世界は日進月歩で急速な変化を遂げている。
世の中はドンドン便利になり、
寿命は右肩上がりで伸びている。
ただ、
便利さも、長寿も
必ずしも幸せには直結しない。
便利さを手に入れた代わりに、
身体的機能を退化させ
経済的負担を強いてきた。
健康寿命は、
平均寿命に比べ、
相変わらず10~15年、短い。
だから、長寿は、
むしろ健康不安、経済的不安を煽っている。
何のための便利さ、
何のための長寿なのか。
だからといって
パンドラの箱を開けた以上
後戻りはできない。
長寿は、
健康であっての物種である。
そして、
経済的にも不安があっては心底楽しめない。
さらに、
若さを保てれば
あるいは、若返れば何も言うことはない。
いわゆる「不老長寿」は
人類の永遠の課題であった。
だが、ここで、
長寿の不安を吹き飛ばす技術が
急速に進行している。
そして、ついに
老化とともに衰える神経細胞の「元」を
遺伝子操作で若返らせ、
認知機能を改善することに成功した。
(京都大ウイルス・再生医科学研究所のグループ)
あくまでも、まだマウス段階であるが。
人に応用できる日も必ず来るであろう。
さらに、
「メドベッド」の開発が進み、
「ベイシックインカム」が実現すれば、
老後の経済的不安もなくなり、
健康で「不老長寿」を謳歌することが出来るであろう。
あくまでも、
地球環境が持てばの話しであるが。