カンボジア経済

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ベトナム国境の町

2008年01月24日 | 経済
 カンボジアは、ベトナム、タイ、ラオスと国境を接しています。最近、国境のひとつであるChurey Thumを訪問しました。プノンペンの南、国道21号線をわずか80km、車で2時間半で、この国境の町に着きます。国道21号線は、道路はおおむね整備を完了していますが、まだ一部木造の橋や仮設橋が残っており、改善が期待されます。
 国境は、小さな川になっており、まだ橋が無いので、小さなフェリー(写真)や船でベトナムと結ばれています。カンボジア各地からの米やとうもろこしが国境を越えて運ばれていきます。国境には、米やとうもろこしを積んだトラックが、列を成しています(写真下)。ベトナムとのつながりでは、もう少し北側の国道1号線が主要なものとなっていますが、こちらの国境の町も、ベトナムのメコンデルタの中心都市カントーに直結する位置にあり、今後の発展を期待させます。国境の川を超える橋については、ベトナム側と共同で架けると言った構想も出ているようです。
 また、この町には、カジノホテルがいくつか営業しており、更に大きなカジノ(写真下)も建設されていました。ベトナムから遊びに来るお客さんも多いようです。



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