カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

モーニングスター「新興国情報」に寄稿しています

2011年08月02日 | 一般
 日本のSBIホールディングスは、カンボジアでは100%出資の「SBIプノンペン証券」と、40%出資の「プノンペン商業銀行」を展開しています。
 このSBIホールディングスが出資するモーニングスター社では、ネットを通じた金融情報提供を行っています。今年1月から、アジアやアフリカ諸国の情報を提供する「新興国情報」のサイトが始まりました。カンボジアについては、カンボジア総合研究所チーフエコノミスト鈴木博が毎週月曜日に寄稿いたします。ぜひ一度ご覧ください。無料です。
 8月1日は「国際司法裁判所がプレアビヒア問題に判決 タイは新政権で対応か」です。

http://www.morningstar.co.jp/news/blog/



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タイと国境未画定の海上油田 共同開発交渉再開の機運高まる

2011年08月02日 | 経済
 タイとカンボジアはプレアビヒア周辺の陸上でも国境について見解の相違がありますが、タイ湾の海上でも領海線について見解が相違しています。両国が領有を主張している「重複主張海域(OCA: Overlapping Claims Area)」の海底には大量の石油とガスが埋蔵されていると見られています。2001年にタイのタクシン政権とカンボジアの間で、OCAの南部地域の石油・ガス開発について、共同して開発することで覚書を締結していました。しかし、タイの政治混乱により、タイ政府は2009年に一方的にこの覚書の破棄を宣言しています。7月3日のタイ総選挙でタクシン派のインラック氏が勝利をおさめ、再びタクシン派政権が生まれることから、カンボジア側では交渉の再開、更には石油・ガス共同開発への期待が高まっています。
 両国はOCAでの採掘権をTotal, Chevron, ConocoPhillips、出光興産等に与えてきています。シェブロンの代表は、OCAは世界でも最良の石油鉱区の一つであると述べ、両国間での交渉進展に期待を示しています。カンボジア国家石油機構は、タイ側との交渉をいつでも再開できる準備ができているとの声明も発表しています。


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