再三再四述べてきているが、
現在、そしてこれからも世界で最も発展する地域が東南アジアであることは間違いない。
東南アジアといってももちろん各国で温度差は多少違う。
ASEAN10か国で見てみても、
最も発展しているシンガポール、
それに続くマレイシア、タイは途上国の名を返上しそうな段階だ。
発展途上でまだまだ開発の余地を残すのが、
インドネシアであり、ベトナムであり、フィリピンだろう。
そして、カンボジア、ラオスはそれに続き、
全く未開の国がミャンマーでありバングラデシュといえよう。
ブルネイは小さな王国としてまた独自な立場にある。
アジアに興味を抱く方は多いだろうが、
全く無関心の方を除けば、
ビジネス上で進出を狙う人々は、
ほとんどの方がその方法を模索している段階にいるのではないだろうか。
特に次の二つの疑問を抱いておられるだろう。
① 何をしたらいいのか。
② どうやって進出したらいいのか。
これらを解決するには、誤解を恐れず言えば今が最後のチャンスなのだ。
今進出しないでいつするのか。
国を選ぶのは人それぞれの嗜好と選択基準で違ってきて当然である。
お金に余裕があるごく一部の方は
金融や不動産投資としてシンガポールやマレイシアが向いている。
他の国は、概ねスモールビジネスを目指すのが一般的だ。
日本政府も遅ればせながら東南アジアを最重点地域として政策を立て始めた。
少々古いが、
2009年の日本のODA(政府開発援助)をベースに見ても
実績(支出純額)は、OECD-DAC(注2)加盟国における順位で、米国、フランス、ドイツ、英国に次ぐ第5位だが、
地域別の二国間ODAは以下のとおりとなる。
◆ アジア:約22億1,805万ドル(約77億9,890万ドル)
◆ アフリカ:約14億322万ドル(約15億5,602万ドル)
◆ 中東:約11億8,507万ドル(約5億67万ドル)
◆ 中南米:約1億4,258万ドル(約7億3,270万ドル)
◆ 大洋州:約1億1,190万ドル(約1億2,983万ドル)
◆ 欧州:約1億5,646万ドル(約2億20万ドル)
◆ 複数地域にまたがる援助:約15億4,812万ドル (約15億4,812万ドル)
と、アジアがほぼ40%を占める。
円借款だけで見ると
実績全体の上位10 か国(2010年度)のうち、
東アジア諸国は5 か国(ベトナム、タイ、モンゴル、インドネシア、フィリピン)を占めている。
これだけでもも、東南アジア重視が見て取れる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という訳で、
6年前からボクはベトナムに注目し、
コツコツと商機を狙い人脈を築いてきた。
4月にハノイに店をオープンさせ、
それを機に一気に地元のベトナム人たちとの交流が始まった。
同時に、日本におけるベトナム通の方や
関心を寄せられる方々とのつながりが出てきている。
それらの方々と力を合わせて、これからの展開を図る。
具体的には、両国間におけるビジネス展開と
人的交流が2本柱となる。
そのため現在、11月に訪越する際の行動指針を練っているところだ。
そして、括目すべきは政府のクールジャパン構想の動きだ。
日本政府(経済産業省)は、
「クールジャパン・ワールド・トライアル事業」と銘打って
地域発のクールジャパンの芽商材(地域資源、伝統産業、観光、ものづくり、コンテンツ、ファッション 他)の
海外におけるB to C 市場への需要の開拓を促進するために、
現地における「プレゼンテーション機会の創出」、「異業種交流会」等を実施することを発表した。
経産省によれば、「ジャパコン・ワールド・トライアル事業」とは
■ 事業概要
<事業の目的>
”クールジャパンの芽=地域にあるクールジャパンの商材(地域産品、食、コンテンツ、ものづくり、観光等)”の
海外BtoC市場における需要を把握すること
<事業概要>
2007年以降、
世界金融危機を発端とした世界経済同時不況や円高等の影響を受け、
製造業の空洞化、失業率の悪化など日本の地域経済は疲弊しています。
地域の雇用を確保し、地域経済を活性化させるためには、
今後地域の製造業のみに頼る構造ではなく、
製造業のほかに地域にあるクールジャパンの芽(地域産品、食、コンテンツ、ものづくり、観光等)(以下、「クールジャパンの商材」という。)を活用して、
BtoC市場を獲得する新たな産業を創出することが求められています。
しかしながら、
これまでクールジャパンとして海外に高く評価された製品や地域などはあるものの、
地域経済を支える新たな産業となるまで成長していません。
今後、このような「点」を「面」で稼ぐためには、
地域に点在しているクールジャパンの商材を、
地域経済を潤すまでの新たな産業(クリエイティブ産業)までに成長させることが必要です。
以上を踏まえ、本事業では、海外の重点市場・成長市場である国5~10ヶ所を選定し、
