世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

旅の形

2019年10月20日 | 100の力
時代とともに「旅」の形も変わっていく。

それによって受け入れるホテルの形も変わる。


東京における総合商社マン(6年間)を辞め、

ペンション『あそ国』(南阿蘇、6年)から入り、

泊まって遊べる観光牧場『メリーファーム』(大分県・久住高原14年)、

(うち1年半は家族4人で世界一周の旅に出た)


そして、現在

古民家コンドミニアム『ドゥリーミンカントリー・インAso』(阿蘇・西原村21年目)

と、3か所で田舎暮らしをしながら宿泊業を40年間営んできた。




経営は概ね順調だった。

2008年までは。

例の忌まわしいリーマンショックが襲ったのだ。


お客さんは激減するは、

値段は下がるは、で

田舎から街へと活動の舞台を移した。


JICA(青年海外協力隊)でベトナム、コスタリカへ赴き、

熊本市街地に英会話カフェ『フリートーク』とゲストハウス『ラブトリップ』を創り、

福岡南区の商店街でベトナムカフェ&ゲストハウス『カモン』を開き、

ベトナム・ハノイの旧市街ににもカフェ『パイレーツ』をオープンさせ、

日本語学校『YUME』を手掛けた。


その過程で、

NPO法人「IPA(インターナショナル・プロジェクト。アソシエーション)も設立した。

インドのデベロッパー『BRCorp』とも業務提携を行い役員(CDBO)に就任した。


そんななか、

2016年4月、震度7の熊本大地震が襲った。

それも立て続けに2度もだ。


阿蘇・西原村の『ドゥリーミンカントリー・インAso』以外は

熊本市内の自宅をはじめ、すべて失った。


それから3年間は、

再び世界を放浪した。


同時に、

インド、ネパール、スリランカ、ミャンマーで

『瞑想』修行をし

『阿蘇瞑想の森』を開いた。


そして今年、2019年春から

再びカフェ&ゲストハウスを再開した。


このように、

この40年間は

目まぐるしく過ぎていったのだが、

基本となる宿泊業は

形は変われど累々と続けてきた。


これまで手掛けてきたことは

すべてヒットさせた。


なぜなら、

すべてのカテゴリーが

時代の先駆けであり、

オリジナルであったからだ。


そしてそれらはすべて

自分の「好き」が高じて、

「好奇心」から湧いて出たものだ。

(それ以外のものは、いかなる誘惑があっても手を出さない)



それに時代が後からついてきたという

「幸運」が重なったのだ。


もちろん、その間今まで

心身を壊さなかったという要素は大きい。

(健康に生んで育ててくださった親・ご先祖に感謝)


これまで手掛けてきたカテゴリー、

ペンション、

観光牧場、

ログハウス、

古民家、

ベトナム、

瞑想、

そして、

ゲストハウス。


これらには

「旅」と「英語」という武器をベースに

自分の持ち味がふんだんに生かされている。


加えて

インターネット時代に入り、

8年間毎日更新しているブログをはじめとした

SNSを駆使してることも大きい。


それが出版という「文筆業」へと繋がっていった。


すべては「楽しい」というコンセプトから逸脱はしていない。

(儲けようと思ってやるんではない、
楽しいからやるんだ)


時代の変化のスピードは速く、

ますます加速している。


時代のニーズの半歩先を走り、

変化に対応できるものだけが生き残れる。




年も取る、

家族構成も変わる、

それに応じてライフスタイルも変化する。


それにどう対応して生きていくか。



出逢いや環境の変化で

考え方も変わっていくが

ミッションとなるベースだけは

しっかりと大地に根を下ろしていたい。


ボクの場合は

『旅』というコンセプトである。


そこに『貢献』というミッションが加わった。


人生そのものが『旅』なのだ。

すべての原点は『旅』なのである。


人は皆、

この世(現世)を

人間という仮の姿で、

この青い地球という舞台の上で生かされている。


これだけでも「幸運」だと思う。


だから人はすべからく

幸運の星の下に生きている。


悲観的(ネガティブ)になってはいけない。

ましてや自ら命を絶っては断じていけない。


いくつになっても、

どんな状況の下でも

「氣力」と「情熱」だけは衰えさせてはいけません。


「夢」と「希(氣)望」を持って

積極的に前向きに生きましょう!





最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。