マッサージ ラオス編 ４

やたら安易にＯＫといってしまえば、

ボッタクられることは、火を見るよりも明らかだ。



ここは、慎重に。



彼女は、指を２本立てて、

「two hours OK?」

と、初めて英語を口にした。


時間延長をさせたかったのだ。


ならば、ＯＫだ。


彼女は、「メルシーボク」　と今度はフランス語でお礼を言う。

そういえばここも、ベトナムと同じ元フランス領だったのだ。




さて、

いよいよ仰向けになる時がやってきた。

バスタオルを、申し訳程度にかけてくれた。


それがかえって、部分を際立させる。


もうこうなったら、成り行きだ、と居直るしかない。


彼女の手は、すぐに股間へとやってきた。