各国において、日本企業の製品・サービスを映像やプレゼンテーション等を通じて現地企業等に対して説明し、
各国の需要等を把握することによってクールジャパンの芽の発掘・連携を促進するための事業を実施します。
また、その様子等を映像化し、
各地域にあるクールジャパンの商材を磨いていくモデルケースとして国内外に情報発信を行います。
なお、クールジャパンの芽の発掘・連携促進事業(プロデューサー人材派遣事業や異業種交流会開催事業等)との連携を視野にいれて、
本事業を行うものとします。
<事業の内容>
(1)発掘連携側面支援事業
海外の重点市場・成長市場である国・都市(6ヶ国)を選定し、
各国において国内異業種交流会参加者を中心とした日本企業の製品・サービスを映像やプレゼンテーション等を通じて、
現地の海外インフラ企業、商業施設、流通事業者、放送事業者及び金融機関等に説明し、
各国の需要等を把握することによってクールジャパンの芽の発掘・連携を促進するための事業を実施します。
ー事業実施国ー
フランス、イタリア、米国、インド、インドネシア、ベトナムにおいて、
海外ビジネス開拓を促進するための各種事業を実施いたします。
(2)事業結果の広報活動
上記事業の実施を通じた、地域資源の海外における高付加価値化および市場形成の可能性をマスメディア等との連携により広く周知し、
クリエイティブ産業創出の可能性についての啓発を行います。
ー事業予定ー
今回は、来年2月〜3月に
上記事業をBSフジ特番『ジャパコンTV・プレゼンツ クリエイティブ・インダストリア』として
全国衛星放送をいたします。
とある。
そして、ベトナムでは
1月ホーチミンシティにオープン予定のイオン・モールに合わせて
そのイオン・ベトナム1号店(ホーチミン)と連携し
2014年1月31日(金)〜2月28日(金)の一か月間
クールジャパン・ラウンジの開設と企業交流会が実施される。
これは行くしかないでしょう。
NPO法人IPAとしてもこの実施に全力を注ぐ覚悟だ。
まずは10月2日(水曜日)、戦略会議を行う。
この流れに乗り遅れてはならない。
いや、この流れをつかむか否かで、人生が決まるといっても過言ではないだろう。
当然海外との交渉が必要となる。
そのためには言葉、特に英語力をつけることを必至である。
その取り組みにもこれまでより一層の努力が要求されている。
さあ、飛び出そう、新天地へ!
現在、そしてこれからも世界で最も発展する地域が東南アジアであることは間違いない。
東南アジアといってももちろん各国で温度差は多少違う。
ASEAN10か国で見てみても、
最も発展しているシンガポール、
それに続くマレイシア、タイは途上国の名を返上しそうな段階だ。
発展途上でまだまだ開発の余地を残すのが、
インドネシアであり、ベトナムであり、フィリピンだろう。
そして、カンボジア、ラオスはそれに続き、
全く未開の国がミャンマーでありバングラデシュといえよう。
ブルネイは小さな王国としてまた独自な立場にある。
アジアに興味を抱く方は多いだろうが、
全く無関心の方を除けば、
ビジネス上で進出を狙う人々は、
ほとんどの方がその方法を模索している段階にいるのではないだろうか。
特に次の二つの疑問を抱いておられるだろう。
① 何をしたらいいのか。
② どうやって進出したらいいのか。
これらを解決するには、誤解を恐れず言えば今が最後のチャンスなのだ。
今進出しないでいつするのか。
国を選ぶのは人それぞれの嗜好と選択基準で違ってきて当然である。
お金に余裕があるごく一部の方は
金融や不動産投資としてシンガポールやマレイシアが向いている。
他の国は、概ねスモールビジネスを目指すのが一般的だ。
日本政府も遅ればせながら東南アジアを最重点地域として政策を立て始めた。
少々古いが、
2009年の日本のODA(政府開発援助)をベースに見ても
実績(支出純額)は、OECD-DAC(注2)加盟国における順位で、米国、フランス、ドイツ、英国に次ぐ第5位だが、
地域別の二国間ODAは以下のとおりとなる。
◆ アジア:約22億1,805万ドル(約77億9,890万ドル)
◆ アフリカ:約14億322万ドル(約15億5,602万ドル)
◆ 中東:約11億8,507万ドル(約5億67万ドル)
◆ 中南米:約1億4,258万ドル(約7億3,270万ドル)
◆ 大洋州:約1億1,190万ドル(約1億2,983万ドル)
◆ 欧州:約1億5,646万ドル(約2億20万ドル)
◆ 複数地域にまたがる援助:約15億4,812万ドル (約15億4,812万ドル)
と、アジアがほぼ40%を占める。
円借款だけで見ると
実績全体の上位10 か国(2010年度)のうち、
東アジア諸国は5 か国(ベトナム、タイ、モンゴル、インドネシア、フィリピン)を占めている。
