世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

血が騒ぐ

2020年03月10日 | 100の力
ピンチのたびになぜかウキウキしちゃう。


だって、

これまでピンチのたびに

バージョンアップしてきたから。




このピンチの先に

どんな自分がいるんだろう、って。


大きな台風や地震に遭遇し、

身の危険を感じた。


何度も経済的に困窮し

もうダメだと思ったことも数知れず。


今回は病原菌という目に見えない恐怖に晒されている。

そしてその範囲は世界に及ぶ。


勢い行動が制限される。

宿泊業という生業にも多大な影響が出る。


今回は、

いつ終わると知れぬ身の危険と

経済的困窮が同時に訪れた。


未曽有の危機。

だがいつだって、危機は未曽有のものである。


だから、面白い。

挑戦心を掻き立てる。

期待値も高まる。


そして、

ここが正念場。

腕の見せ所である。


どうやって切り抜けるか。


人の真価は

危機に面した時に分かる。

真価を発揮した先に進化がある。


ボヤく?

諦める?

自暴自棄になる?

バカヤローと叫ぶ?


それとも

ここぞとばかり一大奮起する?



動かなければ何事も進まないけど、

動くばかりが能じゃない。


いや、禅的には、

動の中に静があり、

静の中に動がある。


特に今は、

「動かざること山の如し」であり、

「静かなること林のごとく」である。


そして

その中で生き抜いていかなければならない。

情報に翻弄されず効果的に。


動かないことは何もしないことではない。

手をこまねいているわけではない。

退屈で、時間を貪(むさぼ)っているわけでもない。


ひとつところにじっとしていながら

今、ここで出来ることは何か、を考える。


そして

実行する。

それもまた、行動である。


幸いここは森の中、

自然の真っただ中にいる。




木々に囲まれ

マイナスイオンとフォトンチッドが降り注ぐ。

自然の殺菌効果を否応なく享受しているのだ。




今まで手付かずだった森を切り開く。

下草を刈り、

竹を切る。

そして、燃やす。




そこに太陽が射し、

土が蘇る。

新しい命が息吹と共に育まれる。


仕事がなくなった、

収入が激減したと

ボヤいている場合ではない。


今こそがチャンスなのだ!


「けがの功名」という言葉がある。


満員電車に揺られ、

あるいは渋滞にイライラしながら出勤しなくても、

家で仕事できんじゃん、

ということに気づいた。


CO2をまき散らすフライトが減便され、

企業活動が停滞して

大気汚染が改善され、

温暖化に歯止めがかかった。


コロナちゃんのお陰。

人間と地球を痛めつけてきた

これまでの生き方のシステムを見直しなさいという警告なのだ。


これまでのゆがんだ生活を見直す絶好のチャンスなのだ。


今まで非日常だったものをを日常にする。

非常識と思われていたことを常識にする。


仕事がなくなった、

収入が減った代わりに

時間ができたのだから。


仕事に追われてできなかったことをやってみよう。

新たな可能性が見えてくるはずだから。


嘆くことはない、

ボヤくことはない。

神様が与えてくださったチャンスを活かさない手はない。



【追記】


ボクが「時間持ち」になり

まさに水を得た魚のように

自遊に

好きなことができるようになったのは

2008年のリーマンショックで

仕事が激減したからであった。


そしてそれはいまだに続いている。


お金持より

時間持ちの方が

ずっと豊かであることを知った。


切羽詰まれば、

人は思ってもいない力を出すことができる。


窮鼠猫を噛む。

"かじ"場のバカ力。


地球は思っているより小さい。

人は自分が思っているより大きい。








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