カンボジア経済

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農村の保健センター

2008年01月21日 | 社会・風土
 コンポンチャム州の農村の保健センターを見学させていただきました。今回見学したのは、プノンペンの北、約100kmにあるコンポンチャム州、チャムカール・ルウ・ストゥントラン郡のDang Kdar - Omlou保健センターとSopheas保健センター(写真:大変な道路を走破してようやく到着して思わず手を振る先生方)です。

 コンポンチャム州までは、国道6号線、7号線、71号線で約2時間ですが、その先は未舗装路となります、現在は乾季なので、大量の土煙を上げながら走りますが、雨季には、「ニワトリも歩けない」ひどい泥濘状態となり、簡単には病院にも行けなくなってしまうとのことです。

壊れかかった橋


雨季の状態(国立母子保健センター提供)


保健センターでは、育成中の助産師さんたちを、日本からの先生方とカンボジアの経験ある助産師さんが叱咤激励し、技術レベルの向上に努められています。何も無い田舎に寝泊りしながら、現場で奮闘されている日本人の女医の皆さんには、本当に頭が下がります。現場で得られた経験は、カンボジア政府の政策や、助産師さんの育成方針にも反映されていくとのことです。

 少ない予算の中で保健センターに備えている薬品類


 地方の農村を訪れるのは、今回が初めてでしたが、貧困の中にものんびりとした平和な村の風景には、心が癒されるものがありました。

 ソピアス村のメインストリート


 ダンクダー村の学校。「ガイジン」は珍しいようです。


 ダンクダー村の立派なお寺。お祭りに備えて飾りつけが始まっていました。

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