8月25日、国連大学環境・人間の安全保障研究所(UNU-EHS)とBündnis Entwicklung Hilftは、世界リスク報告書2016年版を発表しました。今年の報告書は、国ごとに災害リスクにインフラと物流が与える影響を分析しています。また、世界171カ国の自然災害リスクを、(自然の脅威に)「さらされる可能性」、「脆弱性」、「被害の受けやすさ」、「対処能力」、「適応能力」等の指標を組み合わせた世界リスク指標として取りまとめています。
今年の世界リスク指標のランキングは、災害に最も直面しているという意味で、1位はバヌアツ、2位トンガ、3位フィリピンとなっています。カンボジアは、9位と高いリスクがあると分析されています。(自然の脅威に)「さらされる可能性」は比較的低いものの、「対処能力」、「脆弱性」、「適応能力」でリスクが高いとされています。日本は、(自然の脅威に)「さらされる可能性」が比較的高い(上位10位以内)ものの、インフラと対処能力や適応能力の高さにより「脆弱性」の指標がかなり下がるため、17位となっています。
報告書では、災害時でも、インフラが質量ともに十分整っていれば、洪水や嵐といった自然の脅威がもたらす壊滅的な被害を軽減できるだけでなく、人道支援の供給に重要な影響を与えると指摘しています。
(写真は2011年の洪水。シェムリアップ市内)
国連大学の新聞発表
http://jp.unu.edu/news/news/wrr-2016-inadequate-infrastructure-pushes-up-risk-of-disaster.html
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今年の世界リスク指標のランキングは、災害に最も直面しているという意味で、1位はバヌアツ、2位トンガ、3位フィリピンとなっています。カンボジアは、9位と高いリスクがあると分析されています。(自然の脅威に)「さらされる可能性」は比較的低いものの、「対処能力」、「脆弱性」、「適応能力」でリスクが高いとされています。日本は、(自然の脅威に)「さらされる可能性」が比較的高い(上位10位以内)ものの、インフラと対処能力や適応能力の高さにより「脆弱性」の指標がかなり下がるため、17位となっています。
報告書では、災害時でも、インフラが質量ともに十分整っていれば、洪水や嵐といった自然の脅威がもたらす壊滅的な被害を軽減できるだけでなく、人道支援の供給に重要な影響を与えると指摘しています。
(写真は2011年の洪水。シェムリアップ市内)
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