これだけでもも、東南アジア重視が見て取れる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という訳で、
6年前からボクはベトナムに注目し、
コツコツと商機を狙い人脈を築いてきた。
4月にハノイに店をオープンさせ、
それを機に一気に地元のベトナム人たちとの交流が始まった。
同時に、日本におけるベトナム通の方や
関心を寄せられる方々とのつながりが出てきている。
それらの方々と力を合わせて、これからの展開を図る。
具体的には、両国間におけるビジネス展開と
人的交流が2本柱となる。
そのため現在、11月に訪越する際の行動指針を練っているところだ。
そして、括目すべきは政府のクールジャパン構想の動きだ。
日本政府(経済産業省)は、
「クールジャパン・ワールド・トライアル事業」と銘打って
地域発のクールジャパンの芽商材(地域資源、伝統産業、観光、ものづくり、コンテンツ、ファッション 他)の
海外におけるB to C 市場への需要の開拓を促進するために、
現地における「プレゼンテーション機会の創出」、「異業種交流会」等を実施することを発表した。
経産省によれば、「ジャパコン・ワールド・トライアル事業」とは
■ 事業概要
<事業の目的>
”クールジャパンの芽=地域にあるクールジャパンの商材(地域産品、食、コンテンツ、ものづくり、観光等)”の
海外BtoC市場における需要を把握すること
<事業概要>
2007年以降、
世界金融危機を発端とした世界経済同時不況や円高等の影響を受け、
製造業の空洞化、失業率の悪化など日本の地域経済は疲弊しています。
地域の雇用を確保し、地域経済を活性化させるためには、
今後地域の製造業のみに頼る構造ではなく、
製造業のほかに地域にあるクールジャパンの芽(地域産品、食、コンテンツ、ものづくり、観光等)(以下、「クールジャパンの商材」という。)を活用して、
BtoC市場を獲得する新たな産業を創出することが求められています。
しかしながら、
これまでクールジャパンとして海外に高く評価された製品や地域などはあるものの、
地域経済を支える新たな産業となるまで成長していません。
今後、このような「点」を「面」で稼ぐためには、
地域に点在しているクールジャパンの商材を、
地域経済を潤すまでの新たな産業(クリエイティブ産業)までに成長させることが必要です。
以上を踏まえ、本事業では、海外の重点市場・成長市場である国5~10ヶ所を選定し、
各国において、日本企業の製品・サービスを映像やプレゼンテーション等を通じて現地企業等に対して説明し、
各国の需要等を把握することによってクールジャパンの芽の発掘・連携を促進するための事業を実施します。
また、その様子等を映像化し、
各地域にあるクールジャパンの商材を磨いていくモデルケースとして国内外に情報発信を行います。
なお、クールジャパンの芽の発掘・連携促進事業(プロデューサー人材派遣事業や異業種交流会開催事業等)との連携を視野にいれて、
本事業を行うものとします。
<事業の内容>
(1)発掘連携側面支援事業
海外の重点市場・成長市場である国・都市(6ヶ国)を選定し、
各国において国内異業種交流会参加者を中心とした日本企業の製品・サービスを映像やプレゼンテーション等を通じて、
現地の海外インフラ企業、商業施設、流通事業者、放送事業者及び金融機関等に説明し、
各国の需要等を把握することによってクールジャパンの芽の発掘・連携を促進するための事業を実施します。
ー事業実施国ー
フランス、イタリア、米国、インド、インドネシア、ベトナムにおいて、
海外ビジネス開拓を促進するための各種事業を実施いたします。
(2)事業結果の広報活動
上記事業の実施を通じた、地域資源の海外における高付加価値化および市場形成の可能性をマスメディア等との連携により広く周知し、
クリエイティブ産業創出の可能性についての啓発を行います。
ー事業予定ー
今回は、来年2月〜3月に
上記事業をBSフジ特番『ジャパコンTV・プレゼンツ クリエイティブ・インダストリア』として
全国衛星放送をいたします。
とある。
そして、ベトナムでは
1月ホーチミンシティにオープン予定のイオン・モールに合わせて
そのイオン・ベトナム1号店(ホーチミン)と連携し
2014年1月31日(金)〜2月28日(金)の一か月間
クールジャパン・ラウンジの開設と企業交流会が実施される。
これは行くしかないでしょう。
NPO法人IPAとしてもこの実施に全力を注ぐ覚悟だ。
まずは10月2日(水曜日)、戦略会議を行う。
この流れに乗り遅れてはならない。
いや、この流れをつかむか否かで、人生が決まるといっても過言ではないだろう。
当然海外との交渉が必要となる。
そのためには言葉、特に英語力をつけることを必至である。
その取り組みにもこれまでより一層の努力が要求されている。
さあ、飛び出そう、新天地へ!