彼女の思わせぶりな行動が続く。
ボクの心は千千に乱れる。
もはやまな板のコイ、いや、来い? 恋?
成り行きに身を任せる。
しかし、
最後まで彼女の手が核心(?)に触れることははなかった。
落胆と安堵が交錯する。
実は、その時持ち合わせがなかったのだ。
こういう場には、あえて余分な金銭は所持しないことにしている。
だが、振り上げた拳を下ろすタイミングを見失った心境も否めない。
悶々としながら、外に出る。
日はまだ高い。
トゥクトゥクのドライバーが、
見透かしたように、ボクに声をかける。
「レイディー?」
「How much?」
興味本位に聞いてみた。
「こんな時間(真昼間)にやってるのか?」
「いつだってOKさ (Anytime available)」
彼は、卑猥なサインを親指で作りながら、使い慣れた英語で答えた。
さすが癒しの国。
フォローが実によく効いている。
良い国だ、気に入った!ネ。
ボクの心は千千に乱れる。
もはやまな板のコイ、いや、来い? 恋?
成り行きに身を任せる。
しかし、
最後まで彼女の手が核心(?)に触れることははなかった。
落胆と安堵が交錯する。
実は、その時持ち合わせがなかったのだ。
こういう場には、あえて余分な金銭は所持しないことにしている。
だが、振り上げた拳を下ろすタイミングを見失った心境も否めない。
悶々としながら、外に出る。
日はまだ高い。
トゥクトゥクのドライバーが、
見透かしたように、ボクに声をかける。
「レイディー?」
「How much?」
興味本位に聞いてみた。
「こんな時間(真昼間)にやってるのか?」
「いつだってOKさ (Anytime available)」
彼は、卑猥なサインを親指で作りながら、使い慣れた英語で答えた。
さすが癒しの国。
フォローが実によく効いている。
良い国だ、気に入った!ネ。