。


「こちらプノンペン市内でもカフェー戦争です。

brownカフェー店をはじめたくさんのカフェー店がオープンし飽和状態の様子でもあります。


これからはヤンゴン(ミャンマーの首都)市内でしょうか。

650万の人口を抱えている町で

バンコックに引けをとらない大きさなので面白い投資先としては魅力ですね。

一杯のコヒーが2,50$~3,00$ですからビジネスとしてもおもしろいですね」



彼は現在プノンペンで寿司バーを営んでいる。

その前は、ベトナムのホーチミンで居酒屋を経営していた。


ベトナムでの経営に見切りをつけて2年ほど前に、

プノンペンへと越していった。


カンボジアは、ベトナムについで東南アジアの中では好きな国だ。

特に、アンコールワットのある町シエムリアップは大好きだ。


人口が少ないのが不安材料だが、まだまだ未開の地でビジネスチャンスはいっぱいある。


Hurry up!


ただ、彼が言うように、カフェはもう限界らしい。

ホテル業に至っては、もっと飽和状態で価格競争から値崩れがしている。


大体US$10台でそこそこのホテルには泊まれる。


ベトナムのホテルも価格は安い($20台)が、まだまだホテル業界にもビジネスチャンスは残っている。



彼が言うように、これからはミャンマーが面白い。

一刻も早く視察に行きたい。

ボクのミャンマーでの狙いは、ホテル業だ。

もちろん、レストランやカフェ、サロンなども併設する。


できるだけ早いうちに視察ツアーを組んで訪れたい。




来年にはASEANが経済統合されることになっている。

それまでにはできるだけ多く地に橋頭堡を築きあげたい。



ところで国選びの基準となる要素を列挙しておこう。


人口、気候(自然災害の可能性)、宗教、食べ物(アルコール状況)、物価(人件費)、治安(テロの危険性)、

人柄(女性)、衣装、住居、インフラ、景観(美観)、観光地(外国人の入り込み数)、

交通の利便性(日本からの距離)、時差、体制(政治)、

そして経済動向(GNP)などなど。


その中でもボクが注目するのは、

人口と宗教と気候、治安、人柄だ。


それぞれの要素は言うまでもないが微妙に絡み合っている。


東南アジアの国々は、どこも成長率はまだまだ高止まりしている。

ただ、伸びのピークは越え、インフレが蔓延し、物価が上がり、人件費もそれに応じて上がっている。


それも、国に応じて差はある。


現時点でも、シンガポールは高く、ほぼ先進国といってもいいだろう。

国土も狭く、資金運用としての優位性はあるもののビジネスチャンスは少ないだろう。


むしろマレイシアの不動産とと抱き合わせで考えるのが得策だと思われる。



ビジネスを手がけるということは、

移住するか、中・長期滞在を余儀なくされ、

少なくとも足繁く通うわざるを得ない。


そのためにも、アクセスや気候、景観などは重要な要素となる。


政治体制と治安もビジネスを展開するうえで考慮しておかねば、

チャイナリスクのようなことになりかねない。


中国に関しては、既に不動産バブルは崩壊しているが

当局はそれをひた隠しにしていると見るのが妥当だろう。

中国からは早々に手を引くのが賢明だ。


そのシフト先が東南アジアということになるのだが、

常にリスクヘッジを心がけておかねばならないことは言うまでもない。


タイやインドネシアも成長しているが、

政情不安や自然災害の危険にさらされる可能性が高い。

加えて、新興国の通貨危機が叫ばれ、

ブラジル、インドに加えてタイもインドネシアも危険水準にあると言われている。


フィリピンは東南アジアの中で、唯一のキリスト教国家であり、英語を第二言語とする国である。

ただ、先日の大型台風の被害や銃社会であるという治安の悪さがネックになっている。


そうしてみてくると、結論はベトナムが総合点で一位になるということに行き着く。

共産党一党独紙の社会主義国であるからして、

言論の自由度は中国と並んで世界でも下位クラスに位置している。


それでも一般庶民レベルでは、自由度を満喫しているように見えるには不思議だ。


あとは、食べ物の好みや男性にとっては女性の美しさの度合いなども気になるところだろう。



そういった基準で、自分の好みにあった国を選び、進出・起業を考えてもらいたい。

いずれにしても、日本だけにとどまっている時代ではない。


まずは自分の気になる国に出かけてみることだ。

そして実態を知った上で、何をするかということを決めるべきだろう。


時間はあっという間に過ぎていく。

Time is runnning out.


一日一日安穏と過ごしていると、気がついたときには手遅れになっているということになりかねない。


Hurry up!



【追記】


最新ニュースです。



 新興国の外貨準備が減少している。

マネー流出で急落した自国通貨を買い支えよう と

米国債など保有する外貨資産を売っているためだ。


5、6月の2カ月で

インドネシアの外貨準備は8.5%、インドは4%、ブラジルは2.4%減少した。


米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が5月に量的緩和縮小に言及したのが引き金だ。

新興国は通貨安に伴うインフレで景気が減速する新たな課題に直面している。







最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。